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もしもし、米国アクティブETFの状況はどうですか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今からちょうど2年前、
米国で「ピムコ・トータルリターンETF」(BOND)が
上場したことを、当ブログでもお伝えしました。

このETFは「債券ETF」です。
しかも「アクティブ」運用なのです。
??

実は27年の運用期間を誇る
既存の「債券アクティブ・ファンド」
ピムコ・トータルリターン・ファンドというものが
あるのですが、

これと同じ商品を
『アクティブETF』として上場させたのです。
(現在、当該ETFの純資産額は約34億ドルです。
ピムコって運用会社の名前なのです・・)


アクティブ運用は
「市場平均」を上回る収益を目指しますから、

自分たちが
どんな銘柄をどのくらい保有しているかは
まあ、「企業秘密」のようなもので、
あまり知られたくないはずですね。

ところが、ETFでは
ファンド内部で
どんな銘柄をどのくらい保有しているか】を
開示することが求められるため、

実際、
ピムコ・トータルリターンETF」のページ、
Top 10 Holdingsの下、
View all holdingsをクリックしていただくと、

当該ETFが3月6日時点で保有する
すべての債券が確認できます。

またピムコはこの1月に、
19本のアクティブ運用 ETFの申請を
SEC(米国証券取引委員会)に行っています。

(詳細はこちら。
PIMCO to Bolster Active ETF Roster With 19 New Offerings」)


これらはいずれも「既存の投資信託」の
ETF版」となります。

つまり、
【いろはファンド】を保有する投資家にとっては、
(まったく同じ投資内容で)
【いろはETF】という選択肢も生じる、ということです。

★ たとえば今から10年後には
ファンド(投資信託)には『2種類』あって、

・【非上場のファンド】(既存の投信)と
・【上場のファンド】(ETF)
という、カテゴリー分けになっているかもしれません・・。

実はETFの最大手i シェアーズも、
2月25日に、
2本のアクティブETFを NYSE Arca に上場させています。

「i シェアーズ Enhanced International Large-Cap ETF」 (IEIL)
i シェアーズ Enhanced International Small-Cap ETF」 (IEIS)

上記の2本は平たく申し上げると、
IEIL ⇒ 先進国大型株(米国除く)ETF
IEIS ⇒ 先進国小型株(米国除く)ETFであり、

どちらも『アクティブ運用』なのです。

(リンク先を見ていただくと、
組み入れ1位の国はどちらも「日本」になっていますね)

IEILの年間経費率 年0.35%は
IEISは年0.49%であり、
インデックス運用並みの低さです。


たとえば、リンク先 IEISの
Top Countries as of 3/6/2014 の右側
View all holdingsをクリックしていただくと、

3月6日現在の全組み入れ企業がチェックできます。

おそらく売買回転率を抑えながら、
慎重な銘柄選択を行っていると思いますが、

どんな銘柄を
どのくらい保有しているかを開示しつつ
運用を行うのは
「新たなアクティブ投資」の形態と云ってよいでしょう。

最後に、
米国ではアクティブETFは増えつつありますが、
それでも米国内で上場する全ETF1,554本のうち、
アクティブETFはまだ77本を数えるのみなのです・・。

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