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保険王国ニッポン その3)


こんにちは、カン・チュンド です。

現在、日本の人口は
(世界全体の)2%程度 ですが、

保険商品残高では
(世界の)約25% を占めています。
(すごい・・)

(要するに この国では)
保険商品 という概念が

ほんらいの意味を超えて
「肥大化」してしまっているのです。

だいたい、長く(楽しく)生きることより、
死んでしまうこと や入院してしまうことを
ひんぱんに考えるのは ヘンですね(笑)

また早く死んでしまうリスク より、
長く生きるリスク の方が何十倍も大きいのに、

自由にできるお金のほとんどを「貯蓄」ではなく
「生命保険料」に充てるのも ヘンですね(笑)

また、こんな男性の例・・。
「おれは 1億円くらいの保険に
 入っていた方がいいだろ・・?」

そうです、
いくらの保険に入っているかが
「その人の価値」を表すのだと
勘違いしている人がいるのです(苦笑)

(違いますよ・・)

(あるいは)1億円の資産 があり、
年金・不動産からの収入で毎年(最低)
200万円 は貯蓄できるご夫婦が、

「この医療保険と、
 あの医療保険、どっちがいいのでしょうか・・?」と
真顔で訊いてこられます(苦笑)

(ここ、重要なのですが)

◆ 資金に余裕がある方は
(必ずしも)保険 という「道具」に頼る必要はありません・・。

資産が多い、貯蓄が多い ということ自体、
リスク に対する立派な【備え】となるのです。

上記の例 で言えば、
ご夫妻のどちらかが 入院 するようなことがあれば、
「一時的な支出」として認識すればよいのです。

(つまり)
リスクのすべてを 保険 で賄う必要はない ということ。
→ これを専門用語で「リスクを保有する」と云います。

リスクが保有できる方は、
家計 がそれだけ「健全」である証拠です。

(リスクが保有できる方は、
 「保険料」を節約することができます)

貯蓄 が多ければ多いほど、
保険という「道具」に頼る 必要性 は薄れていくのです。

(そしてこれは 投資 に関してですが)

貯蓄 が多ければ多いほど、
より大きなリスクを引き受けて
「投資」に励むことが可能になります。

■ 多額の借入れを行わず、
  純利益(貯蓄)を増やしていく・・。

  これが、
  パーソナルファイナンスの基本 なのです。

(逆に、貯蓄 が少ない家庭 ほど、
 死亡保障を「保険」に頼らなくてはなりません・・)

また、こんな例もよく耳にしますね。
会社を経営しているので
(節税のため)生命保険に入っている・・。

これって、どういうことでしょうか?
保険料が「損金扱い」になるという 税制 は
(果たして)10年後も同じなのでしょうか?

(そんなこと誰にもわからない・・笑)

多額の 保険料 を支払えば、
それだけ会社からキャッシュが出ていきます。
(マイナスのフローです)

会社が 赤字 になるということは、
会社のお金が減る ということです。

会社の 純資産(正味の財産)が減る とは、
それだけ諸々の「リスク」に対して弱くなる ということ。
(すると何が起こるのか?)

リスクに対して弱くなれば、
「保険」に頼る度合いが高くなります。
(当然、保険料というコストが増加します)

リスクに対して弱くなれば、
お金を借りる際の 調達コスト も上がります。

リスクに対して弱くなれば、
ビジネスチャンスが訪れた時に、
果敢に挑戦する「機会(チャンス)」が
失われてしまいますね。

会社のファイナンスにおいても、
■ 多額の借入れを行わず、純利益 を増やしていく
  これが基本なのです。

皆さん、保険 は万能選手ではありません。
     ひとつの「道具」なのです・・。



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