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「リ・バランス」の初歩的な考察 2 ~資産を組み合わせで理解すると、安いモノを買って、高いモノを売れるようになります~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

前回のお話で、
「リ・バランスって、
無味乾燥なモノだと思っていたけれど、
ちょっと面白そう・・」

と感じていただけましたでしょうか?

「リ・バランス」とは、
どんな人でも、無理なく
【安いモノを買って、高いモノを売る】方法論なのです・・。

では、「リ・バランス」を定期的に行うためには、
何をしなければいけないか・・。

ズバリ、申し上げます。

○ 資産配分を、
【固定化】しなければなりません。

つまり【同じポートフォリオ】を持ち続ける、
ということ・・

これがまた「つまらない?」ことなので、
あなた自身の規律が必要となります。


ちょっと【具体例】を挙げてみましょう。
野呂間健太くん 33歳

野呂間くんは以前に、
カン・チュンドという人の本「積み立て投資術」を
読んで、なんとなく、

「この「均等型」っていうポートフォリオ良さそう」
ということで、 毎月3万円の積み立てを始めました。

(各ファンド、月6,000円ずつ積立)


図 1


そして、積み立てを開始して
もう3年近く経過しています。

えっ、今ですが?」
今は(正直言って)気分はいいです! ←(野呂間くん曰く)


図 2


上記は、
今まで積み上がった資産の「資産配分」ですね。


あれ?、
毎月の積み立ては「均等型」でしたね?
すなわち、
5つのファンドを「20%ずつ」配分する・・。

それと比べると、
だいぶ、ズレていますよ・・。

毎月の「配分割合」と、
資産の現状を表す 「資産割合」が、
まったく異なっています。

これって、よろしくありません・・。


最初に「毎月の配分割合」を決めるとは、

自分の【投資方針】、
すなわち、
【自分のポートフォリオを決める】ということ。

○ したがって、
毎月の「配分割合」が 徐々に積み上がっていく、

その結果としての 「資産配分」も、
同じ【パーセント】に保たないと意味がありません。


これが「資産配分を固定化する」
【同じポートフォリオ】を持ち続ける、ということです。

毎月の「配分割合」=「資産の割合」!


この意識を持たないと、
あなたが「背中に背負うリスクの大きさ」が、
大きくなりすぎたり、

逆に小さくなりすぎたり、ということが起こります。

「あっ、野呂間くん、聞いていますか?」


野呂間くんはそもそも、
投資のスタート時に、

「配分割合」をなんの根拠もなく、
適当に決めてしまっています。


野呂間くんの言い分は こうです。

「えっ、今、資産が増えてるんでしょ。
株が上がっているんだから、このままでいいでしょ。
今、調子がいいんだから・・。」


図 2


(なんと言いますか)
自然放置の状態ですね。


これだと「リ・バランス」という
意識も湧いてこなくて当然です。

野呂間くんのどこがいけないのでしょう?

ズバリ、
自分の「ポートフォリオ」を決めていない点なのです


自分の「ポートフォリオ」がないと、
長い投資という航海の途上 で、

そもそも、
「自分が どこに立っているのかさえ」
分かりません・・。

これって、怖いことですよ・・。

⇒ 自分の「スタンス」を決めていないから、
現状の「資産の割合」が、
なんとなく自分の投資になってしまっている。

たとえば、
株が上がった、債券が下がった、
すべて後追いで「追認」しているだけの状態です。


・・(突然ですが、)こんな歌、ご存じですか?

【恋のフーガ】(歌手:ザ・ピーナッツ 作詞:なかにし礼)



追いかけて、追いかけて、すがりつきたいの ♪

まさに、野呂間くんが今この状態なのです!

続く)




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