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投資は「生産活動」の一種と捉えましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは今日、いつものようにお昼、
蕎麦屋さんに行ったのですが、
オフィスの北側に新しい蕎麦屋ができたので、
(何も逡巡せずに)そちらに行ってしまったのです。

つまりは、浮気 です・・。

実は、これまでわりと気に入った蕎麦屋があって、
ずっとそこに通っていたのですが、
少し安い値段で小奇麗なお店ができると、
すぐに 浮気 してしまう自分が(ほら、)
ここにいます。

この浮気が5回ほど続くと、
本気 になってしまう可能性 大 ですね。
(あくまでお蕎麦屋の話ですよ!)

そして、何事もなかったように、
もう従前の店には行かなくなるのです。
嗚呼、コレが【消費者】というもの・・。

わたしの心の中にも、
あなたの心の中にも、
消費者の「わがまま心」は脈々と息づいています。

だいたい【消費者】は
自分のことしか考えていません。
近視眼的です。
単線です。

自分が主人公で、
自分の欲望がまっすぐ商品・サービスに伸びており、
そのベクトルは商品・サービスの獲得がなされると、
急に消えてしまいます。

要は「自分が満足するか否か」が大事・・。

そんなわがままな消費者を満足させるべく、
生産活動」を行っているのが【会社】です。

会社の一員として「消費者」を見るあなたは、
「嗚呼、なんて気まぐれな人たちなんだ」と
ため息混じりに呟きます。

あなたはいつも
消費者のニーズを捉えるために
四苦八苦しているのです。
(まあ、仕事だからできるようなものですね)

あなたは
商品・サービスを「費やす」ほうではなく
生み出す」ほうですから、

消費者にどんなボールを投げれば
「反応」してもらえるのか、
それこそ日々妄想しているわけです。
(時々夢に出てきたりします・・)

ひとりひとりの消費者の行動、言動から、
そのうしろに潜む「背景」を読み解き、
どんなニーズが顕在化するのか、
どの商品が伸びるのかを予想して、

今日の売り上げよりも、
明日の売り上げを伸ばそうとします。

商品・サービスの維持・発展に努め、
限られた予算の中で、
常に前進しようとするあなた・・。
(そのタイヘンさ、よーく分かりますよ)

○ でも、もっとも興味深いのは、
そんな、
会社で【生産者】として奮闘するあなたが、
同時に、わがままで
気分屋の【消費者】でもあるという点です。

(これぞ「二重人格」?)

普段、私たちは意識していませんが、
180度違う二つのキャラクターを
平然と使い分けているのです。

生産者であるあなたは、
消費者であるあなたに比べて
ずいぶん広く深い「世界」を見ています。

たとえば、
投資】という行動を取る自分を
思い浮かべてみましょう。

それは「生産者」であるあなたですか?
それとも「消費者」としてのあなたでしょうか?

おそらく【消費活動的】に
「投資」を捉えている人が多いのでは・・。

あの蕎麦屋はうまい。いいな。⇒ 通う。
一丁向こうの蕎麦屋はもっとうまい。
あそこだ! ⇒ 乗り換える

という、単純明快さ。
これを投資にも持ち込んでいませんか?

「消費的に」投資を捉える限り、
そこではあなたが世界の中心であり、
頭に描ける地理的範囲は、

あなたから、
商品・サービス(この場合、金融商品)に至るまで。
(そこで終わってしまうのです..もったいない!)

○ わたしはあえて断言しますが、
「消費活動的に」投資を捉えるより、
【生産活動のひとつ】として投資を捉えたほうが、
投資でうまくいく可能性が断然高まると思います。

いわゆる、
これは「ひとつの仕事」なのです。

仕事ですから、
マーケットそのものを「お客様」にたとえて、
お客様の行動、言動を
つぶさに観察する必要があります。

そのうしろに潜む「背景」を読み解いて、
お客様が何に反応するのか、
どこに向かおうとしているのか、
それを感じ取るのです。

ただし、毎週、毎月の動きを追うのではなく、
「1年平均線」「5年平均線」のイメージで、
中長期的な傾向のみを捉えればよいのです。

とにかくお客様は気まぐれですから、
(特に短期的に!)
その気まぐれにはあまり付き合わず、

本質的な部分、
変わらぬ性向だけを読み取るようにしましょう。

あなたが生産者として、
マーケットに対してするべきことは、
関わり続けること。」ただそれだけです。

シンプルで仕事量も少ないですが、
あなたはマーケットを
信じ続ける必要があります。

お客様は短期的には気まぐれであっても、
長い目で見れば、「正しい選択」をされるはずだ、
という【信頼】が要るわけですね・・。

そして、生産者としてのあなたは、
マーケットに直接影響を与える
「企業」「政府」「消費者」という
ファクターにも関心を抱きます。

さまざまな情報を補完させながら、
次第にあなたは
投資のイメージを具体化させます。

あなたがボールを投げたから、
マーケットが1ミリ余計に動きます。

あなたがボールを投げるから、
会社は1ミリ余計に反応します。

あなたのボールは
会社から人へ、人から企業にバトンされ、
(たとえば)南米のチリにまで行ったりします。

○ 投資の心象風景は、
文字通り「世界」にまで広がるのです・・。

世の中の有機的なつながりの中に、
わたしのこの小さな「投資」も存在するのだ、
と思えるあなたは、
文字通り何かを作り出している人です。
ひとりの「生産者」として・・。

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