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アメリカ人が海の向こうで日本株ETFを買っています


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

アベノミクスが起点となって、
日本の株式市場は活況を呈していますが、
実はアメリカ人も、
アメリカ国内で日本株ETFを買っています。

広義に見れば、
これらの資金も日本のマーケットを押し上げる
大きな要因のひとつとなっているのです。

ポイントは、投資資金が
もはや「個別株」に集まるだけでなく、
「ETF」にも集まるようになっている点でしょう・・)

日本の小型株ETFでは、
SPDR ラッセル/野村 Small Cap Japan (JSC)が
有名です。

大型株では日経225のタイプ、
Maxis Nikkei 225 Index Fund(NKY)、

また、MSCI 日本との連動を目指す、
i シェアーズ MSCI Japan Index Fund(EWJ)が
挙げられます。

特にEWJは純資産額が71億ドルを超え、
日本株ETFでは
もっとも残高が大きくなっています。

しかし、ここ半年で
もっとも注目を浴びている日本株ETFは
ウィズダムトゥリー Japan Hedged Equity Index Fund
(DXJ)でしょう。

当該ETFは昨年の12月はじめには、
純資産額が5億ドル程度しかありませんでした。
それが、日本マーケットの急騰と合わせるように、

2月には純資産額が30億ドルを超え、
現在は56億ドル規模に成長しています。

米国の投資家にとって、
日本の株式市場の上昇は(もちろん)魅力的ですが、
気になるのは「為替」でしょう・・。

対ドルで急速に円安(ドル高)が進んだため、
日本株そのものは上昇しても、
ドル高が進むと為替差損も大きくなってしまいます。

実は、DXJは Hedged とあるように、
為替ヘッジされた日本株ETFなのです。
(この点が多くの投資家に評価されたのでしょう・・)

ただし、
i シェアーズ MSCI Japan Index Fund(EWJ)と
ウィズダムトゥリー Japan Hedged Equity Index Fund
(DXJ)の出来高を比較すると、

直近3ヶ月の売買高/(1日あたり)では、
EWJ 39,593,400口
DXJ 4,854,930口 であり、
10倍近くの開きがあります・・。

5月3日付けの「日経新聞電子版」でも、
アメリカ市場に上場する日本株ETFが
紹介されていました。

米ETFへの資金流入、日本株トップ 異次元緩和で
4月、運用資産も膨らむ


同記事によりますと、
米国マーケットで取引されているETFの中で、
4月度、もっとも資金流入があったのが、
日本株ETFだったとのこと・・。

以下、引用してみましょう。

―1位のiシェアーズMSCIジャパンは27億ドルが流入、
4月末の運用資産総額は107億ドルと
1カ月で約1.5倍に膨らんだ。

(中略・・)

米ETF調査会社インデックス・ユニバースが
米証券市場で上場する1459本を対象に集計した。
2位はウィズダムツリー・ジャパン・ヘッジ・エクイティで
流入額は14億ドル、
4月末の資産運用総額は77億ドルと約35%増えた。―

(引用、ここまで)

あと、為替ヘッジ付の日本株ETFには
db X-trackers MSCI Japan Hedged Equity Fund
(DBJP)がありますが、

こちらはまだ純資産額が2400万ドルであり、
1日あたりの出来高も
10万口に届いていないのが現状です。

ともかく、日本株の押し上げに
海外勢のETFが意外と寄与しているのですね・・。

【参照記事】
Which Japan ETF Is the Best for Investors?」
DXJ vs. DBJP: Which is the Better Hedged Japan ETF?」

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