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ETFにもちゃんと「運用レポート」はありますよ・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

投資信託協会のホームページ上、
「統計データ」
投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)を見ると、

ほら・・、
ちゃんとETFは「公募投信」の中に入っていますね。
(ETF = 公募投資信託)

つまり?
つまり、ETFとは【投資信託の仲間】なのです。

もちろん、ETFは
個別株的な要素も持っています。

たとえば、市場が開いている間、
常時「値段」が付く。

あるいは、ETFを売買する際には、
(既存の投資信託のように)
いちいち「目論見書」を確認する必要はありませんね。

ざっくり申し上げると、
ETF =(投資信託的 要素)+(個別株的 要素)

なのです。

今日はETFの
(投資信託的 要素)を見ていきましょう。


たとえば、既存の投資信託であれば、
【運用レポート】というものがあります。

わたしはさまざまな場所で
繰り返しお話ししていますが、

投資信託(ETF含む)にとって、
もっとも重要な情報源がこの【運用レポート】です。

最初に、
ETF「マザーズ・コア上場投信」などを運用する

シンプレクス・アセット・マネジメントの
ETFのページ」を見てみましょう。

「マザーズ・コア上場投信」の詳細ページがあり、
少し分かりにくいのですが、画面上部の
「レポート・お知らせ」をクリックすると、

「マザーズ・コア上場投信」(マンスリーレポート)が
確認できます。

情報量としては、既存の投資信託に遜色なく、
ETFのコスト体系についても詳しく記されています。

(以下、マンスリーレポート3ページより抜粋)


―ファンドの費用
運用管理費用(信託報酬)

①信託財産の純資産総額に
年 10,000分の 52.5(税込)以内の率を乗じて得た額

総額  年率0.525% (税抜0.5%)
配分  委託会社      受託会社
年率0.4725%(税抜0.45%) 年率0.0525%(税抜0.05%)


②株式の貸付を行なった場合は、
その品貸料の52.5%(税込)以内の額

総額  年率52.5%(税抜50%)
配分  委託会社     受託会社
42.0%(税抜40.0%)  年率10.5%(税抜10.0%)ー

(その他、ファンドの上場に係る費用についても、
詳しく記述されています)


次に、大和投資信託三菱UFJ投信ですが、
両運用会社とも、

既存の投資信託とまったく同じ体裁のレポートを
確認することが出来ます。

ダイワ上場投信-日経225の
マンスリーレポート」では、
組み入れ全銘柄を掲載しています。


また、日本に重複上場している
「スパイダー S&P500 ETF」の運用レポートでは、

ETFを「個別株的」に捉えて、
配当利回りや、PERやPBRを掲載しています。
(ポートフォリオ情報のところ・・)

(以下、スパイダー S&P500 ETFのレポートより抜粋)


―配当利回り2.15%
予想3-5年一株当り利益(EPS)成長率10.48%
株価収益率(PER) 14.20
組入銘柄数502
株価純資産倍率(PBR) 2.27ー(2013年3月末時点)


そして、野村アセットマネジメントですが、
同社は既存の投資信託とは少し体裁が異なりますが、

ETFのマンスリーレポートを見ることが出来ます。
野村アセットマネジメント ETF

TOPIX連動型上場投資信託(マンスリーレポート

(なんと、レポートの後半はまったく同じ内容で
英語表記となっていました。
外国人投資家を意識してのことなのでしょうか..)

上記レポートより、
ファンド(ETF)の上場に関わる費用のところを
抜粋します。


―◆ファンドの上場に係る費用(平成25年3月28日現在)
・追加上場料:追加上場時の増加額

(毎年末の純資産総額について、新規上場時および
新規上場した年から前年までの各年末の純資産総額のうち
最大のものからの増加額)に対して、0.007875%(税抜0.0075%)

・年間上場料:毎年末の純資産総額に対して、
最大0.007875%(税抜0.0075%)。ー


最後に、日興アセットマネジメントです。
具体例を挙げてみましょう。

「上場インデックスファンド新興国債券
(バークレイズLocal EM国債)」

上場新興国債 トップ」を見ると、
更新情報が載っており、
上場来の、時系列の情報が確認できます。

商品概要がいわゆる(投資信託でいうところの)
「お申込みメモ」に当たります。

その他、指数についての説明や、
基準価額速報、決算短信、

分配金情報などのページがあるのですが、
「運用レポート」自体は見当たりません。

できれば、上記の情報を「統合」した
ETFの「運用レポート」が欲しいですね。

(なお、FUND DATA のところで、
ETFの「最新のポートフォリオ」、つまり
保有している銘柄情報が確認できます・・)


このように、
ETFの「運用レポート」については
各運用会社でそのスタンスが異なっています。

投資家の利便性向上のために、
できれば最低限開示すべき「条項」を定めて
運用レポートの発行を常態化していただきたいものですね。

似顔絵




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