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北浜流一郎さんの推奨を見て、ネット証券でETFをトレードする個人投資家が増える必要アリです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

4日の木曜日は
S&Pダウ ジョーンズインデックスが主催する
「第5回ETFコンファレンス」に出席し、
ETFについてさまざまな角度から勉強してまいりました。

当日のレジュメ、資料を読み返し、
追々このブログを通じて、
ブラッシュアップをしていきたいと思っています。

とりあえず、一点触れておきたいのは、
ETFというツールは、個人投資家にはまだ
ほとんど広まっていない】という点です。

昨日、最後のパネルディスカッションのところで、
イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの
小松原宰明さんが、

「ETFの普及度を1日(24時間)でたとえるなら、
まだ、4時か5時頃で、
ようやく夜が明けてきた段階」という言葉が、
とても印象的でした。

個人投資家にETFというツールを紹介し、
啓蒙していく中で、
なにがもっとも足りないのか・・。

それは、投資家の種類別の、
細やかなアプローチであるとわたしは思います。

プロの投資家、
「機関投資家」を例に挙げましょう。

たとえば、証券会社の自己売買部門では、
ETFを自分たちの投資ポジションの
「つなぎ」として、

数時間保有したり、
数日保有したりということを日々行っています。
(もちろん、メインツールとして
ETFを売買することもあるでしょう・・)

あるいは、地方銀行などでは、
定期的な配当を求めて、
ETFを自分たちの資産運用に活用しています。
(例 東証REIT指数連動のETFなど)

この場合、決算期を睨んだ運用となるため、
上記の自己売買部門よりは
「長めの運用期間」になると思われます。

一方、企業年金の運用現場では、
もっと長い、長期のスパンで
ETFを用いた運用を捉えています。

つまり、
(ひと口に機関投資家といっても)
このツール(ETF)を、
どんな時間スパンに落とし込んでいるのかは
千差万別であり、

実際の活用法は
ずいぶん違っているということ・・。

機関投資家の場合、文字通りプロなので、
自分達の時間スパンに合わせて、
ETFをうまく取り込んでいるという印象ですね。

翻って、個人投資家はどうでしょう・・。

まだまだ、時間スパン別の
ETF活用法が提示されていないと思います。

⇒ 特に、トレード好きで、
短いスパンで銘柄を動かす個人投資家に
ETFがほとんど伝わっていないのが大きな問題です。

今、わたくしの手元に
「日経ヴェリタス」があるのですが、

そこに、
「週間騰落率ランキング」とか、
「週間売買高ランキング」が載っています。

⇒ これって、集計が
【個別株】に限られているのです。
・・おかしいですよね。・・

ETFも、REITも、
株式市場に上場する「銘柄」なのですから、
彼らも含めて、
銘柄ランキングを作成するべきではないでしょうか。

ここのところで、
個別株と、
ETF・REITを分けてしまうと、

おのずと個人投資家の頭の中も、
個別株とETFは完全に分離してしまい、
「ああ。別の場所にある、別の主旨の金融商品ね」
という、間違った理解になってしまうのです..。

あるいは、
ネット証券などのサイトのトップページで、
金融商品のカテゴリー分けがありますが、
まず、株式・投資信託・FXの大区分があります。

その次に、
投資信託のとなりにETFを配置したり、
FXのとなりにETFを配置したりして(同じ英語だから?)

ETFはやっぱり独自の、
ちょっと違った金融商品なのですよ、
という空気を醸し出してしまっています。

個別株・ETF
国内株式・ETF
株・ETF
のようなカテゴライズをしているところは
ほとんどありません・・。

ETFは株式市場に在る
「ひとつの銘柄」である、という観点に立てば、

たとえば、
野村證券が発行する「週報」の中で、
個別株のとなりに
ETFの銘柄推奨が載っていても
ぜんぜん不思議ではないですし、

日経マネー6月号、
【春爛漫、今から咲くサク特選銘柄20】の中に、
ETFが2本入っていても、
ぜんぜんおかしくないわけです。

(そうですよね?)

※ 株式評論家の皆さんに申し上げたいです。
銘柄推奨の範囲の中に、ETF、REITも
ぜひ加えてください!

(わたしの直近の目標は、
北浜流一郎さんに、ETFを銘柄推奨してもらうことです)

最後に、
ETF TRENDSのトム・リンドン氏の記事から。
Online Broker Sees Demand for Alternative ETFs

上記記事によりますと、
米国のオンラインブローカー
TD AmeritradeでETFを保有する顧客のうち、
30%がコモディティ、オルタナティブ(不動産等)
のETFに投資しているのだそう・・。

45%が米国株式ETFに投資。
15%が外国株式ETFに投資し、
10%が債券ETFに投資しています。

TD Ameritradeのマネジングディレクター
Lule Demmissie氏は、
「過去5年で、ETFに投資する顧客の数は
倍以上に増えた」と述べています。

コモディティは大きいですね。

トレード好きな投資家にとって、
証券市場という土俵の上で
商品(コモディティ)を売買しようとすれば、
おのずとツールはETFになってきます。

トレード好きな人たちに
ETFを触ってもらわないと、
ETFの未来はないのです・・。

(わたしはBuy and Hold派ですが・・)

似顔絵




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| ETFのお勉強 | 13:44 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: 北浜流一郎さんに、ETFを銘柄推奨

そうでしたか。北浜先生もETFに言及されているのですね。

| カン・チュンド | 2013/04/10 09:22 | URL |

Re: 質問させてください。

ご質問の件ですが、誠に恐れ入ります、
yasuさんからいただいた質問に対し、
責任ある回答をさせていただくためには、
yasuさんの個人的なお金の状況、運用に対するスタンス、
またリスク許容度等について
ヒアリングをさせていただく必要がございます。

恐縮ですが、弊所が実施しております、
「有料相談サービス(コンサルティング)」の範疇となります。

当オフィスは金融商品の斡旋・販売を一切行っておらず、
コンサルティングを「正業」としているため、
この点をお含みいただければ幸いです。

(有料でサービスをお受けいただいている
他のお客様との整合性の問題もございます..)

以上、勝手を申しますが、
ご理解のほど何卒よろしくお願い致します。

| カン・チュンド | 2013/04/10 09:21 | URL |

質問させてください。

カンさんこんにちは。
いつも興味深く拝見させていただいています。
さて、今回は質問がありコメントしました。

現在、投資信託を積み立て購入していますが、ETFにも興味があります。
カンさんが日経で連載しているコラムで、
金融商品を実際に取り崩す段階になったら、
資産のバランスを崩さずに、割合(パーセンテージ)で取り崩していくとよいというよな説明が
あったと記憶しているのですが、
ETFの場合、ちょっとづつ切り崩していくと、
手数料が高くついて、投資信託より使い勝手
が悪いんじゃないのかと思っています。
どんな風に活用していくのが良いのでしょうか?取り崩す段階になったらETFから投資信託に乗り換えるのが良いんでしょうか?

| yasu | 2013/04/09 10:00 | URL |

北浜流一郎さんに、ETFを銘柄推奨

昔、北浜さんに日経225(コード1330)を教えてもらいました。
暴落した時はこういうのがいいと・・。
確か日経のネットラジオでしたね。

| 預金王 | 2013/04/06 11:55 | URL |














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