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「夫と妻」から「パートナー」に至るまでの長い道のり ← (まだ途中ですが。)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

村上龍さんのエッセー本
「無趣味のすすめ」の中に、
次のようなくだりがあります。

―日本社会では、
夫婦が人生のパートナーであるという認識が、
まだ薄いような気がする。―

今年45歳になるわたしは、
(ようやく)上記文章に
フムフムと頷けるようになりつつあります。

少なくとも、
30代半ばに至るまで、
わたしの中の夫婦像はズバリ、
夫と妻」でした。

よく、昔のテレビドラマであるじゃないですか。
「良子さんを必ず幸せにしますから!」
みたいな・・。

男が稼いで、家族を養う・・。
女は家の中を取り仕切る・・。
わたしも若いときはそう思っていました。

わたしの実家では母親が専業主婦で、
文字通り、
家事一切を取り仕切っていました。

父親は、男は黙って・・のタイプで、
「おい、○○くれ」
「おい、ビール」という人でしたから、

男性が稼いで、家族を養う。
女性は家の中のことを取り仕切る。
という【ロールモデル】が、
幼い頃から染み付いていたように思います。

ですから、
今の妻と付き合っているときに
「結婚しても仕事は続けるから・・」
と言われた時、

新たな環境に適応する生き物のごとく、
「ここは順応していくべきなのだろうなあ..」
と思ったものです。

(恥ずかしながら)、
わたしは結婚するまで、
自分でアイロンをかけたことすらありませんでした。

(恥ずかしながら)
結婚してはじめて、

洗濯機を回し、洗濯をし、
洗濯物を干し、
掃除をし、洗い物をし、

バスマジックリンを買いに行き、
小松菜や、ブタばら肉や、
だし醤油を手に入れるという「行為」を
きちんと行えるようになったのです。

これらは(わたしにとって)
まさに【新たな体験】でした。

お互いが仕事をする。
お互いが家事を分担するという【新事実。】

たとえば、
もし、買いたいものがあるなら、
何を優先させ、
それにどれくらいお金を使うのか、

【相談して】
ふたりで【話し合って】から決める・・。

呼ばれた結婚式のご祝儀に
いくら包むのか、
どんな布団を買うのか、

サランラップとクレラップは
どちらにするのかといった
細々した「決め事」も、

逐一【相談して】
ふたりで【話し合って】決める・・。

このような「協同作業」に
少しずつ慣れていくことが、
すなわち、
わたしにとっての結婚生活であったのです。

結婚前の自分と比べてみると、
「けっこう変わったなあ・・」
と実感しますが、

実はそんなに
高尚な理由があったわけではありません。

わたしが変わることが出来たのは、
おそらく「経済的な理由」からです。

(恥ずかしながら、)
結婚当初はわたしの収入のほうが
うんと少なく、

実際問題、
【夫婦共働き】でないと
やっていけなかったのです。

家事を分担し始めたときの心境は、
(正直言って)
【これくらいはやらないといけないだろうな。】
というものでした。

ここがまさに、わたしの「出発点」です。

【夫婦共働き】でないとやっていけないから、
お互いが仕事をする。
(そして、)お互いが家事の分担をする。

きわめてシンプルな「帰結」ですね。

ただ、実際動いてみると、
家事の分担を通じて、
互いが家に「お金」を入れるという行為を通じて、

少しずつ、
【僕たちってパートナーなのかなあ・・】
という思いが芽生えてきたのです。

仮に、結婚当初から
わたしにそれなりの収入があったら、
(わたしは)こんなには
変われなかったかもしれません・・。

今は、変わることが出来たことに対し、
素直に「感謝」しています。
(アイロン掛けも好きになりましたし・・笑)

ともに暮らすという共同生活の中では、
【ふたり合わせて、一人前なんだ】
とつくづく感じています。

つまり、
【夫】【妻】という役割を演じる、
別々のふたりが居るわけではなく、

【生活を成就させる最小共同体】の中で、
ふたつの要素がうごめき、
互いが微妙に絡み合って、

ようやく「ひとつのモノ」を形作っている・・、
みたいな感じです。

(0.5パートナー + 0.5パートナー
ふたり合わせてやっと「1」になるイメージ..)

そして、
結婚当初は少なからず残っていた、
「オレについて来い」とか、
「君を絶対幸せにする」という考え方、

つまり、
男性にありがちな【固定観念】は、
結婚生活を続ける中で、
自然と消えてしまいました・・。

わたしの実感としては、
「オレについて来い」よりは
⇒「一緒に歩もう」ですし、

「君を絶対幸せにする」よりは、
⇒「一緒に幸せになろう」という
気持ちになっています..。

上記の【価値観の転換】は、
今振り返ってみても、
わたしにとって180度旋回するような
大きな出来事でした。

最後に、
資産運用的に見ても、
【夫婦共働き】、
【家事の分担】は合理的です。

家庭の収入源を「複数化」しておくこと、
また、双方が家事に精通していることは、
不測の事態が起こった場合の
リスクヘッジとなりますから..。

(わたしは資産運用アドバイザーとして、
断然「ダブルインカム」「家事シェア」を
お勧めします・・)

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