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ポートフォリオという遺言状


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

私たちは伝記映画を通じて、
チャールズ・チャップリンの一生を、
たった3時間で観てしまいます。

わたしの人生も、
終わってみれば、

「誕生」⇒「成長」⇒「死去」みたいな
一生物のプロセスとして
あっけなく?語られるわけです。

一方、あなたという人が織り成す
「資産運用」という行為ですが、
ここにもプロセスというものが存在します。

「出会い」⇒「試行錯誤」⇒「挫折」
⇒「方法論の確立」⇒「継続」

⇒「運用&引き出し」⇒「終わり」
というプロセスです。

(まあ、もっと複雑怪奇なパターンもあるでしょうが・・)


最後に「終わり」と記していますが、
これはあなたやわたしの人生の終わりであって、
必ずしも資産運用の終わりではありません。

たとえば、70歳時点で
6,000万円のポートフォリオがあって、
それを引き出しながら運用を続けて、

もし、あなたが84歳で死んでしまえば、
その【ポートフォリオ】はどうなるのでしょうか?

答え)
そのまま次世代に引き継がれますね。

注:あなたが84歳になるときの
税制(相続税)は、
今の時点ではまったく分かりません・・。

つまり、

★ 人の寿命に限りはありますが、
資産の寿命はもっともっと長いですよ、
ということです。


わたしがここで申し上げたいのは、
結果として残る
あなたの『資産の集合体』は、

あなたの、ことお金に関する
人生のメッセージ】になり得る、
ということです。

あなたのお子さんやお孫さんは
あなたの『財産目録』を見て思います。

「なんでお父さんは
先進国株式ファンドみたいなものを、
持っていたのだろう・・?」

「じいじが持っていた
新興国債券ファンドってなに??」
みたいな・・。

もちろん、
あなたの【ポートフォリオ】は
あなたが資産形成をするために存在します。

しかし、副次的な効果として
(うまく行けば)
あなたの意思を
次の世代に伝える道具にもなり得るのです



message-ttl.png


ちょっと、
お子さんやお孫さんの立場になって
考えてみてください。

興味があろうがなかろうが、
実際に資産を引き継がれる
『当人』なのですから、

その資産がいったいどんなモノなのか、
考えざるを得ないわけです・・。

(アドバイザーとしての経験上、
申し上げますが、

実際、実に多くの人が
『相続』という行為を通じて
はじめて資産運用を意識する、
という側面があります・・)


予期せぬプレゼントとなるのか、
心の重荷になってしまうのか、
こればっかりは分かりませんが、

ポイントは、
あなたの【ポートフォリオ】が
残された人に、
何かを考えさせることが出来るかどうか
ではないでしょうか?

たとえば、
みずほ銀行 預金  3,000万円
練馬区の土地・建物 5,000万円

のような【資産の集合体】は、
何かを感じさせる、というには
少々力不足かもしれません・・。

しかし、たとえば、

・預金、円建てMMF
・米国債券ETF
・先進国債券(米国除く)ETF

・日本株式ETF
・先進国株式ETF
・新興国株式ETF
・新興国小型株式ETF

みたいな【資産の集合体】が残ることで、
あなたが
お金を通じて【何を考えていたのか】

あなたがお金を通じて
【どんな世界観を持っていたのか】は
明らかになるのではないでしょうか・・。


もちろん、
そこから何を学び取るかは、
資産を引き継ぐ人の
『感性』であると思いますが、

もしかすると、
最大の相続資産とは、
その「何かを学ぶ」= 知恵
そのものかもしれませんね・・。

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