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If You Can ~もしも貴方にできるなら、こんな運用法があります~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは普段、学生さんや
20代前半の人と接する機会がほとんどありません。

(たまに「コツコツ投資の会」などで
お見かけすることがありますが・・)

以下の小冊子(英語)は、
1980年代から1990年代に生まれた
「ミレニアム世代」を想定して書かれたものです。

作者は、
投資関連の本をいくつも出されている
ウィリアム・バーンスタインという人です。

(この小冊子はネット上で公開されており、
無料で読むことができます)

タイトルは、
『If You Can: How Millennials Can Get Rich Slowly
(PDFファイル ウィリアム・バーンスタイン 著)

  もし、貴方にできるなら。
<ミレニアム世代がゆっくりお金持ちになる方法・・>


小冊子の中で推奨されている投資手法は
きわめてシンプルであり、

バーンスタイン氏自身、
7歳の子どもにも理解できる『投資戦略』であると
述べています。

で、その内容は?

⇒ 25歳になったら、
毎月の給料の15%を、
次の3つのファンドに均等に積み立て投資しなさい。


・U.S. total stock market index fund
(米国株式インデックスファンド)
・international total stock market index fund
(先進国株式インデックスファンド)
・U.S. total bond market index fund
(米国債券インデックスファンド)

そして、
1年に1度「リ・バランス」しなさい。
それを65歳になるまで続けるのです。

?? これでおしまい?

はい・・。

(※ 個人的には先進国債券インデックスファンドも
入れたほうがよいと思いますが・・)

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ともかく、
ミレニアム世代は(その両親の世代と違い)
「年金制度」があてにならない

したがって、自分で
貯蓄 ⇒ 投資という『生活習慣』を身に付けないと、
老後は悲惨なことになると氏は訴えています。


ところで、
給料の15%を3つのファンドに投資し続けることは
どのくらい難しいことなのでしょうか?

「とてもじゃない。絶対デキないよ!」
という、難しさレベルではないですね。

「このシンプルなレシピを実践できたら、
あなたは大方のプロの投資家を
打ち負かすことができる。」

と氏は述べていますが、
この『投資手法』のどこが難しいのでしょう?

えーっと、
(ズバリ) 淡白すぎるのです


バーンスタイン氏は小冊子の中で
こう述べています。

給料の15%を3つのファンドに投資し続けることは、
食事をほとほどにして、運動を行って、
スリムな体を維持しましょう、ということと同じ。

人はフルーツや野菜を食べるより
ピザを食べることが好きなので太ってしまうのです。
月曜日の夜はジムに行くより、
フットボールの試合を見たくなるものですし・・。


なるほど・・。

ただ、あえて上記のふたつの行為の
違いを挙げてみると、

つみたて投資は自動化出来ますが、
ダイエットは自動化できません・・。


(実は、バーンスタイン氏自身、
ダイエットはうまくいっていないが、
投資のほうは実践できていると告白しているのです)


また、氏は、

「もしあなたが
幸せな老後を確保したいのなら、
越えなければならないハードルが5つある」
と云います。

わたしが「なるほど・・」と思ったのが、
ハードル3』です。

ハードル3とは?
~金融の基本と、マーケットの歴史を学ぼう~ です。

これって、
たとえば飛行機にたとえると、
基本を学ぶとは「航空学」について知ることです。

歴史を学ぶとは、
「過去に起こった航空機事故」を知ることです。

わたしは、
歴史に学ぶことがより重要だと思います。


かつてのわたしもそうでしたが、
投資の初心者は
マーケットのアップダウンに遭遇すると、
戸惑い、自分を見失ってしまいがちです。

しかし、ココ重要なのですが、

これから起こるであろう、
マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、

【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し
】なのです。


大事なことなので、もう一度云います。

これから起こるであろう、
マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、

【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し
なのです。


この認識はたいへん重要です。

この『大局観』を
持ち続けられるかどうかが、

あなたが投資を長く続けられるか否かの
分かれ目になるのではないでしょうか・・。


「カンさん。そうはいっても、
言うは易く行うは難し、ですよ!」

んー、たしかに。

そもそも、私たちのDNAは
長期的な現象に順応していくよう、設計されていません。

私たちのDNAは
今、そこにある変化に反応するよう、
最適化されているのです。


まあ、これは当然ですね。

今、そこにある変化に対応出来なければ、
種として滅んでしまいますから・・。

⇒ つまり、私たちは本能的に
『短期の波』で生きているのです。

それを覆して、長期投資を行うというのは、
かなり高等な、洗練された作業と云えるのです。


先ほど、述べた、

マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、
【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し】なのです。
を、

バーンスタイン氏は『映画』にたとえて、
こう述べています。

この映画、前にも観たことがあるな・・。
どんな結末になるかは分かっているよ。


なるほど・・。

こういう感覚で、
マーケットの気まぐれと
細く・長く付き合い続けることが肝要なのですね。

淡泊なことを、長期に渡って続ける。
それが資産運用の本質なのです・・。

似顔絵




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