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海外ETF直近1年リターンランキング(2011年6月末~2012年6月末)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日の「国内ETF直近1年リターンランキング」に続いて、
本日は「海外ETF直近1年リターンランキング」です。
(2011年6月末~2012年6月末)

このモーニングスターのランキングがユニークなのは、
日本の証券会社を通じて購入可能な、
米国市場、香港市場等に絞って
海外ETFのランキング付けを行っている点でしょう。

では、さっそく見てみましょう。
(ここでは、市場価格の1年の騰落率で
ランキングを見ていきます)

1 iシェアーズ・バークレイズ 米国国債 20年超 ファンド
 35.72%
2 iシェアーズ MSCI フィリピン・
インベスタブル・マーケット・インデックス・ファンド 21.50%
3 iシェアーズ・NASDAQ・
バイオテクノロジー・インデックス・ファンド 20.59%
4 iシェアーズ・バークレイズ 米国国債 7-10年 ファンド 13.83%
5 パワーシェアーズ・QQQ・トラスト・シリーズ1 11.82%

6 SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF 11.67%
7 iシェアーズ MSCI タイ・
インベスタブル・マーケット・インデックス・ファンド 10.60%
8 iシェアーズ・バークレイズ 米国TIPS ファンド 10.32%
9 iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド10.04%
10 iシェアーズ・ダウ・ジョーンズ・
米国不動産・インデックス・ファンド 8.81%

11 iシェアーズ ダウ・ジョーンズ
好配当株式インデックス・ファンド 8.76%
12 iシェアーズ JPモルガン
米ドル建てエマージングマーケット債券ファンド 8.71%
13 iシェアーズ・ バークレイズ 米国クレジットファンド 8.11%
14 iシェアーズ・S&P・
グローバル生活必需品セクター・インデックス・ファンド 6.71%
15 バンガード・米国トータル債券市場ETF 6.38%

16 iシェアーズ・iBoxx
米ドル建てハイイールド社債ファンド 6.26%
17 iシェアーズ・バークレイズ 米国総合債券ファンド 6.15%
18 iシェアーズ ・S&P
グローバルテクノロジーセクターインデックスファンド 5.75%
19 SPDR S&P 米国高配当株式 ETF 5.16%
20 SPDR バークレイズ・キャピタル・ハイ・イールド債券ETF 5.13%

皆さん、意外に思いませんか?
上位20銘柄のうちの半分、10銘柄が債券ETFです。
(株式ETFは8銘柄、残る2銘柄が不動産です・・)

1位の iシェアーズ・バークレイズ 米国国債20年超ファンドは、
銘柄コード「TLT」 年間経費率は0.15%です。

1年前の米国長期金利はまだ3%を超えていて、
今は1.5%を切っていますから、
金利水準が「半分」になっているのですね。

とすると、
それだけ長期国債の価格も上がっており、
(為替差損が多少あったとしても)
プラス35.72%のリターンは頷けるものです..。

このランキングで、
債券が半分を占めるということは、
それだけ「株式の市況」が悪かったということでもあります。

ところで「債券の役割」っていったい何なのでしょう?
「株式」が悪いという状況に備えて
そもそも「債券」は保有されるわけですから、

・資産運用を「ポートフォリオの管理」と認識し、
・株式、債券を組み合わせて運用の見取り図とすることは、
やはり投資の【鉄則】と言えます。

もうひとつ、
ランキング上は、債券ETFのほとんどが
「アメリカ債券ETF」となっていますが、

これは、日本で購入できる
「債券ETF」に限りがあることと関係しています。

この1年は景気が弱含みし、
世界的に「金融緩和のトレンド」でしたから、

品揃えとして、海外債券ETF(1ヶ国ベース)
海外債券ETF(地域ベース)、そして
1ヶ国ベース、地域ベースで短期、中期、長期国債、
社債、MBS、物価連動債など、
多彩な債券ETFが存在していれば、

「アメリカ債券ETF」以外の債券ETFも
ランクインしていたことでしょう・・。

2位に、
iシェアーズ MSCI フィリピン・
インベスタブル・マーケット・インデックス・ファンド
(銘柄コード EPHE)が入っています。

また5位に、ナスダック100との連動を目指すETFが、
そのナスダック市場の中で、
バイオテクノロジー関連の企業を集めた「業種別ETF」が、
3位にランクインしています。

業種別という意味では、
第10位の不動産ETFも一種のセクターETFですし、

14位には、「グローバル生活必需品セクター」、
18位には「グローバルテクノロジーセクター」が
ランクインしています。

また、株式ETFの中で
高配当ETF」がランクインしているのも特徴的でしょう。

高配当株式で指数を組成することは
「ファンダメンタルインデックス」の一種であり、
今後は、1ヶ国ベース、地域ベースで
多彩な「高配当株式ETF」が購入可能になることを期待します。

補足)

海外ETF、特に米国市場に上場するETFを売買する際、
円をドルに替える手間が問題となっていましたが、
SBI証券では「円貨決済」が可能になっています..。

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