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わたしの主張(ボブ編)

皆さん こんにちは、ボブ です。
僕はアメリカのセントルイスに住んでいます。

そうです、
俳優 ケビン・クライン の出身地です。
(ん、誰も知らない?)

「トム・ソーヤーの冒険」の舞台になった
ハンニバル という町が近くにあります。
(そう言えばわかるかな?)

まあ、それはさておき(笑)、
僕の仕事は ファイナンシャルプランナー です。

今日は 日本にいる カン という
ファイナンシャルプランナー と
テレビ電話で「ディスカッション」する
予定になっています。

カン
「こんにちは、ボブ。久しぶりです。

ところで今日は【相関関係】
(ふたつの投資対象の「値動き」が
異なる度合いのこと)について
話をしたいと思います」

ボブ
「カン、こっちこそよろしく。
 どんなことでもどうぞ!」

(ちなみに【相関関係】が低い とは)
ふたつの投資対象の「値動き」が
異なる度合いが高い ということ・・。

カン
「この20年くらい グローバリゼーション が進んで、
世界マーケットの【相関関係】が高くなっています。
(「いちば」の値動きが 似通ってきている?・・)

わたしとしては【分散投資のメリット】が
薄れてきているのでは?
と危惧するのですが、ボブ はどう思われますか?」

< 参照例 >
S&P500 と MSCI EAFE
(過去5年間の 相関関係)

ボブ
「んー、難しいところだね。

そもそも【相関関係】には
一貫した「トレンド」があるわけではないんだ。

例えば、資産A、資産B の【相関関係】は
中期のスパン で変わり得る。
短いスパン では
劇的に変動することもあるんだ。

さっき例に挙げてくれた
S&P500 と MSCI EAFE でいうと、

1996年ごろから
【相関関係】が高くなっているのは事実だ。

しかし だからといって、
保有資産 の 多様化(= 国際分散投資)に
意味がなくなったとは思わないね」

(上の例 でいうと)

アメリカ大型株式 と ヨーロッパ大型株式、
このふたつの「値動き」が似通ってきたのは、
「グローバル企業」の肥大化と関係がある。

「グローバル企業」が
製造、販売、マーケット を巡って、
あるいは 輸送手段、資金調達 を巡っても
世界各地で激しい【競争】を繰り広げているからね。

(今後のことを予測すると)
大企業 に関していえば
【相関関係】はより高くなっていくと思うよ」

カン
「じゃあ、分散投資の意味が・・」

ボブ
「まあ落ち着いて、カン。

例えば 小型株式 や バリュー株式 は
( ← 僕が言っているのは 指数 としてだけど)
国内市場 により強い影響を受ける。

つまり、グローバル企業を冠した「指数」との
【相関関係】は低いというわけだ。
道具 はまだまだたくさんあるってことさ・・」

カン
「じゃあ、
 ちょっと視点を変えたいと思います。

今も 円ドルレート は結構動いているんだけど、
この3、4年(特に)
為替レートの ボラティリティ が
高くなっています。

国際分散投資 を行う上で
【為替レート】は
どんなインパクトを持っているのだろう?」

ボブ
「んー、これは
 アメリカ人がいちばん苦手な問題だね(笑)

まあ、通貨の価値 を予測することは
A社の株価 を予測するのと同じくらい難しい・・。

(これが前提だけど)
例えば、国際的に分散投資された
「株式ポートフォリオ」の場合、

A通貨 が下がれば、
B通貨 が上がることがある。

あるいは B通貨、C通貨 とも
下がることもある。

(ただ)すべての通貨価値が
一方的に「下がる」というのは考えにくい・・。

だって為替レートは
複数通貨の「相対的な関係」で決まるものだから。
(一方が上がれば、他方が下がる。その逆もしかり・・)

ということは、
【為替レート】のボラティリティ自体 が高くなっても、

株式ポートフォリオ に対する影響は
(われわれが思っているほど)
大きくはない ということ・・。

(当然、自国通貨の下落に対しては
 ヘッジ になるし・・)

(これは質問の主旨からはそれるけど)

■ 外貨 を持つ時は
 「株式」を保有することを通じて 持つ。
  これが基本的な考え方だと思うよ。

カン
「なるほど・・。どうもありがとう」



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