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あなたはその商品を自分の親や子どもに勧められますか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たとえば、ピザが好きでたまらない吉村さんが、
イタリアのナポリまで行って「本場のピザ」を食べ、

「ああ、ぼくも自分にしか作れない究極のピザを作りたい!」
という気持ちが高じてしまい、
結局、ピザ屋さんのオーナーになってしまった・・。
そんなストーリーはそこそこあると思うのです。

売る商品が、
ピザであろうと、超小型スピーカーであろうと、
心理カウンセリングであろうと、
その【】を極めて、
お客様にできるだけ品質の高いものをお届けしたい・・、

仕事というものは、
(それがどんな仕事であれ)
多分に【職人気質の部分】を含んでいるのではないでしょうか。

しかし、29歳まで資産運用と無縁だった
わたしから申し上げると、
どうも【運用業界】というところは、ちょっと違うのです。

「その道を極めて、
お客様にできるだけ高い品質のものをお届けしたい・・」
という気持ちに、まず欠けています。

どちらかというと、
暗く、陽の当たらない場所で、
いくぶん申し訳なさそうに、

自らが売るべき【商品】を、
こそこそと作っては売り、作っては売りを
繰り返しているような気がするのです。

そして、運用商品の「作り手」「売り手」の、
今お話したような本質的な暗さを、
買い手」である投資家もどこかで引きずっていて、

儲かることを求めてこんな【商品】を買うわたしは・・的な、
ちょっと後ろめたい雰囲気がどことなく漂っているのです。

上記の風景を17歳の女子高生が観たら、
うわぁ、キモい。。」と言いそうですね・・。

なんかおかしくね?
えっ、あんたら運用が好きなんでしょ?

あんたらの仕事は、
お金を預けてもらって、
それで運用していくことなんでしょ?

あのさあ、
お客のお金を殖やしていくことに喜び感じてる?

大きくするものが、リンゴじゃなくて、
たまたまお金なんでしょ。
別にまっとうな仕事じゃん・・。

えっ、なんか後ろめたさとかあるの?
それなりの報酬をもらうのは、別にどの仕事でも一緒じゃん。
なんでそんな暗い顔すんの?


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あのさ、ピザ屋のオヤジは
美味しいピザを食べてもらうことに喜び感じてるよ。
美味しいビザ作れば、お客も増えるじゃん。

超小型のスピーカーを作ってる社長は、
自分の子どもや孫にも
そのスピーカーで音楽聴いてもらいたいと思ってるよ。


えっ、あんたって、
自分が作っている、なに? 金融商品っていうの、
それを自分の親や子どもに勧めたいと思わないの?


うそっーー。マジ、それヘンだよ。

じゃあさあ、
自分が作っている商品、誰のために作ってるの?
ほんとはお客に持ってほしくないものを作ってるの?

それってヘンじゃん。
そんな商品、長く持たないよ。
ていうか、あんたの業界ちょっとおかしいよ・・。

<ここから、わたくしカンに戻ります・・>

たしかに、「運用商品」は
ピザや超小型スピーカーに比べると、
その商品を買った【効き目】が現れるのに
時間がかかってしまいます。

(はっきり言うと、
効き目がうまく現れないケースもあるわけです)

でも、それは
「心理カウンセリング」でも同じですね。

では、「運用商品」と
「心理カウンセリング」の違いってどこにあるのか?
誠意? 正直さ?

文字に↑してしまうと硬く聞こえますが、
別に上記は特別なことではありません・・。

仮に、
心理カウンセリングというサービスが、
作り手にとって都合よく作られ、
お客様に都合の悪い事柄を巧妙に隠しながら
サービスを実施しているとしたら、

(さっきの女子高生ではないですが)
そんなの続くわけないじゃん、
になってしまいます。

当たり前に戻りましょう・・】

金融商品の作り手、売り手の皆さんへ。

あなたが携わっているその商品、
あなたは自分の親や子どもに勧められますか?

金融商品を買おうとしている皆さんへ。

あなたが今、手に取っているその商品、
あなたは自分の親や子どもに勧められますか?

これって、
商品の作り手、売り手、そして買い手にとって、
根源的な質問だと思います。

(おそらくNOと答える人の割合が高いほど、
そのフィールドは病んでいると思います..)

わたしは自分が持っている、
たとえば、SMT新興国株式インデックス・オープンを、
自分の妻に勧められます。

(もちろん妻が運用に興味を持ち、
さまざまなリスクを背負うことに納得したら、
という前提付きですが..。)

なぜなら、自分が保有する商品は
完璧ではないにしても、
かつ、儲かるかどうか100%確約はできないとしても、
現時点で「良い商品」であることに疑いがないからです。
(そこには正直さ、透明さが感じられます..)

金融の商品も、
【商品】であることに変わりはないのです。

似顔絵




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