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あなたがどんなメガネを掛けるかで、市場は違って見えてきます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

JR田町駅(東口)の道沿いには、
桜の木が整然と並んでいるのですが、
今は青々とした葉で覆われています。

桜って、花が咲いているのは
ほんの数週間だけですよね・・。

あとは「木」として黙々と、
「同じ場所」に座しているわけです。

「あっ、桜の木だ!」なんて注目してくれるのは、
4月以外はほとんどありません・・。
(ちょっとかわいそう..)

それに、嵐が来ても、大雨が降っても、
植物は動けませんから、
ただそこにじっとしているだけです・・。

仮に、木に300年、400年の寿命があれば、
生涯のうちで、いったい何回、
嵐、日照り、大雪、洪水、雷などを
経験することになるのでしょう・・。

私たちがマーケットと対峙するときは、
桜の木のように、
自らが【定点】となって、

「世の中の移り変わりを見てやろう!」
くらいの気持ちを持つことが必要です・・。

そう、
地理」という物差しを用いて、広い視野を持つ。
歴史」という物差しを用いて、長い時間軸を持つ。
これがマーケットと長く付き合っていくコツです。

私たちは情報化社会に住んでいるため、
時間軸としては「短い」、
視野としては「狭窄な」、雑多な情報を
まるでシャワーのように浴びてしまいます・・。

はっきり申し上げて、
それらは【偏見に満ちた世界】です。

メディアはバラ色の未来を煽る一方で、
破滅や破たんをセンセーショナルに演出します。
(まるでアメとムチの使い分けのように..)

週刊現代や週刊新潮が描く
「資産防衛術」を真に受けると、
1年の間に、いったい何回金融商品を
買い換える羽目になるのか・・・。

為替のチャートを見ながら
FXのポジションを取る人は、
(極端な話、)年に200回以上、
「買う」or「売る」の判断を迫られます。

短いスパンの情報をいちいち見て、
それによって心を惑わされると、
心がいくつあっても足りません

マーケットとは「ひとつの社会」であり、
市場の変容は、
人の予想を超えたところにあります..。

短いスパンの市場のアップダウンは
予想できないのだと悟れば、

細かな情報を気にするより、
市場と「適度な距離」を保ち、
自分のスタイルに固執するほうが、

(結局のところ)
投資が続けやすくなると気付くはずです・・。

スタイル」という桜の木でもって、
マーケットを俯瞰するくらいの
「大らかさ」が必要なのですね。

市場とは、
人間の恐怖と欲望の鏡ですから、
「ほどほどに」ということを知りません。

市場が下がる時、
正味価値よりも下がりすぎてしまうものであり、
市場が上がる時、
正味価値よりも上がりすぎてしまうものです・・。

マーケットとは(短期的には)
ゼロ歳児のように振舞うのです。
では、長期的に見ればどうでしょうか?

歴史に学ぶまでもなく、
(たとえ時間がかかろうとも)
マーケットはその自律作用により
「正常」に戻っていきます。

突出した出来事が起こっても、
物事は平均に落ち着いていく・・。
いわゆる「平均への回帰」現象が、
マーケットでは広く見られます。

終の棲家について考えるように、
最後の仕事について思いを馳せるように、
あなたはただ、彼方の目的地を思い描いて、
淡々と中道を歩んでいってください。

(私たちは人生の中で何度も
長期投資を実践できるわけではありません..)

長期では驚くようなことはないが、
短期では驚きの連続だ。
 チャールズ・エリス

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