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投資の心理学 その4)


こんにちは、カン・チュンド です。

さて「まだあるの?」と思われるかもしれませんが、
私たち運用者の「思い込み」です。

● 株価 は(いつでも)
  その会社の 適正価値 を表している。
 (つまり)株価 はいつも 正しい。

  ↑ いいえ。そんなことはありません。

株価 というものは
(そもそも)ブレるもの です。
(つまり)適正価値 の
上を 下を 超えて 動くもの なのです。

● 最近起こった出来事・最近の傾向 が正しい。
  ↑(ただ単に)いちばん新鮮な記憶 だから?

私たちは 最近起こった出来事
最近の傾向 を過度に信用してしまいます。

最近の出来事 を見て、
「そうか。いつもこうなんだ」と思い込んでしまう。

具体例 を挙げてみましょう。

1987~89年の「3年間」で
【日経平均株価】はおよそ 2倍 になりました。
(年率 26% のリターンを獲得したことになります・・)

1987年 1月9日 の【日経平均株価】
18,810円

1988年 1月8日 の【日経平均株価】
22,872円

      6月10日の【日経平均株価】
27,920円

     12月24日の【日経平均株価】
29,686円

1989年 3月3日 の【日経平均株価】
32,130円

      9月8日 の【日経平均株価】
34,115円

     12月29日の【日経平均株価】
38,915円

年率 26% という収益率は、
「過去の実績収益率」と比べると
明らかに <良すぎる数字> です・・。

(1970~2000年までの
「大型日本株式」の 平均収益率 は8.1% なのですから・・)

しかし当時の株式市場では
「長期の物差し」を顧みる人もなく、
「上がる、そして維持する、また上がる。イエーイ!」

という方向性 でしか、物事を
イメージできないような状況だったのです。

「歴史 に学ぶ? とんでもない!」
(ある種の 熱狂、白昼夢・・)

ヒトは、マーケット全体が
上昇するにつれて「楽観的」になり、
明日も、その次の日も上がり続けるだろう、
と思い込みます。

(逆に)マーケット全体が下降する局面では、
ヒトは「悲観的」になります。

■ 多くの運用者は
最近の出来事・最近の傾向 のみを気にして、
まるで 俳優 のように
「超楽観」と「超悲観」を演じ分けるのです。

(決して 長期の実績データ は見ない! 苦笑)

そして(ここがポイントなのですが)

■ 悪いニュースが発生した時、
マーケットは「これでもか!」と大げさに下げ、

良いニュースが発生した時は「これでもか!」
と大げさに上げるものなのです。

そして 楽観の局地 に着いた人々は、
今までの経験則、常識 というものを平気で
「ゴミ箱」に投げ捨てたりします。

株価収益率(PER)が
500倍、1000倍になろうと、

「大丈夫! 利益も毎年倍々ゲームで増えていくのだから」
と思い込むのです。
(恐い、恐い・・)

10人中10人が 頬 を上気させ、
一方向に頭(こうべ)を垂れながら 踊り始めたら、

それが パニック & クラッシュ の
「前兆」だと思ってください・・。



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