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外貨預金にサヨナラを!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

少しだけ円安ムードが漂い始めていますが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

相談業務の中で
お客様の資産状況を拝見させていただくと、
散見されるのが『外貨預金』です。

いちばん多いのはUSドル建て預金、
その次がオーストラリアドル建て預金だと思います。

『外貨預金』という金融商品は、
多くの日本人にとって、
もっともとっつきやすいリスク資産ではないでしょうか。

日本円の低金利が常態化しているため、
「ほら、こんなに高い金利が可能ですよ!」
という、セールストークをかけやすいのですね。

(おまけに売っているのは「銀行」で、
そして【預金】という名称の安心感?も大きい・。)


しかし、お金に働いてもらうという
運用の原理原則から云いますと、

やはり、『外貨預金』はもったいないと思います。

なぜなら、外貨預金とは、
円を「他の通貨」に替えて、
通貨のまま、預け続けることですから・・。

為替の手数料、為替のリスクという重荷を
背中に負いながら、
(しかし)期待できるリターンの本筋は、
通貨そのものが生み出す「利息」のみ・・。

ここで、
ちょっと気分転換してみましょう。

よくよく考えてみますと、
運用に回すお金って
長く寝かせておける資金のことですよね。

ほんらい「時間」が
あなたの味方になるはずなのに、

通貨を通貨のまま預けておくだけでは、
時間のメリットを生かしきれません。


外貨預金を保有するあなたは既に
「為替リスク」を背中に負っているのですから、

【外貨】を、
さらに「債券」や「株式」などに変換させて、
もっと伸び伸びと【外貨】に
働いてもらったほうが賢明だと思いませんか?


money-exchange-rate-15-300x187.jpg


円 ⇒ 外貨 ⇒「外貨建て債券」
         「外貨建て株式」
というイメージです。

(※ 外貨のままで持っても、
外貨建て債券で持っても、
「為替リスク」を負うことは同じですね・・)


そういえば時々、
日本の将来をエキセントリックに悲観して、

「外貨で資産を持たないと
とんでもないことになるよ!」と煽る人がいますが、

―まあ、わたしも
外貨で資産を持つことには賛成ですが、―

もっとも気にしないといけないのは、
外貨の持ち方】です・・。

ドル建て預金
豪ドル建て預金
トルコリラ建て預金というカタチのみが、
【外貨の持ち方】ではありません。

先進国債券ファンド、
新興国株式ファンドも、
立派な【外貨の持ち方】のひとつなのです

(伝わっていますね?)

外貨を持つ ⇒ 外貨預金 という呪縛から、
そろそろ卒業しませんか・・?


仮にあなたがイタリア人のガスパーレさんで、
日本の資産を外から眺めている人だとします。

「さーて、どの金融商品を選ぼうか?」
と想像していただくと、
意外と事の本質が理解しやすいかもしれません。

(もちろん、ガスパーレさんにとっては、
「円建て資産」はすべてリスク資産となります・・)

運用を行うガスパーレさんは果たして、

「日本円」(つまり、円建て預金)を買うでしょうか?
それとも、
円建ての債券、円建て株式を買うでしょうか?


もし、今あなたが
USドル建ての預金をお持ちなら、
せっかく円安が進んでいることですし、
このあたりで【外貨の持ち方】をシフトさせませんか?

(つまりは「お引っ越し」です)

外貨のままで持っても、
外貨建て債券を保有しても、
「為替リスク」を負うのは同じですから、

USドル建て債券を、持ってみる。

いや、この際ですから、
一ヵ国の、ひとつの通貨建ての債券を持つのではなく、

国・地域、通貨の分散も行ってしまって、
USドル建ての預金から、

『先進国債券インデックス・ファンド』へ
お引っ越しをするというのはいかがでしょうか?

一見、すごい飛躍のように思えますが、
外貨で資産を持つ】というその基本方針に
まったく変わりはないのです・・。

似顔絵




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