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非伝統的投資スタイルについて その5)


■ 過去 に縛られる者は
  バックミラーのみを見て運転をしているようなものだ・・。

こんにちは。 カン・チュンド です。
ヘッジ・ファンド の【ヘッジ】とは、
リスクを回避する という意味です。

一体どのリスクから 回避 したいのかというと、
市場(マーケット)のリスク ですね。

伝統的投資手法 では
どんなに「分散投資」を心掛けても、
市場自体のリスク(= 価格変動リスク)
をなくすことはできません。

ヘッジ・ファンド の試みは、
この「市場のリスク」から
ニュートラル(中立的)な状態を目指す!
というものなのです。

(マスコミは ヘッジ・ファンド のごく一部、
特殊な例 を「これがヘッジ・ファンドです」

といったニュアンスで伝えていると思います。
⇒ ヘッジ・ファンド の本質が誤解されている原因・・) 

さて、ヘッジ・ファンド のコストですが、
(全般に)手数料の水準が
伝統的な運用 よりも高いことが多いです。

(場合によっては 手数料の把握自体 が
 難しい商品もあります・・)

ヘッジファンドの「手数料」は
大きくふたつに分かれます。

1.固定手数料 →
  年率1~2% を徴収するファンドが多い。

2.成功報酬型の手数料 →
  値上がり益の15%~20% を設定している
  ものが多い。

(成功報酬型の手数料は
「固定手数料」に置き換えると
けっこう大きなコストになる場合が多いです・・)

また、最近の
ヘッジ・ファンド の【特徴】は、

1.公募 であり、
2.複数の投資スタイルを採用
  (ファンド オブ ファンド)であり、
3.最低購入価額 が低くなっている
  ということです。

(「最低購入価額」ですが、米ドルで
  20,000ドルくらいから
  購入できるものが多くなっています・・)


上記の特徴は(ひと言でいえば)
ヘッジ・ファンドの大衆化
なのですが、これには「裏事情」も見え隠れします。

ヘッジ・ファンド は、
もともと大口の顧客向けに開発された金融商品です。

小口の、いわゆる「個人投資家向け」に
アレンジされたものであっても、

今までは 最低購入価額 が高かったり、
小口にすると手数料が割高になるケースが多く、
私たち一般運用者には「遠い存在」でした。

ただ(ヘッジ・ファンド にしても)
大口顧客のマーケットが
飽和してきているという事情もあり、

小口の顧客をターゲットにしよう
という意図なのでしょう・・。

最後に、非伝統的投資スタイルの
金融商品 に投資する方へのご忠告です。

1.情報 に限りがあることを
  十分自覚してください。

特に、運用が終了したファンドの
「過去リターン」などは
情報開示されていない場合が多いです。

2.「どれくらいのリスクを引き受けるのか、
具体的にイメージできること」はたいへん重要です。

(「どれくらいのリスクを引き受けるのか、
具体的にイメージできなければ」
投資すべきではないと思います・・)

3.投資スタイル が陳腐化していないか
  チェックしましょう。

かつては有効であった運用手法が
もはやそれほど有効ではない、ということがあります。

(忘れないでください。
 ⇒ 投資 とは 未来 に対する作業なのですから・・)

※ 弊所では「非伝統的投資手法」はあくまで、
  インデックス運用を補完する存在 という位置づけです。



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