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「SPDR ダウ工業株平均 ETF」(DIA)が毎月分配型に


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

★【当記事内容の誤りにつきまして】
タカちゃんさんのコメント情報により、
従前よりDIAの分配金は「毎月」であることが判明いたしました。

わたくしもSPDR(スパイダー)米国サイトの
DIA Historical Distributions』でその旨を確認いたしました。
「SPDR(スパイダー)ダウ工業株平均 ETF」(DIA)は従前より
「毎月分配型」となっております。

記事内容が事実と反することになり、
読者の皆様にはご迷惑をお掛けすることになり、
たいへん申し訳ございません・・。

(なお、以下記事内容は反省の意味も込めて原文のままとさせていただきます)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

WKRB Newsのこちらの記事によりますと、

米国ダウ平均との連動を目指すETF
「SPDR(スパイダー)ダウ工業株平均 ETF」(DIA)が
毎月分配型に変わったとのこと・・。

当該ETFを保有する投資家には1月22日、
1口あたり0.1333ドルの分配金が支払われ、
以後、毎月分配金が払い出される予定です。

SPDR ダウ工業株平均 ETF」の金曜日の終値は
158.48ドル・・。

仮に1月に出された分配金が12か月続くとしても
年1.6ドル弱であり、
今の市場価格から見ると、分配金利回りは1%未満です。

もちろん、分配金にも課税がされるので、
実質利回りはもっと下がります。

わたしは株式ETFで『毎月分配型』というのを
ほとんど聞いたことがありません・・。

ではなぜ、当該ETFは
「毎月分配型」になったのでしょうか?

おそらく「SPDR ダウ工業株平均 ETF」の
商品構造』と関係があるのではないでしょうか・・。


(細かい話になり恐縮ですが、)
現物資産の裏付けがあるETFの【型】としては
以下の2種類があります。

1.オープンエンド型ETF
2.ユニット・インベストメント・トラスト型ETF


1.のオープンエンド型ETFは、
正確には
オープンエンド・インデックスファンド型と呼ばれます。

オープンエンド型ETFでは、
組み入れている個々の株式から出される「配当金」を、
ファンド内で再投資することが可能です。

(このオープンエンド型が
いちばんポピュラーなETFなのですが、)

i シェアーズのブラックロック、バンガード社、
ウィズダムトゥリーなど、
多くの運用会社がオープンエンド型を採用しています。

そして、
2.のユニット・インベストメント・トラスト型ですが、
このタイプは、

個々の株式から出される「配当金」は再投資できず
ETFの【分配金】の原資として、
ファンド内でプールされるのです・・。

ここの違い、↑ けっこう重要ですね。


同じ株式ETFでも、
個々の株式から出される
「配当金」を再投資できない分だけ、

ユニット・インベストメント・トラスト型は、
(オープンエンド型ETFに比べて)
運用効率に劣るといえます。

この、ユニット・インベストメント・トラスト型を
採用しているのが、
実は「SPDR ダウ工業株平均 ETF」なのです。

(その他「SPDR S&P 500 ETF」 (SPY・1557)も
同じタイプです・・)

また、
1.オープンエンド型と、
2.ユニット・インベストメント・トラスト型では、
【銘柄の構成方法】にも違いがあります。

「インデックス投資」では
「市場そのもの」に投資を行いますが、

「市場そのもの」といっても、
実際の『ファンドの中身の組成方法』には
ふたつのパターンがあります。

1.連動を目指す「指数」に採用されている
全銘柄を組み入れるパターン
(これは【完全法】と呼ばれます)

2.「指数」に採用されている銘柄の中から、
業種や時価総額ベースで銘柄をピックアップし、
「指数」と同様の動きを目指すパターン
(これは【最適化法・抽出法】と呼ばれます)

実は、
ユニット・インベストメント・トラスト型では、
【完全法】による銘柄構成しか認められていません。

(一方、オープンエンド型のETFでは、
【最適化法】も認められています・・)


つまり、
シンプルに申し上げると、

ユニット・インベストメント・トラスト型である
「SPDR ダウ工業株平均 ETF」(DIA)では、

個々の株式から出される『配当金』が
ファンド内で再投資できないため、

ETFの【分配金】として毎月
払い出してしまったほうがよいだろう、
という「判断」なのではないでしょうか・・。

(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの方、間違っていたらご教示ください!)

日本のネット証券を通じてDIAを保有する投資家は、
ポートフォリオに組んでいる
他の米国上場のETFと含めて、

払い出された分配金(米ドル)を
こまめにETF本体に再投資されることをお勧めします。

似顔絵




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COMMENT

Re: タイトルなし

タカちゃんさん、そうでしたか・・。こちらの早とちりで申し訳ありませんでした。前々からそうだったのですね。

| カン・チュンド | 2014/02/01 15:02 | URL |

これってむかしから元々毎月分配だった筈ですよ。
http://finance.yahoo.com/q/hp?s=DIA&a=00&b=20&c=1998&d=00&e=30&f=2014&g=v

昔から言われていましたが、毎月分配型ETFなのに、毎月分配廚から無視され続けていました。

| タカちゃん | 2014/01/30 16:03 | URL | ≫ EDIT














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