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水瀬ケンイチさんの言葉 『人生のインフラ事業』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

毎日お仕事に忙しいビジネスパーソンにとって、
自分のお金について深く考える機会は
そうそうあるものではありません。

そんな中、
たまたま『ひとつのきっかけ』が、
あなたの目の前にぽたりと落ちてきて、

その、「縁」になりそうな出来事を、
ある種の必然性をもって受け止める余裕が
(たまたま)あなたのほうにあり、

「じゃあ、それについて
ちょっと考えてみるか・・。」となってはじめて、
それは『希少な出会いの場』となります。

実は、私たちは
このような無数の【出会いの予備軍】と、
日々、無意識に接触しているわけです・・。

(だから、人生はどう転ぶか分からない!)


たとえば、投資の世界でいうと、
上記はまさに、
あなたと資産運用の【出会い】となります。

ひとつのイメージで申しますと、
「モーニングスター」と検索窓に入力して
投資信託の格付け会社のサイトを開くまでに、

あるいは、
ジュンク堂に行って、
投資コーナーに立ち寄り、
「はじめての投資信託」という本のページをめくるまでに、

あなたは、無数の条件や、
いくつかの偶然をクリアして、
その『行動』に辿り着いているわけです

だからこそ、
「縁(えん)」と云えるわけですね・・。


ほかのさまざまな事象と同じなのですが、
資産運用と出会う際に、
その【出会いかた】というのがとっても重要で、

・イヤな経験を最初にしてしまった、
・イヤなイメージを最初に植え付けられてしまった、
ということで、

二度と投資の現場に戻ってこられなかった方を
(わたしは仕事の関係上、)
10人以上知っています・・。(ホントです!)

突き詰めていうと、
運用と【悪くない出会いかた】をされる人が
増えるかどうかが、


今後、日本において資産運用が
普及するか否かの『カギ』を握っているわけです。



運用と【悪くない出会いかた】をされる人が
増えれば、
運用を続けられる人は自然と増えていくはず・・。

そして、その人たちの、
(投資信託で云えば)『純資産額』が増えていき、
投資に対して、
ポジティブな「印象」と「実感」を持つ人が増えることで、

(結果として)、
資産運用というマーケットにおける
彼ら/彼女らの『発言力』が
増していくのではないでしょうか。


もちろん、
最初はあまり知識がないので、
100万円投資する ⇒
ワタシの100万円が150万円になる!

という、安易な「儲け予想図」に
陶酔してしまったりするとは思いますが、

【適切な情報】が
【適切なとき】にそこに在れば、
徐々に『ヨチヨチ歩きの運用』から、
『青年の運用』へとシフトしていけると思うのです。

★ つまり、
資産運用と【よい印象で出会えるようなインフラ】が、
そこそこ整っていることが、
何より重要なのではないでしょうか。

で、実際はどうか・・?


ハードとしての『情報』は、
一攫千金や
ギャンブル的な嗜好を煽る情報に
偏ってしまっています・・。

また、ソフトとしての『人的情報』も、
お寒い限りです・・。

わたくしを含め、
金融サービス業に従事する人間が、

潜在ニーズを持った数多のお客様が、
数限りない条件や偶然をくぐり抜け、

まさに【投資と今、出会われようとしている】という、
この希少性に対して、
あまりにも <無頓着> であるのです



ひと言でいうと、
ひとりひとりの投資家予備軍の、

どうして運用に関わることになったのかという、
個別の【切実さ】というものを
ぜんぜん理解していない・・。


〇 仕事だから、投資信託を売る。
〇 仕事だから、セールストークを繰り返す。

〇 仕事だから、
ノルマの残りの5000万円分を
理解度が低い顧客にはめ込む・・。

いやいや・・、

あなたが売っているのは
単なる商品ではないのですよ・・。



金融サービスに携わる人の中で、
一体どれだけの人が、

そのお客様の、
これからの【長い年月のこと】を考えているでしょうか。

金融サービスに携わる人の中で、
一体どれだけの人が、

そのお客様に、
【資産運用と幸せに出会ってもらいたい】と
真摯に願っているのでしょうか・・。

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わたしのつたない経験ですが、

たとえば、セミナー講師として
お話をさせていただく中で、

ときに、
これまでの人生を振り返り、

これまでの
自身の不甲斐なさをかなぐり捨て、

資産運用というものに、
これから先の自分を賭していく、
そのためにこのセミナーが必要なのです!


という『表情』を湛えたお客様に
お会いすることがあります。

(大げさではなく)、

まさに人生の一大転機として、
資産運用と出会われようとする方が
実際におられるわけです・・。

(そんな場面に遭遇すると、
わたしは緊張のあまり顔がこわばり、
声が引きつってしまうことがあります・・)


運用を、
己の人生の『知的インフラ』と捉え、
不安や焦燥と戦いながら、
それを実践しようとしている人に対して、

金融サービス業に従事する者
(もちろん私も)は、
あまりにも真剣味に欠けると思います。

(日々、反省です・・)


特に今年は、
水瀬ケンイチさんの以下の言葉に出会って、
その思いを強くした次第です。

その言葉とは?

投信事業は、個人投資家の人生をも左右する、
言わば「人生のインフラ事業」です。
他の分野にも増して、
事業の継続性が重要視されるべきだと考えています。


上記のことばは、

ブログ『梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー』で著名な
水瀬さんが、自身のブログ記事

投信スーパーセンターの桜井社長からメッセージをいただきました (後編)】
投信スーパーセンター、新規口座開設の受付停止。もし今後事業廃止するつもりなら……】

の中で言われていたことです。

「人生のインフラ事業」・・
まさにそうですね。


★ 資産運用とは、
一人一人のライフの具体的な有り様に、
重大な影響を与えるほどの【行為】なのです。

金融サービスに携わる人間は、
すべからくこの事実を忘れるべきではありません。

〇 仕事だから、投資信託を売る。
〇 仕事だから、キャッシュフロー表を作る。

〇 仕事だから、運用の相談にのる。
〇 仕事だから、セールストークをする。

上記のような箇条書きで、
簡単に片づけられるような、
平板で単純な『行為』ではないはずです。


わたしは今日もまた、
この、平板で単純な作業から脱していないと
自覚・反省しながら、

少しでも、ほんの少しでも、
『人生のインフラ事業に関わっている』と
胸を張って言えるよう、

スキルアップを続けていこうと思います。

水瀬さん、素敵な言葉をありがとうございました。
(あなたの言葉は、
決して忘れるべきでない重たい事実です・・)

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