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コンサルティングはやっぱり胡散臭い? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

長くこの仕事を続ける中で、
果たしてどんなアドバイスがお客様に『有益』となるのか、
それをしばしば考えます。

わたしが考える、有益なアドバイスとは、
1.相談者の『属性』に合致したアドバイス
2.相談者が『実行』できるアドバイス です。

属性って、なんだか難しく聞こえますが、
要は、
あなたという人を取り囲んでいる状況すべてのこと。

考え方、傾向、価値観、ご性格、
お金の状況(フローから、ストックから、負債から) 

お仕事の状況、ご家族の状況、
健康の状況、趣味の状況など、
ぜんぶひっくるめてですね。

また、
教科書的にベストな理論を伝えることが、
必ずしもベストなアドバイスではありません。

あなたの属性に合致したアドバイスが
『ベスト』なのです・・。


たとえば、
お仕事、家庭の用事でとても忙しい。
あるいは、
性格的に「リ・バランス」出来そうにない。

そういう人にETFを組み合わせた
ポートフォリオを勧めるのは正解ではありません。
(バランス型ファンドが最適でしょう!)

また、カゴメの株主優待を楽しみにしている人に、
個別株は非システマティックリスクがあるからダメです。
という、
通り一辺倒の説明もちょっといただけないですね。

要は、
自分らしさを生かしながらの投資であるべき、なのです。


自分らしさが在れば、
心地よい。

心地よければ、
(自然と)投資を長く続けられます・・。

弊所のコンサルティングの根底には、
『ベストを目指して挫折するより、
ベターな状態を続けてしまったほうが実入りは大きい
。』

という考え方があります。

(こうあるべき論に、
がんじがらめになり過ぎないことが大切。)


ところで、
金融・資産運用の世界では、
『相談』は 無料 の場合が多いですね。

(中にはケーキと紅茶まで付けてくれるところも(笑)

彼ら/彼女らは、
「相談サービス」と言っていますが、

実態として、
『相談』という看板は、
商品を購入してもらう営業手段、
プロセスの一端となってしまっています。

では、
「相談サービス」が有料ならOKなのでしょうか?


「カンさん。わたしはちゃんと
相談料をいただいていますよ。

たしかに多くのFPは、
保険、金融商品の斡旋もしますが、
それはあくまで結果としてのサービスであって、

相談サービスは相談サービスとして、
ちゃんと独立していますよ。」

フム、 まあ、それはそれでいい?
<あなたはどう思われますか・・?>


前回、「占い」のお話をしましたが、
「占い」も相談することそのものに
料金を支払いますね。
(「鑑定料」といういい方をします・・)

しかし、です。
「占い」に行って
もっとも「恐ろしいこと」って何ですか? 

鑑定料5,000円を払って、
外に出ようとするときに、

「カンさん、あなたの背中に、悪い霊が見えますよ。」
えっーーー“

そして、30万円の壺を買わされる。
ということではないでしょうか・・。

占いに行って、
鑑定料(フィー)を払ったとしても、
そのあとで『高価なつぼ』を売りつけられたら(コミッション)、
これはイヤですよね・・。


ちなみに、
コミッションとは、
モノを販売・斡旋することで
得られる手数料収入のことです。

フィーとは、
情報、価値の提供を行うことで
顧客から直接得る収入のことです。

わたしは
有料コンサルティングの基本は、
顧客とサービス提供者の間に
利益の相反』がないことだと思っています。


以下はあくまで
「わたし」の場合ですが・・、

『商品の販売』というサービスも行っていると、
その「手数料収入」に、
どうしても気持ちが引っ張られてしまう側面があります。

告白します。
「わたしは弱い生き物なのです。」


もし、『商品の販売』というサービスも行っていて、
その「手数料収入」に、
気持ちが引っ張られてしまう側面があれば、

「相談者の利害」と「サービス提供者の利害」が
ズレていることになってしまいます。

⇒ これを「利益相反」と云います。


(ちなみに米国の
ファイナンシャルプランナーの世界では、
NAPFAという団体があります。

この団体に入るためには、
順守すべき【規定】があります。

それは、”Fee Only”。
Fee OnlyのFPとは、
コミッションを受取らないFPのことです。

収入は顧客との契約により、顧客から直接頂きます。)


そもそもファイナンシャルプランナーって、
顧客の利益を守るために、業務を遂行する人です。

これも、あくまで
「わたし」の場合ですが、
多くのお客様が弊所が「フィー・オンリー」、

つまり、金融商品を扱っていないという点に
【価値】を見出していただいていると実感しています。

ただし、わたしは(もちろん)
聖人君子ではありません・・。

20代の頃、不動産会社に勤め
これでもか、これでもかというほど、
コミッション(仲介手数料)に染まった
苦い経験があるからこそ、

今、こうして
フィービジネスを実践できているのです・・。

◆ 関連記事
コンサルティングはやっぱり胡散臭い?

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| わたしのFP修行 | 19:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Re: タイトルなし

ご丁寧にありがとうございます。長い道のりですので、どの方向に、どんな荷物で、また、どれくらいのペースで進めばいいのか、迷ってしまうものです。長い道程で、ほんとうに「たまに」お手伝いできることがあればと思っております。こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。

| カン・チュンド | 2014/08/17 13:45 | URL |

この度は、出張コンサルタントに参加させて頂きました(*^_^*)カンさんにお逢いする事が、出来てとても嬉しかったです

資産形成という長い道のりを今後どう進んで行くか、私自身に一番適切な方法を考えて頂き、ようやくスタートラインにたてました

少し遠いので、東京へ行く機会は少ないと思いますが、勉強会の参加やコンサルタントをまた受けれたらと思います

いつも素敵な記事をありがとうございます(*^_^*)

毎回楽しみにしております!

| | 2014/08/14 14:27 | URL |














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