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全部を組み合わせようとしなくてよいのです(鈍牛のごとく・・)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「君、ダメだよ。
骨太の営業方針も決めずに、
ただ闇雲にアポイント取っても意味ないよ!」

はあ・・・。それはそうなのですが。

いやいや、何事も
『方針』(ポリシー)を決めることって大切です。

進むべき道、
やるべきことを決定するってことですから・・。

資産運用においても、
明確な『方針』(ポリシー)を定めることは重要です。

そのポリシーが如実に現れるのが、
あなたの資産配分(ポートフォリオ)でしょう。


なにしろ、
運用に回せるお金は限られているわけです。

その【限られた資源】= 投資資金を、
何に、どのくらい振り分けるのかという、
『設計図』そのものを決めるってことですから・・。
(これは大事。)

これほど重要なことですので、
『ポートフォリオ』を決めるまでに
紆余曲折があって当然でしょう。

当オフィスのコンサルティングでも
しばしば訊かれるのが、
「カンさん、REITやコモディティも入れたほうがいいんですか?」という質問です。

あなたはどう思いますか?


私たちの前には
(あくまで情報として、ですが)

さまざまな【投資対象】(アセットクラス)が
横一直線に並んで、提示されてしまいます。

たとえば、
楽天証券のトップページを見てもそうです。

国内株式 海外株式 投信 債券 
先物・オプション FX eワラント 
金・プラチナ 商品先物・・・・みたいに。

(錚々たるメンバーですね。)

こんなふうに横一直線にずらーっと提示されると、

そうか、どれも同じくらい
(投資対象として)重要なんだ・・と
勘違いしてしまいます。


・・そんなことないですよ。

だいたい、
上記の投資対象すべてを保有すると、
「投資の生態標本」の収集家みたいになって
何がなんだか分からなくなってしまいます。

(第一、メンテナンスがたいへん!)


あなたの目的は、
別に金融商品のコレクターになることではありません。

重要と思われる資産(アセット)を、
合理的と思われるスタイルで、
バランスよく組み合わせればよいのです。

そもそも、世界中の富(とみ)は
資産ごとで分けて見ると、
どのように分布しているのでしょうか?


(実は)わりと単純です。

2010年末時点で、
債券46%、現金27%、株式27%

あとわずかに、REIT0.3%程度、

コモディティ0.3%程度、なのです。


(時価ベース。実物の不動産は除く)

これが世界の富(とみ)の勢力図なのです。


無題


つまり、難しく考えず、

今、この世の中に積み上がっている
『資産配分』のミニチュア版を目指すなら、
現金、債券、株式という組み合わせで十分だと思います。

投資における『思い込み』のひとつに、

⇒ 出来るだけたくさんの投資対象を抱えたほうが、
リターンが上がるんじゃないか、というものがあります。

そんなこと、ないですよ。

(あっ、それと念のため、
資産の保有にレバレッジをかける必要はありません)


上記を前提にすると、
バイ・アンド・ホールドしていく中で、
最強の資産は『株式』です。

あなたは、
外国債券や株式で
リスクを十分負われるわけですから、

現金・国内債券(安全資産)を何割程度持つかが、
トータルリスクをコントロールする上でもっとも重要となります。

考えてみますと、
土地は太古の昔からありましたが、
建物はヒトが豊かになって、どんどん増えていきました。

現金(通貨)も、ヒトが創造した
モノ、サービスの増加に伴って増えてきました。

債券、株式の量は、
ヒトの経済活動の拡大に伴って増していきます。
今後も、これらの需要がなくなることはないでしょう。


また、資産を持つ『スタイル』としては、
一点集中で投資対象を絞り込むより、
地理的に(できるだけ)広く・浅く
保有してしまったほうが合理的でしょう。

また、短いスパンで資産の売買や
資産の入れ替えを行うのではなく、
今ある資産の組み合わせ(ポートフォリオ)を
できるだけ動かさない・・、

いわば、鈍牛のような投資姿勢を保つようにしましょう。

(あっ、でも、リ・バランスは必要ですよ。)

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