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市場は恐ろしいところです。だから付き合い方を決めないといけません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

少し冷めた言い方になってしまいますが、
資産運用を行う私たちは紛れもなく、
他力本願』を志向しています。

??

あなたやわたしが運用を行う『舞台』って
どこにありますか?

『市場』(マーケット)ですね・・。

複数の『市場』(マーケット)に存在する、
さまざまな銘柄の値動きによって、
あなたの資産は増えたり減ったりします。

しかし、
株式や債券、不動産の値動きは
あなたにはコントロールできません・・。

そういった意味で、
私たちが行う運用の本質は
『他力本願』なのです・・。
(すなわち、マーケット次第!)

運用の初心者が陥りがちな「心理的状況」とは
ズバリ【自意識過剰】です・・。

あなたがいつも対峙する『市場』ですが、
この『市場』(マーケット)を
構成する要素は2つあります。

1.そこで売り買いされているモノ
2.売り買いをする不特定多数の人たち、です。

資産運用では、
1.は、具体的な金融商品となります。
2.は、その金融商品を売買する人たちですね。

(どちらも星の数ほどいます!)


わたしは思うのですが、
運用の初心者は、
自分と【市場】がフラットに、
一対一で繋がっていると勘違いしがちです。


なんと云いますか、意識として、
『自分』と『マーケット』が等身大なのです。

まるで、
スマホで行う対戦型ゲームのように、
自分が【主役】で、

自分の興味のある特定の金融商品が
あたかも物語の【準主役】のように現れ、
舞台(市場)の中で
自分がうまく立ち回っていく・・、

つまり『自分中心・うまく行く物語』を
思い描いてしまいがちなのです・・。

あのー、
気持ちは分かるのですよ。


自分と【市場】が一対一で対峙し、
⇒ワタシ、こう予想する。
⇒市場、こう動くはず・・
、みたいな。

そう思いたくなる気持ちは分かります。

しかし、
これはとっても大切なことですが、
⇒【市場】はほとんど、
私たちの思惑を超えて動きます。


なぜなら【市場】とは、
恐怖と欲望に溢れる人間の、
清濁併せた行動の『総意』であるからです・・。

何十万、何百万の、
「売ってやろう、買ってやろう」と蠢く
ギラギラした目をした人が、

会社が、ファンドが、基金などが、
縦横無尽に市場を闊歩しています。

あなたはそこに
『恐れ』のようなものを感じませんか・・?


【市場】では良いことも、悪いことも
必ず、両方起こってしまいます。
それ自体が「ひとつの社会」なのです。

(社会に向き合う時には、
ある種の【謙虚さ】が必要ですね・・)

その中では、
あなたやわたしの『思い』なんて、
これっぽっちも顧みられません・・。

運用そのものは【あなた】が行いますが、
『市場』に存在する
株式や債券などの具体的な資産が【主役】なのです。

つまり、人間の経済活動の具体的な中身が
【主役】であり、
その成長を信じてお金を託すあなたは、
ただじっとその様子を見守る人、なのです。

(身も蓋もない言い方ですが・・。)


『市場』は、
いつ運用を始めようか悩んでいるAさんのことも、
株式ファンドを買って2年が経過したBさんのことも、

また、来月定年を迎えて、
運用している資産の五分の一を
現金化しようとしているCさんご夫婦のことも、
一切考慮してくれません。

誰もがいちばん安い時に株式を買って、
いちばん高い時に売りたいと思っていますが、

それは言ってみれば、一介の人間が、
刻々と変わる【市場】の意思を
逐一把握できる、

という「思い込み」であり、
現実には極めて困難なことなのです。

<天気と市場は、あなたの思惑に関係なく動く・・>


(特に短い時間スパンの中で)
マーケットがどう動くかを予測することは、
わたしはこの社会で明日何が起こるか分かるわ。
と言っているようなもの・・。

もし、あなたが
「株式市場 はひとつの意思を持っており、
長期的に見れば、経済の動きを反映する『鏡』である」 
と思えるなら、

『市場』に恐る恐る入って、
気長に構えながら、
その熱気がわずかに届く社会の片隅で、
お金を託し続けることを決して止めない・・、

そういう投資をされることをお勧めします。

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