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SMTくん、eMAXISくんをお勧めする理由 その4)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは来月で
開業丸14年を迎えるのですが、
『インデックス投資アドバイザー』として
頻繁に受ける質問があります。

それは次のようなものです。

【質問!】
インデックス・ファンドで積み立て投資をしています。
仮に同じ指数に連動するもので、
より運用管理費用が安いインデックス・ファンドが登場したら、
そちらに乗り換えたほうがいいのでしょうか?


あなたは、どう思われますか?

たしかにコストが安いことはとても重要で、
私たち運用者にとっては『有利』なことです。

しかし、
長期投資を前提として、

今の時点で
【もっとも手数料の安いインデックスファンド】を
選ぶことは、果たしていつでも正解なのでしょうか?

(えっとですね、)
あなたやわたしが資産運用を行う期間って、
とてもとても長いものですよね。

セカンドライフに入ってからも、
『定期的な引き出し』を行いながら、
運用そのものは続いていきます・・。


今の時点で
【もっとも手数料の安いインデックスファンド】を選ぶ
という思考法は、

100キロメートルのマラソンを走る中で、 
今、5キロ地点通過!
「斎藤さんがトップです!」 

「だったら、
ゴール地点でもやっぱり斎藤さんがトップだろう。」
という思考法に似ていると思いませんか?




Aファンドから、Cファンドへ乗り換える。
そして4年後に、
さらに運用管理費用が安いFファンドが登場し、
また乗り換え・・。

これを続けていくと、常に
『もっとも手数料が安いファンドはどれ?』
を気にするばかりになります。

(悩みのタネが増える原因にも・・)

また、実際に乗り換えを繰り返すと、
(利益が出ていれば)
そのたびに『税金』を取られますね。


「いえいえ、カンさん。
毎月の積み立て分だけ、乗り換えればいいのですよ。」

あー、なるほど・・。

すると、Aファンドも、Cファンドも、
今まで積み上げた分はそのまま残しておくのですね。

(でも、それはそれで
資産の管理が煩雑になりませんか?)


冒頭の【質問!】に戻りますと・・。

インデックス・ファンドで積み立て投資をしています。
仮に同じ指数に連動するもので、
より運用管理費用が安いインデックス・ファンドが登場したら、
そちらに乗り換えたほうがいいのでしょうか?


【答え】

いいえ、
あなたが長く運用を続ける中で、
もっとも重要なことは、

これからもっとも『純資産額』が伸びていくのは 
どのインデックスファンドだろうか?
という視点で、
商品選びをすることです。

なぜなら、
これから先、
もっとも『純資産額』が伸びていくファンドは、

もっとも運用管理費用(けいぞくコスト)を
引き下げる「余地」が生まれるファンドでもある
からです。

(伝わってますか?)


それからもうひとつ、
「インデックス・ファンド」を
ひとつの【マーケット】として捉えると、
気になることが浮かび上がります。

それは、
「インデックス・ファンド」という商品が
需要 < 供給 の状態になってしまっていること・・。 

「えっ、野村さんも出したんだ、
インデックスファンド・シリーズ。

みずほさんも出すらしいね。
じゃあ、うちも出しておこうか・・。」

この4年ほどで、
運用会社各社は、
次々と「インデックスファンド・シリーズ」を出してきています。

~これ、みんな、生き残れると思いますか?~


「インデックス・ファンド」という商品は
【効用面】での『差別化』が出来ません。

従って、どうしても
手数料競争に陥りがちになります・・。

しかし、
「インデックス・ファンド」には
【先行者利益】があるため、

「SMTインデックス」
「eMAXISインデックス」より手数料が安い
「インデックスファンド・シリーズ」を出しても、
多くの資金が集まるとは限りません。

それに加えて、
需要 < 供給 の状態では、
思ったほど『純資産額』が積み上がらず、

ビジネスとしてペイしないと判断され、
繰り上げ償還される
「インデックスファンド・シリーズ」が出てくる可能性があると、わたしは考えています。


あっ、それから
(繰り返しになりますが)、
コストが低いことはとっても重要です。

競争原理も大いに働いて欲しいのですが、
私たち、インデックス・ファンドのユーザーが、
あまりにも「コスト、コスト!」と、

現時点で
けいぞくコストの引き下げを求めすぎると・・、

最悪の事態になりかねません。

??

つまり、
「もっと、もっと手数料引き下げを!」
を言い過ぎると、

運用会社各社が『手数料競争』で疲弊し、 
ビジネスとしての『黒字』が
さらに遠のき、 

最悪、
多くの「インデックスファンド・シリーズ」が
繰り上げ償還されてしまう、
ということになりかねないのです・・。


結果、私たちは
長きにわたって付き合える
『金融ツール』そのものを失ってしまいます・・。

今の時点で、 
過剰な手数料引き下げの要求は、
わたしはよくないと考えています。

仮に、「SMTインデックス」
「eMAXISインデックス」の
【ベビーファンドベース】で、

今の10倍程度の純資産額になれば、
黒字を維持しながら、
運用管理費用を引き下げる『大いなる余地』が
生まれてくるでしょう・・。

⇒ 100キロのマラソンを走るなら、
100キロという時間軸の中で、
マラソンの走り方を決める必要があるのですね・・。

10年、20年後の
SMTインデックス
「eMAXISインデックス」の姿を、
わたしは今から楽しみにしています・・。

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