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野村の日本低位株ファンドはアクティブ投資、かな?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは株価が高い会社と、
株価が安い会社、どちらに魅力を感じますか・・?

んー、「株価」って、
その会社が
市場から受けている『評価の数字』ですよね。

たとえば、
カン商事株式会社 株価46円
だったりすると、

なんかパッとしない・・(^^;)

しかし、株式投資という観点で云えば、
値段が安くなっている株(カブ)を買うことは、
案外『王道』だったりします。

もし、運用のプロを自称する
運用会社の人たちが、
高度な分析、評価基準を捨てて、

ただ単に、
株価が安い銘柄(低位株)を組み入れ

しかも、
各組み入れ企業を【均等】に保有するだけです
と宣言したら、
あなたはどう思われますか?

それが、
野村アセットマネジメントが運用する
日本低位株ファンド』です。

この投資信託は
1993年に運用を開始しています。
(すでに20年以上の運用履歴アリ・・)


当該ファンドの【運用方針】を
もう少し詳しく書きますと、

1.東証1部の中から、
株価が安い銘柄(低位株)を組み入れ
(ただし、流動性、ファンダメンタルズ等の
チェックは行う)

2.定期的に銘柄を見直す(売買も行う)
3.各銘柄は【均等】に組み入れる

4.その【均等割合】が崩れた場合は、
リ・バランスを行う

5.すなわち、
値上がりした銘柄を一部売却し、
値下がりした銘柄は買い増しし、
保有する銘柄を【均等割合】に戻す・・。

以上となります。

シンプルと云えばシンプルですね。

上記のスタイルは、
紛れもない【バリュー投資】です。

そしてまた、
【均等割合型の投資】でもあります。
バリュー投資 × 均等型インデックス?

いやいや、
定期的に銘柄を見直し、

運用会社が任意に
新たな銘柄(+売るべき銘柄)の
ピックアップを行っていますから、
インデックス【指数への投資】ではありませんね・・。

やはり、
バリュー投資 + 均等型投資 でしょう。

日本低位株ファンドの
4月30日時点の『運用レポート』(PDF)を見ますと、

4月30日現在の『主な保有銘柄』を確認できます。


新家工業       0.6%
安藤・間       0.5%
クラリオン      0.5%
オエノンホールディングス 0.5%
芝浦メカトロニクス    0.5%
日本軽金属ホールディングス0.5%
戸田建設       0.5%
名古屋鉄道      0.5%
西部瓦斯       0.5%
西松建設       0.5%


(なるほど。地味な会社ばかり・・)

※ 上記は決して
上位組み入れ銘柄】ではありません。

当該ファンドには
200の会社が組み入れられていますが、
すべての保有割合は【同じ】であるため・・。

また、業種別配分は
以下のようになります(4月30日現在)


化学     9.6%
建設業    9.0%
電気機器  8.1%
銀行業    7.6%
機械     6.6%
その他の業種55.5%
その他の資産3.5%


⇒ 果たして、
日本低位株ファンドは
アクティブ投資と云えるのでしょうか?

それは、YESでしょう・・。

しかし、自らの運用に『制約』を加えて、
過度に『自由』にならないようにしています。

ある種のスマートベータ的な戦略を
1993年に採用していたことは注目に値します。

当該ファンドの設定来(21年間)の騰落率は
+29.8%です。

ちなみに、
1993年3月31日から、
2014年4月30日の日経平均株価のリターンは、
およそマイナス23%です・・。

また、当該ファンドの運用管理費用は、
年0.9936%。
(4月30日現在の)
純資産額は195.7億円となっています。

※信託期間は2019年3月29日までと
なっていますが、
実は2012年に信託期間を5年延長して
2019年に変更しているので、
信託期間がさらに延長される可能性はあると思われます。

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