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世界経済インデックス・ファンドを用いて55歳時からポートフォリオの保守化は図れるのか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「カンさん。世界経済は発展を続けるんでしょ。
だったら株式100%でいいじゃないですか・・」
というご意見をいただくことが、しばしばあります。

上記は決して間違っていません・・。

しかし(私たちは普段忘れがちなのですが)、

お金の貸し借りの歴史というのは、
株式(出資)の歴史よりうんと長いのです。



実際、
世界中の資産を100としてイメージすると、

株式約27、債券約46と、
債券市場のほうが株式市場よりも大きい・・。

(意外ですか?)

お金を巡らす「原動力」としての債券が、
「世界経済」の中で果たしている役割は
決して小さくないのですね・・。

それに、株式100%のポートフォリオは
理論上、早く前進する「乗り物」ですが、
とても大きくブレる「乗り物」でもあります。

要するに、ヒトにとって
心地よい「乗り物」であるとは限らないのです・・。


つい5年前のリーマンショックの時、
先進国株式50%、
新興国株式50%のポートフォリオを組んでいたとすると、

2008年1年間の成績は、
マイナス45%程度になっていたはず・・。

そこで【世界経済インデックス・ファンド】です。
??


なんとも「ストレートな名前」ですね。

上記ファンドは、誰が見ても、
「なんか世界経済全体に投資するのかなあ・・」
と思いますよね。

お金の貸し借り、また
お金を出資する、出資されるという流れの中で、
【経済】が動くとイメージすれば、

「世界経済インデックス・ファンド」が標榜する
債券に50%、株式に50%という「基本比率」も
妙に信憑性を帯びてきます。


実はソニー銀行のサイトの
「ファンドマネージャーインタビュー」というページで、

世界経済インデックス・ファンドを運用する
三井住友トラスト・アセットマネジメントの橋本隆吾氏の
インタビュー記事が掲載されています。

橋本氏は同ファンドのコンセプト(基本理念)を、
簡潔に述べられています。

当ファンドは、人口増加と技術革新がある限り、
世界経済は伸びていくという考えを前提に、
中長期的な成長を享受することを目指しています。

世界の株式市場と債券市場をカバーした
本格的な国際分散投資
(2012年末現在、48ヶ国、30通貨、5,114銘柄)が、

運用管理費用(信託報酬)年率0.525%(税抜0.5%)
といった低コストで手軽に行えるファンドです



まさに「世界丸ごと投資」ですね・・。

また、橋本氏の以下の言葉が印象的です。

長期の資産形成では
「成長するものに投資すること」、「変化に対応すること」が重要です。



(なるほど・・)

実は当該ファンドの株式、債券の
地域別の組み入れ割合って、

日本、先進国、新興国のGDP(国内総生産)の比率
参考に決定しているのです・・。


原則年1回、
「比率見直し」の機会があることから、

○ 地域別のGDP比が変われば、
世界経済インデックス・ファンドの組み入れ割合も変わる、
という運用コンセプトなのです。

実際、当該ファンドは2009年1月の設定ですが、
すでに過去2回「組み入れ割合」を変更しています。

(株式、債券とも、少しずつ新興国の割合が
増加しています・・)


さて、当該ファンドのような
「バランス型ファンド」を利用したいのだが、

セカンドライフのことを考えると、
このツールでいいのかどうか迷ってしまうのです・・

という【ご質問】を、
セミナー後の質疑応答でいただきました。

要するにこのお客様
(仮に山本さんとしましょう)は、
【リスク許容度が低下していく】中で、

どのように「バランス型ファンド」と
付き合っていけばよいのか悩んでおられるわけです。


たとえば、ですよ、
【山本さんの希望・・】

「世界経済インデックス・ファンド」を毎月5万円積み立てます。
でも、65歳の退職時には、もっと安全資産を増やして
保守的なポートフォリオにしておきたいんです・・。



仮に山本さんが、
上記のような希望を持っているなら、
たとえば、55歳時点から

「安全資産」の割合を増やすような
アレンジ】を行えばよいのです・・。


以下、あくまで一例ですが、

55歳時点から、
「世界経済インデックス・ファンド」の積み立てを
5万円から3万円に減らします・・。

(結果として毎月2万円分、
安全資産での『積立て』が始まるわけです。)


仮に、55歳時点で
「世界経済インデックス・ファンド」で
積み上げた資産が4500万円あるとしましょう。

今度は、まとまった資産についてですが、
これは、SBI証券の
投資信託定期売却サービス」などを利用して、

○ 55歳時点から、
毎月「世界経済インデックス・ファンド」を
解約していけばよいのです。

あくまで一例ですが、
毎月15万円ずつファンドを解約していくと、

1年で180万円、10年で1800万円分、
解約することになります。


大まかなイメージに過ぎませんが、
上記を実行すると、

安全資産           1800万円   40%
世界経済インデックスファンド 2700万円 60%

となります。


ただし、現実には当該ファンド部分は
5年、10年で
その資産が増えていく可能性が高いですから、

毎月の解約金額で定期的に
【割合の調整】を行う必要があると思います・・。

「世界経済インデックス・ファンド」の
運用レポートはこちらからどうぞ。

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