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個人金融商店って、どうやって始めるの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたの前に
ファイナンシャルプランナーが現れたとします。
いや、
フィナンシャルアドバイザーですと言って
笑顔を振りまいているとしましょう。

いや、その人から、
マネーアドバイザーという名刺を渡されたとしましょう。

あなたがまず見ないといけないのは、
その人が、【お金の相談業】をしているのか、
【金融商品の販売業】をしているのかということです。

(どちらが良い・悪いという問題ではありません)

たとえば、わたしは
晋陽FPオフィスという事務所を主宰しています。
自分では【個人金融商店】だと思っています。

同じ「個人金融商店」でも、
同じ「ファイナンシャルプランナー」でも、

【お金の相談業】がメインなのか、
【金融商品の販売業】がメインなのか、
人によって異なっています。
(「色合い」が違うといってもいいでしょう)

これも、良い・悪いの問題ではありません。

わたしは
「金融サービス業」という大きな範疇の中に、
【お金の相談業】も、
【金融商品の製造業】も、

【金融商品の販売業】も、
【金融商品の保管業】(実物、データとも)も
全部含まれると考えています。

(どれにも普遍的なニーズがあり、
かつどれも必要不可欠な仕事です)

ただ、わたしがやらせていただいている
【お金の相談業】は、
(他の金融サービスと比して)

たとえば日本の高度成長期には
存在しない類の仕事でした。

ひと言でいうと、
【お金の相談】というニーズが興るためには、
世の中がある程度多様化し、
かつ高度化している必要があります。

誤解があるかもしれませんので、
注記しておきますと、
これは私たち消費者が持っている
お金の「多い・少ない」の話ではありません。

【お金の用い方】の多様化があることが、
【お金の相談業】の顕在化につながるのです。

じゃあ、お金の用い方、
お金の扱い方が多様化するって
どういうことなのか・・?

それは、
「人が成熟すること」と関係があると思います。
(人の人生がより「自由」になり、
「選択肢」が増えている状況ですね・・)

私たちは【お金の潜在可能性】について、
少なくとも(私たちの両親の世代よりも)
真剣に、かつ広範に
考える必要に迫られています・・。

(たとえば、今ある400万円のうち、
・いくらを直近の消費に充て、
・いくらを貯蓄に充て、
・いくらを遠い未来に消費する用(投資)に充て、

また、
・いくらを万一の保障に充てるのか・・、
これらをすべて、
今後の時代状況を頭に置きながら、
【決定】する必要があるのです)


つまり、
○ 【お金の相談業】というニーズは、
 「時代の産物」であるといえるでしょう..。

あなたは
自分の価値観、生き方にふさわしい
「お金の用い方」を、
どう決定すればよいかに【悩んでおり】、

前にいるアドバイザーらしき人に、
その「具体的な解決策」を
提示してもらいたいと思っています・・。

この、
【お悩みがある】⇒【解決策を具体的に提示】
というのが、
お金の相談業」の本質であり、

そのあとに、
(たとえば、金融商品を扱っている人が)
金融商品をお客様に購入してもらう・・
というのは、付け足しにすぎないと考えます。

・・・・・

「付け足しにすぎないと考えます。」
という言い方をすると
誤解を生むかもしれませんが、

少なくとも、↑当オフィスでは
そのように考えています・・。

「いやいや、カンさん。ちょっと待って!
わたしは
【金融商品の販売】をしていますが、
お客様の「相談」にもちゃんと乗っていますよ・・」

という人もいるでしょう。

その人にとっては、
サービスのウェイト、つまり、
付加価値の【比重】というものは、


【金融商品の販売】>【お金の相談業】
であるのではないでしょうか・・?

(実際、報酬として入ってくるお金も、
おそらく
【金融商品の販売】>【お金の相談業】
だろうと思われます・・)

ここも、誤解が生じる可能性があるので、
申し上げますと、

付加価値の「比重」として、
【金融商品の販売】>【お金の相談業】が
「良くない」と申し上げているのではありません。

【金融商品の販売業】というサービス、
その付加価値の大きさ、

【お金の相談業】というサービス、
その付加価値の大きさ、

どちらが大きいかを決めるのは
・・「お客様」自身なのです(ここ、重要!)

わたしは12年間、
自分にそう言い聞かせて、
【お金の相談業】を営んできました。

【お金の相談業】というからには、
自分がひとつの悩みに執着しているときに、

自分が思いもつかない、
「森全体」、つまり俯瞰された
「マネー地図全体」を提示してくれ、
ここの部分の考え方を、

ほら、こう変えたら、
枠組みがこんなふうに変わって、
まったく違った景色が見えてきますよ、
と「提案」して欲しいと願っているのです。

【お悩みがある】⇒【解決策を具体的に提示】
の部分に、

あなたが付加価値を認めるのか、
金銭を支払ってよいと思えるかどうか、
そこがもっとも重要です。

あなたが
【お悩みがある】⇒【解決策を具体的に提示】
の部分に、

付加価値を認め、
金銭を支払ってよいと思えたときにはじめて、
「お金の相談業」が成り立ちます。

(少なくとも、
「お金の相談」部分を 無料 にしているのは、
「お金の相談業」ではないと断言できます..)

そういう意味で、
このビジネス【お金の相談業】はまだ黎明期にあり、
イメージとして
昭和40年代のイタリア料理に近いと思います。

(まだ、多くの人がその存在を知らず、
かつその付加価値もまだ十分認識されていない・・)

サービス提供側からすると、
まだ昭和40年代のイタリア料理ですので、

【お悩みがある】⇒【相談受けますよ】
⇒【解決策を提示します】の部分を、

「無料」の形で行ってしまったほうが、
あるいは「安価」でしてしまったほうが、

個人金融商店としては、
手っ取り早いというか、
楽な部分があると思います..。

(利益は金融商品の販売で上げればと考えてしまう)

しかし、それを行う限り、
「お金の相談業」という
産業は発生しませんし、
質の向上も起こりえないのです..。

【個人金融商店】を始めるうえで、
上記の理解はたいへん重要であると考えます。

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