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毎月5万円と800万円の絶妙のバランスについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

悩みのタネが、いくつも、いつも伸びてくる・・。
それが私たち『投資家の宿命?』です。

たとえば、

マーケットが上昇している局面でも、
マーケットが下落している局面でも、

「これから資産運用を行おう!」
という人にとっての問題は、

じゃあ、どのように投資の執行をすればよいの?】
ということ・・。

具体的には、
【どのように資金を入れていけばよいか】
悩みのツボにはまってしまうことが多々あります。

(コンサルティングの↑ご相談でも実に多いです!)


マーケットが上昇している局面では、
「果たして今、資金を入れてしまってよいのか?」
と悩みます・・。

もし、このまま
右肩上がりでマーケットが推移すれば・・、
と考えてしまうのです。

たとえば、ですよ、
まとまったお金の800万円を入れる場合は、
(資金投入のあと)

単純に右肩上がりになれば
(それは)嬉しいことですね・・。

しかし、
毎月5万円ずつ積み立て投資する場合は、
投資信託をずっと高く買ってしまうことにならないかと
悩んでしまうわけです。

ハイ、気持ちはすごーく分かります。


逆にマーケットが下落している局面で、
「果たして今、資金を入れてしまってよいのか?」
と悩むケースもあります。

まとまったお金の800万円を入れる場合、
そのままズルズルと
投資信託の価格が下がり続ければ、

大きな含み損を抱えるのではないかと
心配するわけです。

(逆に、毎月5万円ずつ積み立て投資する場合は、
たくさんの口数を購入することになるので
「good!」と解釈することが可能・・。)


でも、ですよ・・、
結局のところ、

【投資の鉄則】
この先、マーケットはどのように動くか分からない。

というのが『真実』です。


マーケットが上昇する局面も、
マーケットが下落する局面も、

(それが未来永劫続くわけではなく)
実は一過性の『出来事』であるわけです。

ひとつの『極端なケース』を想像してみましょう。

⇒ あなたが投資を始めて半年後に、
市場(マーケット)が暴落して、

あなたが保有するすべての投資信託が
その価値を30%失ってしまいました・・。

(縁起の悪い「たとえ話」でスミマセン・・)


もし、まとまったお金の800万円を
一括で資金投入していれば、

800万円まるまるに対して
マイナス30%のリターンが押し寄せてきます。

これはやはり【間違った選択】だったのか?

いや、必ずしも
【間違い】ではないのですよ・・。


ここに800万円のお金があれば、
『今すぐ一括で投資を行うのがよい』
というアドバイスは
(教科書的には)しごく正しいです。

なぜなら、800万円の資金全額が
いちばん長い「投資時間」を獲得できるからです

(「時間」を味方につけ、リターンを高めるイメージ)


しかし、21世紀のマーケットでは、
どこで、どのようなクラッシュが起こるか分かりません。

無理せず、最悪の事態を避けるため、
(半ば)気持ちの安心料として
800万円を「分割」して投資執行することを
当オフィスでは強くお勧めしています。

たとえば、
18ヶ月から20ヶ月程度に【時間分散】をし、
投資の執行を行う。

けれども、5年とか10年ほどの
【時間分散】は行わないわけです・・。

(つまり、800万円というまとまったお金の
ポテンシャルを損なわないことを優先させる、
ということ。)

「じゃあ、カンさん。
24ヶ月後に暴落が起こったらどうするの!?」

はい、いい質問だと思います。


このとき、あなたが

まとまったお金と、毎月ベースのお金、
どちらも資金投入を行う人であれば、
最悪の事態は避けられると考えます


仮に、毎月5万円
まとまったお金800万円という
【両建ての資金投入】が
出来れば、

たとえ
24ヶ月後に暴落が起こっても、
毎月5万円の資金投入が
毎月安値を拾っていってくれます。

つまり、口数を稼ぐことができる・・。

たとえば、
投資期間が30年間という人の
向こう15年間を見ていただくと、

● 市場が15年間低迷・・

毎月5万円の積み立て
⇒ 存分に口数を稼ぐことができます。

まとまったお金800万円
⇒ リターンはマイナスのまま

(最後の5~10年、マーケットが
上昇トレンドであることが重要なのは
言うまでもありません・・)


● 市場が15年間右肩上がり・・

毎月5万円の積み立て
⇒ 保有口数は伸び悩みますが、
投資信託の価格が上がっているため、
損益はプラスになります

まとまったお金800万円
⇒ リターンは大きくプラスに・・。


しかし、です、
よく考えてみますと、

向こう15年間、
マーケットの【実際】は上記のように単純ではなく、
アップダウンを(おそらく)何度も繰り返すはずです。

そのアップダウンの回数、
軌跡を正確に予測することは出来ませんが、

アップダウン、
(特に「下落局面」が何度も訪れるほど)、
それは積み立て投資にとっては
【都合がよいこと】ですから、

決して悲観する必要はないわけです。

(もちろん、基本的に「上昇トレンド」を
描いてくれても、
それはそれで【都合がよいこと】です)


さらに心強いことは、
毎月5万円
まとまったお金800万円の例で云いますと、

投資期間が長くなればなるほど、
あなたの投資全体における
毎月5万円の積み立ては徐々に存在感を増し、

(ここ、↑想像できますよね?)

投資期間15年で、
毎月5万円の投資元本 900万円
まとまったお金(投資元本)800万円となり、

毎月5万円の投資元本が
まとまったお金800万円を「逆転」します。

仮に長期投資(30年)の半ばで、
アップダウンを繰り返す
「荒れたマーケット」になったとしても、

あなたの投資全体の中でウェイトを増す
毎月5万円の投資が
「口数」を稼いでくれるのです・・。

つまり、あくまで一例ですが、
毎月5万円の投資元本、
そしてまとまったお金の800万円とは、

【まったく違う種類の資金投入法】として
絶妙のバランスを持っており、
どのようなマーケットの軌跡にも
対応しやすい「投資執行法」であるとわたしは考えます・・。

【参照記事】
つみたて投資 VS. 一括投資

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