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隠れインデックス運用に対して訴訟を提起?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

仮に、あなたがアクティブ・ファンドに
投資を行っているとしましょう。

あなたはその投資信託に対して、
何を期待しますか?

「上手く運用してくれること!」
はい、その通りです・・。

あなたは、その、
運用を上手にしてくれるであろう
【人の技術】に対して、『手数料』を支払うわけです。

だとすると、
アクティブ・ファンドには
【個性が見える運用】を期待するはずですよね。


もし、あなたが保有する
アクティブ・ファンドの運用が、
インデックス(市場平均)と大差ないとしたら、

あなたは・怒ったりしますか?

実は、北欧のスウェーデンでは、
多くの投資家が立腹しているようなのです・・。

ETF.com(欧州)のコチラの記事から・・。
Swedish Investors Up The Ante Against Closet Indexers

スウェーデン株主協会
「Swedish Shareholders Association」は、

インデックス運用と大差のない運用を行っていた、
アクティブ・ファンドの運用会社
Swedbank Robur」に対して、

投資家から
割高な手数料を徴収していたとして、
訴えを起こす準備を進めているとのこと・・。

(「Swedbank Robur」は、
スウェーデンでもっとも大きな
投資信託の運用会社なのだそう)


スウェーデン株主協会
(個人投資家約63,000人からなる団体)が
訴えの対象としているのは、

「Swedbank Robur」が運用を行う
ふたつのアクティブ・ファンドであり、

それぞれ1975年、1989年に運用を開始し、
マネジメントフィー(信託報酬)として
年 1.42%を徴収しています。

スウェーデン株主協会チーフ・エグゼクティブの
カール・ローゼン氏は以下のように語っています。

「スウェーデンでは、
投資家のほとんどは
アクティブ・ファンドを選択しているが、

3000本程度あるアクティブ・ファンドのうち、
半数近くが
インデックス(市場平均)と変わらない運用になっている。」


また氏は、
この『隠れインデックス運用』の問題は
日に日に大きくなっており、

ふたつのアクティブ・ファンドに対する訴えは
ほんのスタートに過ぎない、と言及しています。

わたしはローゼン氏の発言、

This is a very important issue for our members
as they felt they had been unfairly treated

の部分に注目します。

―ファンド保有者として、
不当に扱われていると感じている。
これはとても重要な問題なのだ。―


そう、これはいわゆる
【消費者の権利運動】なのです・・。

(ファンド保有者を、
「消費者」と置き換えてみてください)

消費者は、
ある商品を購入する際に、
その商品に対して具体的なイメージを持ち、

かつ、それにふさわしい
具体的な効用を求めています。

もちろん、運用商品では、
効用そのものは『不確定』であります。

しかし、その運用商品に、
イメージに反した商品実態がもしあるなら、
それは大いに批判されてしかるべきでしょう。

カール・ローゼン氏は、
「問題にしているふたつのファンドを
7000ユーロ相当保有する投資家は、
年に数百ユーロ余計に手数料を支払わされている。」
と喝破しています。

この問題は、引き続きウォッチしていきたいと思います・・。

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