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低ボラティリティETF、3つのタイプとは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨年は世界的にマーケットのアップダウンが大きく、
(= 価格変動の振れ幅が大きかったため)、
米国では「低ボラティリティ型のETF」が流行しました。

投資家のニーズに応えることが、
金融商品の使命であるとするなら、
このような低ボラティリティ型の商品ニーズは
普遍的に存在するといえるでしょう。

「じゃあ、低ボラティリティ型のETFって
どうやって作っているの?」
という疑問が湧いてきませんか・・。

実はETF Trendsのトム・リンドンさんが
この疑問に応えてくれています(参照記事はコチラ

たとえば、i シェアーズでは、
低ボラティリティ型のETFを
「Minimum Volatility」と定義付けています。
具体例を挙げてみましょう。

i シェアーズMSCI エマージングマーケット・
ミニマムボラティリティETF
(EEMV)

当該ETFは価格変動の振れ幅が小さい
新興国株式をピックアップして運用を行います。
(MSCI エマージングマーケット・
ミニマムボラティリティ指数というものがあるのです)

組入れ銘柄は1月4日現在、212銘柄であり、
i シェアーズMSCI エマージングマーケットETF
(EEM)に比べずいぶん少ない印象ですね。

また、
PowerShares S&P 500 Low Volatility Portfolio
(SPLV)も同じ主旨のETFであり、

S&P500に採用されている企業500社から、
直近1年間でもっとも価格変動の振れ幅が小さい100銘柄を
ピックアップしています。

このタイプは、
1. 価格変動の振れ幅が小さい
(= ボラティリティが低い)
株式に投資するタイプのETFです。

次に、
2. 株式とキャッシュを組み合わせるタイプがあります。

あっ、これはもしかすると、
あなたもご存知かもしれませんね。

具体名を挙げますと、
国内ETFとして上場する、
MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信(1574)
MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信(1567)が該当します。

これらのETFは、
TOPIX(トピックス)と
現金部分の投資割合を変化させることで、
価格変動の振れ幅(ボラティリティ)を
年率10%、ないし5%に抑えることを目指しているのです。

また、
Direxion S&P 500 DRRC Volatility Response Shares
(VSPY)も、同じ主旨のETFです。

そして、
3. 株式とVIX先物のコールオプションを組み合わせるタイプ
もあります。

具体例でいいますと、
First Trust CBOE S&P 500 VIX Tail Hedge Fund
(VIXH)
PowerShares S&P 500 Downside Hedged Portfolio
(PHDG)が当てはまります。

当該ETFはS&P 500と
VIX先物のコールオプションを組み合わせ、
ボラティリティを抑える仕組みを作っているのです。

投資家のニーズがあるところに、
金融商品が宿ると考えれば、
ETFの隠れた潜在可能性は、
まだまだ大きいといえるでしょう..。

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