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お金の原体験を辿るツアー その1


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(突然ですが、)
あなたはよく「夢」を見ますか?

人が見る「夢」は、
その人の『潜在意識』を映し出すといいます。

あなた自身が持っている本性、
心の奥底で息づく澱(おり)のようなものが、
「夢」というカタチで垣間見られたりするらしいのです・・。

たとえば、
お金にまつわる「夢」なんて、見られることはありますか?

わたしの場合、時々ですが、
過去に体験した『お金に関わる出来事』の、
「断片」が夢に出てきたりします・・。

わたしの父は73歳になりますが、
今も婦人靴の工場を自営しています。
(わたしの弟も父の会社で働いています・・)

父は昔、経営していた婦人靴の工場を
倒産させたことがあります。

それで、小さい頃から
父と母の会話の中で、
『借金1おく円』という言葉が
たびたび登場していました・・。


父 「借金が今、これだけあるんや・・」
「借金返したら、○○も△△もできる・・」

みたいなことを知らず知らずのうちに、
何度も聞いていたように思います。

もちろん、借金の額が
本当に1億円だったどうかは分かりませんが、
父と母が上記のような会話を行う際、

必ず『家の話』
併せて登場していたのを覚えています。

母 「ふつうの家に早く住みたい!」
父 「借金返してからや!」
という会話です・・。

あのー、ふつうの家って??

あっ、すみません、
(実は)わたしは14歳まで、
ちょっと『変わった家』に住んでいました。

とある商事会社(合成皮革を扱う会社)の
2階に住んでいたのです。

1階には、
その会社の事務所、倉庫などがありました。

わたしは家に帰るとき、
いつも、その会社の勝手口のようなところから
出入りしていました。

そしてなぜか、
1階のコンクリート敷きの土間に
わが家の『洗濯機』があったのです・・。
(洗濯物は、勝手口が面している路地に干していました・・)

そして、わが家のお風呂場は、
1階の商事会社の給湯室のとなりに・・。

階段を上って2階に行くと
やっと『わが家』だったのです。

2階の空間はその昔、
商事会社の寮、倉庫として使われていたらしく、

まあ、広さはとても広かったのですが、
同時に、とっても古かったのです・・(^^;)

天井裏をよくネズミが走っていました。

母が 「ふつうの家に住みたい・・」と
口癖のように言っていたのも、
(今となってみると)大いに頷けます・・。


正直に言って、子ども心に
『ふつうの家』でないことに
多少のコンプレックスを抱いていました。

ただ、借金が1おく円あるということは、
(今から考えるとけっこう『ヘビーな話』ですが)、

当時は不思議と、
恥ずかしいとか、タイヘンだなあと
思ったことはありませんでした。

(普段の生活の中で、
ひもじい思いをしたことがなかったのも
大きかったと思います。
この点については、いまも両親に感謝しています・・)

よく考えてみますと、

○ 貧しさも、豊かさも、
その社会、あるいはその地域における、
『相対的な物差し』」によって測られます。

比較的貧しい地域に育ったわたしとしては、
貧しさを卑下するような気持ちも、
生まれにくかったのでしょう・・。

実は、より強烈に、
わたしの心を捉えているのは、
今からお話しするエピソードのほうです・・。


●「母のお金を盗んで散財・・。

子どもにとって、母親の財布というものは、
『特別な意味』を持っています。

なぜなら、そこから
自分の「お小遣い」が発生するからです。

今でも自分にとって
【苦い記憶】として残っているのは、
母の財布からお金を取って、友達と散財したことです。

母親の財布は
いつもタンスの上に置かれていました。

小学校3年生になったわたしは、
タンスの上にも手が届く身長になっていたのです。


わたしは母親の財布の中から
3回、いや4回くらい
500円札、1000円札をかすめ取っていました。

(一度に2000円も取るとバレると思ったのでしょう。
いつもお札を一枚だけ抜き取っていました・・)

親から盗んだお金を持って、
どこへ行っていたかというと、

友だちと
【駄菓子屋兼ゲームセンター】に行っていたのです。

「おい、ゲームしようや。
今日はぼくがお金持ってるから・・。」


皆さんにも覚えがあると思いますが、
小学生のころの「友人関係」には、
微妙なヒエラルキー(階層)が存在します・・。

ポケットの中に
たくさんお金を忍ばせていたわたしは、

友だちに対して、
普段は味わえないような
【優越感】を抱いていました・・


○ 自分が、友だちをコントロールしている、
○ お金の存在によって自分は大きくなっている。

そんな心持ちでしょうか・・。

その種の感覚は、
小学校3年生のわたしにとっては
言いようのない『快感』だったのです。

(この感覚が忘れられずに、
わたしは何度もお金を盗んだのだと思います・・)


一方で、わたしは、
お金とはなんと『刹那な存在』だと感じました。

なにせ、小学生にとっては大金の
500円や1000円が、
あっという間になくなってしまうのですから・・。

ちょうど当時は
「インベーダーゲーム」のはしりの頃で、

私たちは【駄菓子屋兼ゲームセンター】で
ゲームをすることに夢中になっていました。

しかし、
友達との楽しい時間も、そしてお金も、
【消費され、一瞬のうちに消えてしまう存在】だったのです。


話は2014年に戻ります・・。

わたしは現在、
『お金の相談業務』(コンサルティング)という仕事を通じて、

さまざまなお客様の、
お金が触媒となって起こった「出来事」「体験」、

そしてそれに伴う、
お客様の中の『心の澱(おり)』のようなものを、
垣間見る機会があります・・。

もしかすると、
あなたがこれから先、
お金とどんなふうに付き合っていくのかの
ヒント』は、

これまで、あなたが
お金をどのように捉えてきたのかという
【過去、パーソナルヒストリー】の中に
隠されている可能性があります・・。

当オフィスでは、
あなたとお金の親密度を測るための55の質問】を
サイト上で公開しています。

(この中の、13、16、17だけでも結構ですので、
一度、昔の淡い記憶と共に、
答えてみられてはいかがでしょうか?)

似顔絵




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