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i シェアーズMSCI フロンティア100インデックスETF、もうすぐ登場か・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは昔からフロンティアという言葉が好きです。

フロンティア(未開の荒野)にはふたつの意味があります。
ひとつは、私たちの心の中の荒野。
そしてもうひとつは、実際の世界の荒野です..。

昔は、日本の中のみで、
日本の株や債券や不動産に投資するのが精一杯でした。
(と言いますか、
それしか「選択肢」がなかったわけです..)

今、21世紀の世の中となり、
国際分散投資が当たり前の時代となりましたが、

「あれ? すべての投資対象は出尽くして、
もう飽和状態になっちゃったんじゃないの?」
という声も聞こえてきます。

(いえいえ、そんなことはありませんよ)

MSCIの世界の区分けによると、
新興国地域(エマージング・マーケット)の下に、
フロンティアマーケットが、
未開の荒野として広がっています。

指数としては2007年12月から
「MSCIフロンティアマーケット指数」が存在しましたが、

この物差しを用いて実際
インデックス・ファンドやETFを組成するには、
さまざまな問題が横たわっていました。

外国人投資家に投資制限があったり、
個々の銘柄(株式)について、
流動性が十分確保されていなかったり・・。

金融商品を作る側にとっては、
構成銘柄を買い付け、
指数との連動性を維持させるために、
想定以上のコストがかかってしまうわけです。

以前にこのコラムでも、
ETFとは、
指数提供会社と運用会社(プロバイダー)の
【合作】なのです、とお話しました。

実はMSCIが今年の4月に
MSCI フロンティア100指数」の算出を開始しています。

えっ、なんのために?
もちろん、
「MSCI フロンティア100指数」に連動する金融商品を
後方支援するためです。

コチラのMSCIのリリース(PDF)をご覧いただくと、
もう、名指しで
i シェアーズMSCI フロンティア100インデックスETFについて
言及しています。

実は、
i シェアーズMSCI フロンティア100インデックスETFは
すでにSECに上場申請済みであり、
あとは認可を待つばかりです。

(ブラックロックにとっても、
MSCIフロンティアマーケット指数に連動するETFより、
MSCI フロンティア100指数に連動するETFのほうが
プロダクトとして作りやすいのでしょうね..)

ただし、問題もあります。
コチラのMarket Watchの記事によりますと、

MSCIフロンティア100指数そのものが、
特定の国々に構成が偏っているとのこと・・。
記事によりますと、
クウェート、カタール、アラブ首長国連邦の株式だけで
構成比率の約59%を占めているらしい・・。

(ちなみにわたしの関心が高い
ベトナムの構成割合は2.2%程度..)

それでも、大手運用会社が
フロンティア100指数に連動するETFを組成する意味合いは
大きいと考えます。

投資家にとって純粋に
「選択できるアセット(資産)種類」が増えるからです・・。

○ 5年後には、個人のポートフォリオで、
先進国株式
日本株式
新興国株式
フロンティア株式 という「資産配分」が
普通になっている可能性がありますね..。

(実際にMSCIフロンティア100インデックスETFが
米国市場に上場した際はまたレポートしたいと思います..)

追記)

今後は、
先進国株式・新興国株式・フロンティア株式の間で、
たとえば、
カタール、アラブ首長国連邦が「新興国」に移動、

韓国、台湾が「先進国」に移動、
また、ギリシャ、ポルトガルが「新興国」に移動、というような、
クラス間の移動】が活発になるのではないでしょうか..。

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