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未来は分かるよ VS. 未来は分からないよ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

お料理で大切なことは何でしょうか?
(段取り、です)

コンサルタントにとって重要なスキルとは?
(質問力、です)

では、資産運用の根底にある大切な概念とは?
未来は予測し切れない、というもの)

??

人が資産運用について真剣に考えるとき、
以下の『疑問』が頭の隅をよぎるのではないでしょうか。

○ 運用をやって、果たして儲かるの・・?

んー、残念ながら、
それは【分かりません。】

(特に短期的には・・)

これから運用を始めるあなたは、
あなたのお金がどんなふうに殖えるのだろうと
期待していることと思います。

でも、
最初から「儲かる!儲かる!」と
期待しすぎないほうがよいと思います。

あのー、
なんだか無責任な言い方に
聞こえるかもしれませんが、

最初の『期待値』が高すぎると、
思い通りに事が運ばなかった場合の
『落ち込み度』も大きくなってしまいますから・・。


資産運用を行うにあたっての、
当オフィスの【スタンス】は、

未来は予測し切れない。
というもの・・。

たとえば、金融商品はときに、
(我々の予想を超えて)アップダウンします。

マーケットが傍若無人に振る舞ったり、
凪のように穏やかだったり、

その節目は、
自然現象のように突然やってきます。


これは『サッチャーの法則』として有名ですが、
政治、経済、文化、あらゆる方面で、

予想外のことが
(ときとして)起こってしまうのです。

なので、
未来は予測し切れない・・。


★ 突き詰めて言いますと、

資産運用を続けるとは、
【世の中の不確実性】と付き合っていく、
ということなのです。

この、運用の根底にある概念を、
「そう思うよ。」と思うか、

「いいや、そんなことはないよ」と思うのかで、
あなたがこれから目にする【景色】は違ってきます。


もし【世の中の不確実性】と付き合っていく、
という概念に同意していただけるのであれば、

それに対処するための『方法論』を
以下に列挙させていただきましょう・・。

1.積立てという投資の執行法
2.分散投資という考え方
3.低コストにこだわる
4.長期で運用時間を捉える


「未来は予測し切れない」という原則があるからこそ、
投資の時期を分散させる、

それをシステマティックに行うには
自動引き落としの積み立てがベスト、
という考え方です。

「未来は予測し切れない」ので、
資産の分散を図り、国・地域を分散し、
(その結果としての)通貨の分散も実践します。


「未来は予測し切れない」ので、
その金融商品を保有する際のコストは
できるだけ低く抑えます。

(特に、金融商品の価格が急落するときに、
高い継続コストを払うのはとてもつらいことです..)

「未来は予測し切れない」ので、
短期的な損失、利益に一喜一憂せず、
長期で投資を捉え、その姿勢を一貫させます。

さて、
このような概念論の話は、
「ブログランキング」では
なかなか上位に上ってきません(笑)

しかし、あらゆる投資家が
運用というプールに飛び込む前に
知っておくべきことだとわたしは思います。

投資に対する、
自身の考え方を明らかにするとは、

たとえば、頭の中に、
「未来は予測し切れない・・」という金型を
埋め込むことです。

自分が腑に落ちる
『ひとつの型』を埋め込んでいないと、

―まあ、ここが家電製品などを購入するのと
大きく違っているところなのですが、―

いきなり、金融機関さんが言う
「金型」= 投資に対する考え方が
あなたの脳内に侵入してきます。

(恐ろし・・)

あなたには予備知識がありませんから、
その「金型」がなんとも「良さげ」なものに
見えてしまうわけです・・。

(ちなみに、金融機関の人は
自身の金型を魅力的に見せるプロでもあります)

結局のところ、無知な人間は、
カモになってしまうのです。


担当者のおススメの商品の話や、
崇高なカタカナ語を使っての運用説明や、
ハイテクノロジー的に金融理論を語っている人がいたら、

その話(コンテンツ)のどこかに、
未来を分かりきっているような物言いがないか、
チェックしてみてくださいね・・。


【注: 当オフィスでは正確に言いますと、
短期的な未来は分からないが、

長期的な未来においては、
世界経済は発展を続けており、
リスクを負って資産運用を行う
合理性が存在すると考えています・・】

最後に、
チャールズ・エリス氏は
こんな言葉を残しています。

運用では、
長期では驚くようなことはないが、
短期では驚きの連続だ・・。


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