PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

固定化させたポートフォリオか、TAAなポートフォリオか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

『ポートフォリオ』と聞くと、
とても複雑で小難しいもの・・
という印象がありますが、

(いえいえ、)全然そんなことはありません。

あなたがお仕事から帰ってきて、
夜の9時にネット証券にログインし、
『資産管理画面』を開けてみる・・。

目の前に広がる
複数の資産の状況そのものが

(実は)『ポートフォリオ』なのです。

ハイ。。

そう、今眼前に広がる
「資産の組み合わせ」のことですね・・。

問題は、この
複数の資産状況そのものに、
ある種の『意思』を感じるかどうか・・。

??

ちょっと哲学的になりますが、

今あるがままの
「資産の組み合わせ」を、
単なる数字の羅列として見るなら、

それは(ポートフォリオではなく)
単なる【図表的・記憶】となります。

そうではなく、

「ワタシの資産の組み合わせって
こういうポリシー、
こういう秩序に則って管理されるべきだわ」
と感じるココロが、

『資産の組み合わせ』を
『ポートフォリオ』に昇華させるのです。

★ 要は、自分の資産に対して
【自力本願】であるか、
【他力本願】であるのかの違いでしょう・・。


今あるがままの
「資産の組み合わせ」を、
ただ受容するだけなら、

それは【他力本願】です。

自分が投資した資産たちを
『まとめよう』という意思表示がないわけです。

いわば、マーケットが「主役」で、
あなたが「従」である状態・・。


逆に、あなたが「主役」で、
マーケットが「従」であるとは、

個々の投資対象を
あなた自身が、
まるでオーケストラのように【編成】させ、
ひとつの【型】に収めようとすること
なのです。

(そういう意味で『自力本願』。)

【自覚的な資産割合の形成】こそ、
ポートフォリオと云えるでしょう・・。


たとえば、外的状況の
さまざまな【変化】を鑑みながら、

複数の資産状況を観察し、
適宜、
「この資産についてはその割合を増やそう」と決断し、

また、
「こちらの資産については割合を減らそう」とする
「行動」そのものを

TAA(タクティカル・アセット・アロケーション)と
呼んでいます。

機動的に資産配分の割合を変更しながら
資産管理を行う、ということです・・。

もちろん、
あなたが何もしなくても、

目の前に広がる
複数の資産状況そのものはパーセンテージとして
刻々と「変化」
しますから、

TAAのいちばん難しいところは、

1.マーケットそのものの『変化』の意味合いと、
2.あなたが資産配分を『変化させる』意味合いを、

互いに整合させ、
それぞれでしっかり『意味づけ』が行えるかどうか
という点でしょう。


また、タクティカル・アセット・アロケーションの場合、
あなたは常にマーケットと【対話】しておく必要が
あります。

そして【対話】を続ける中で、
いちいち【結論】を導く必要があるのです。

「Aという資産は?
そのまま・増やす・減らす」

「Bという資産については?
そのまま・増やす・減らす」など・・。


それに対して
固定化されたポートフォリオとは文字通り、
資産配分の割合を「固定化」させ資産管理を行う、
ということです・・。

先ほど述べた、
個々の投資対象を
まるでオーケストラのように【編成】させ、
ひとつの【型】に収めようとすることです。

ここには、
『自分の資産構成はこうあるべきだ』
という確固とした「意思表示」があります。

しかし、こちらの場合も、

目の前に広がる
複数の資産状況そのものはパーセンテージとして
刻々と「変化」
しますから、


どの程度、
市場が引き起こす【変化】に
目をつむるのかという問題が生じます。

★ 当オフィスでは、
半年に1度の『リ・バランス時期』以外は、
細かい資産配分のズレを無視してよいと考えます。

すべては、
資産管理にかける『時間・エネルギー』の大きさと、
ポートフォリオの『リターン向上』の伸びしろを
天秤に掛け考慮した結果です。


★ 言い方を換えると、
あなたは自分のポートフォリオを、

年に2回だけ、あるべき【型】(割合)に
しっかり収めればよいのです。

そして、年2回の『リ・バランス』を行う理由は
たった2つです。

1.背中に背負うリスク量が過大になったり、
過小になったりするのを防ぐ

2.高くなった資産を売り、安くなった資産を
買い増す機会を確保する

ポートフォリオを部屋の掃除にたとえると、
部屋をきれいにするのは年に2回だけ、ということ・・。
(ホントにそれでよいのです。)

【ワタシの資産は、
このような考えに基づいて整理整頓されるべきだ】
というポリシーがブレない限りは・・。

似顔絵




関連記事

| ポートフォリオ運用 | 13:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT














TRACKBACK URL

http://tohshi.blog61.fc2.com/tb.php/2037-584efad2

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT