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全天候型ETF?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFというツールは
世界共通の道具ですが、
国や地域によって、その発展のしかたに違いがあります。

お隣の韓国では、
いわゆるブル・ベア型のETFが
ETFの出来高の半分以上を占めています。

また、シンガポールでは
重複上場型のETFが過半を占めており、
(シンガポールから見ると)
ほとんどが外国の運用会社になります。

「ところでカンさん。日本は??」

えー、日本国内で上場しているETFに
これといった特徴はありません。

(と言いますか、)
特徴を挙げるほど、まだ日本では
ETFが普及していないのです…。

アメリカの成功例を単純に日本に当てはめても、
普及はおぼつかないと思います。

日本オリジナルの事情に即して、
日本人の投資家の潜在ニーズを掬い上げる形で
ETFというプロダクトを提案していく必要があると思います。

そういう意味では「バランス型ETF」が
ひとつの突破口になる可能性があるのでは・・。

米国市場に上場するバランス型ETFをいろいろ調べる中で、
「あれ?これ知らないなあ・・」という運用会社を見つけました。

Global Funds という運用会社が、
Global X Permanent ETF」(銘柄コード PERM)の運用を
今年の2月に開始しています。

このETFがユニークなのは、
最初から「All Seasons Allocation」(全天候型ETF)
と謳っているところ..。

経済の状況を「4つのカテゴリー」に分け、
それぞれの状況に最適な「資産」をはめ込むことで
結果として、どんな経済状況下でも「これ1本でOKよ!」
と提案しています。

4つのカテゴリーとは?
「成長期」「後退期」
「インフレ期」「インフレ後退期」

どの資産をはめ込むの?

「成長期」には【株式】を。
「後退期」には【短期国債】を。
「インフレ期」には【金・銀】を。
「インフレ後退期」には【長期国債】を。
(※ 金、銀についてはETFを保有します)

意外とシンプルですね…。

各資産は25%ずつを保ち、
市場予測は行いません。
(まさにどんな状況下でも
ずーっとこれでOKと言っているのです)

しかし、25%の等分にすると、
株式に投資を行うのは1/4のみになってしまいます。

それに、詳細の資産内訳を見てみると、

• U.S. Large Cap Stocks 9%
• U.S. Small Cap Stocks 3%
• International Stocks 3%
• U.S. Real Estate Stocks 5%
• U.S. and Foreign Natural Resource Stocks 5%

U.S. Treasury Bonds (Long-Term) 25%
U.S. Treasury Bills and Bonds (Short-Term) 25%
Gold & Silver
• Gold ETFs / ETCs 20%
• Silver ETFs / ETCs 5%

アメリカドル建て以外の
海外資産」はごくわずかしかありません。

(International Stocks と、
U.S. and Foreign Natural Resource Stocks の一部のみ。また、アメリカ国債が50%になってしまいます..)

おそらく、複数の資産を組み合わせて
「ひとつのETF」を作るという作業は、
アメリカでも発展途上なのでしょう。

(年間経費率は0.49%と低いです。
ファクトシートは【こちら】からどうぞ・・)

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