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自力投資と他力投資


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

弊所のサービス『コンサルティング専科』では、
お客様が経営者でいらっしゃる場合、
しばしば「深刻な矛盾」に直面してしまいます。

??

あっ、わたしのほうではなく、
お客様のほうが、ですよ・・。

どんな職種であれ、経営者の方は
物事の変化にたいへん敏感でいらっしゃいます。

世の中が今、
どんなふうに変わりつつあるか、

時代の風を感じ、
その風向きが変わりそうなら、
それは『なぜ起こっているのか?』

そして、その風はこれから
どこに向かおうとしているのか?』

そんなことを本能的に考える
クセを身につけておられます。

(逆の云い方をすると、
そのような能力があるからこそ、
経営者になっておられるわけですが・・)


いったん『変化』を感じたときは、

その変化に対して
どう対応すればよいのかを察知し、
すぐに【行動】に移す必要があるのです。

なぜなら、事業を行うとは、
自分の力で、自分の判断で
果敢に【投資】を行うことに他ならないためです。

これを『自力投資』と呼びます。


経営者の方が、
金融資産を用いた投資を実践する場合に、

自力投資で培ってきた能力
しばしばネガティブに作用してしまいます。

時代の風を感じ、
その風向きが変わりそうなら、

『それはなぜ起こっているのか?』
理由を探す・・。

また、その風はこれから
『どこに向かおうとしているのか?』を
本能的に考える = 予測する・・。

『変化』を感じたときに、
どう対応すればよいのかを察知し、
すぐに行動に移す・・。

これらの能力は、
ETF、インデックス・ファンドを用いた
長期投資においては、
マイナスに働く恐れがあるのです。


金融資産を用いた投資は
その本質のところで『他力投資』です。

マーケットそのものの方向性は、
己の力で、己の判断で、
どうすることも出来ません・・。

あえて冷めた言い方をすれば、

なぜ『そうなるのか?』という疑問を封印し、

マーケットは『どこに向かうか?』を
予測せず、

連続的に起こる『変化』に
あえて目を瞑ることが、

ポートフォリオを組んだ
『他力投資』では求められるのです。

それはある種の「達観」であり、
「悟り」といってもよい行動規範です。

(ただ、同じことを同じスタンスで
続けるだけ・・)


ここで心理的な葛藤が起こってしまう例が
少なくありません・・。

経営者のお客様には
『他力投資』を行うのは、

別の【自分】だと思ってください、
とお話ししています。

「あなたの影が
こっそり舞台の隅でやっていることなのです」と。

ある意味、経営者の方には
『自力投資』『他力投資』、ふたつの顔を
演じ分ける力が求められるのです・・。

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