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SPDR(スパイダー)のTAA的なバランス型ETF


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFというツールはその間口が広く、
好対照な使い分けが出来てしまう道具です。

たとえば、
1.機動的に動かせる「銘柄」的なETF
2.リスク分散に重きをおく「ファンド」的なETF

両者ともETFであることに
変わりはないのですが、
実際の使われ方はまるで違います。

今日は2.のお話です!

ETFでも、投資信託でも、
「バランス型」を提示するということは、

その運用会社にとっては
最大公約数の答えを示す】ということになります。
(なんと言いますか、とても勇気のいることなのです..)

言い方を換えますと、
それぞれの運用会社によって、
【未来の捉え方】が違うわけですから、

もっとバラエティーに富んだ「バランス型ETF」が
登場してしかるべきと思います。

さて、米国には529プランと呼ばれる、
教育資金積立プラン」があります。

たとえば、i シェアーズでは
専用サイトを設けて、
バランス型ETFをPRしています。

あるいは今後は、
401Kプラン(確定拠出年金)も、
バランス型ETFの主要なマーケットになっていくでしょう。

今日ご紹介するバランス型ETFも、
正確に言いますと「ETF of ETFs」になります。

(いくつかのETFを組み合わせて
「ひとつのETF」に仕立てている商品..)

SPDR SSgA Global Allocation ETF(銘柄コード GAL)
当該ETFは4月25日に運用を始めたところです。

このETFの特徴はズバリ、
TAA(タクティカル・アセット・アロケーション)を
標榜しているところです。

つまり、
パーツとなる各ETF(各資産)の割合を
「固定」するのではなく、

マーケットの変化に応じて、
いや、より正確に言うなら、
マーケットの「非効率性」に乗じて、

資産の保有割合を機動的に変えていく
「運用スタイル」を取り入れています。

道具としてはパッシブなETFを用いますが、
運用の実態はアクティブであるのです(ここ、重要)

実は、当該ETFは
SPDR SSgA Active Asset Allocation ETFs
というシリーズの中のひとつのプロダクトです。

実際の運用は、
SSgA(ステートストリート・グローバルアドバイザーズ)内の、
The Investment Solutions Group(ISG)が担当します。

ETFという道具を用いて
TAA(タクティカル・アセット・アロケーション)する、
というのは、

以前、こちらの記事でご紹介した
カナダの運用会社
HAHN Investment Stewards と同じですね。

では、6月13日現在の
SPDR SSgA Global Allocation ETF(GAL)の
配分割合をご紹介しておきましょう。

アメリカ株式        34.70%
グローバル株式      26.45%

アメリカ債券        16.39%
〃 ハイイールド       7.10%
〃 物価連動債券      4.07%

グローバル債券       4.09%

アメリカREIT         5.10%
グローバルREIT       1.01%
コモディティ(金)       1.09%

各資産のほとんどは、
SPDR(スパイダー)のETFで
構成されています。

また、当該ETFは
4半期に一度「分配金」を出します。
少し驚いたのは、
年間経費率が0.35%と意外に低いこと・・。

サイト上の説明文を読むと、
従来型の「ファンド・オブ・ファンズ」のように、

パーツとなる既存のETFの経費 +
器そのもの(GAL)の経費がかかる、
というようにはなっていないようです。

(つまり、継続コストの「二重取り」をしていない、
ということ..)
※ 他の悪名高い「ファンド・オブ・ファンズ」も
見習ってもらいたいものです..。

当該ETFのプロバイダーである
SPDR(スパイダー)による詳細説明はこちらです。

ETFs.jpg




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