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ポートフォリオのリスク許容度とは? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

少なくとも、日本においては、
資産運用を行うことは、けっこう【孤独な作業】です。
??

情報共有や、ため口を言うとか、
互いのよい点・悪い点を批評しあうとか、
そういうことがなかなか出来ないためです。

(気分としては・・・、)
たとえば、あなたがフェンシングをやっていて、
それに真面目に取り組んでいるのですが、

フェンシングを実際にしている人は
きわめて限られているため、
【情報共有】や【共感】がなかなかできない・・、

(それであなたはフェンシングを黙々とする・・)
みたいな状況でしょうか..。

前回、ポートフォリオ管理とは、
―さまざまな資産にそれぞれの仕事をさせ、
それを統合して管理すること。―

と申し上げました。

あなたなりに考えた「ポートフォリオ」で
運用を続けたとしましょう。

しかし、何かのきっかけで
あなたが資産運用に挫折してしまい、
そっと保有する投資信託を解約して、
【運用の現場】から立ち去ったとしても、

誰も・それを・気にしてくれない
という【寂しさ】が、
日本における資産運用には存在するのです。

換言すれば、
あなたが投資を続けようと、止めようと、
そんなことは誰も気に留めていない・・。

したがって、
ポートフォリオ管理においては、
あなた自身が・納得して・維持管理を
「続けられる」ことが何より重要であり、

最初に「悪いシミュレーション」を行って、
自分が許容できる【マイナス幅】を
確認しておく必要があるのです。

では、
ポートフォリオ構築の実際についてです。
ポートフォリオは
「安全資産」と「リスク資産」に分かれます。

投資信託を用いて、
国・地域の分散、資産の分散を行ったとしても、

(最悪の1年に遭遇した場合)
「リスク資産」部分が30%~40%減ってしまうことは、
あり得ることです。

2008年のリーマンショックの頃を
思い出してみてください。
実際に、先進国株式市場は(市場平均で)
2008年の1年間に40%程度下落してしまいました。

新興国株式市場は
2008年の1年間に50%以上下落しています。

リスク資産部分に
「外国債券・REIT・コモディティ等」が入ったとしても、
【最大損失幅】として

マイナス40%」程度を見積もっておくことは
決して大げさなことではありません。

一方、「安全資産」はシンプルに、
名目上「減らない資産」です。

自身の「リスク許容度」から、
「安全資産」と「リスク資産」の割合を
決めることができれば、

ポートフォリオ作成の50%は
終わったも同然でしょう。

具体例 その2)

安全資産30%
日本債券ファンド
    
リスク資産70%
海外債券ファンド   20%
日本株式ファンド    5%
海外株式ファンド(先)20%
海外株式ファンド(新)25%

この具体例も、
シンプルなポートフォリオなのですが、

ポートフォリオには必ず
三つの視点」があることを覚えておきましょう。

◆ ひとつ目は、今日お話している
「安全資産」と「リスク資産」いう区分けです。
「安全資産」30% 「リスク資産」70%

◆ ふたつ目は、「株式」と「債券」という区分けです。
「株式」50%  「債券」50%

◆ そして三つ目が、
「円建て資産」と「外貨建て資産」という区分け。
「円建て資産」35%「外貨建て資産」65%

一見シンプルに見えるポートフォリオも、
【3つの視点】から構造上のバランスを保っているのです。

投資とは、
金融商品を売ったり買ったりすることではありません。
投資にかける壮大な時間のうち、

99.99%は待ちの時間、すなわち
ポートフォリオの維持」という、
超退屈なメンテナンス作業なのです・・。

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