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「分配金」=「普通分配金のみ」にすれば、投資信託もフツーの世界の住人になれます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今年に入ってはじめて『投資信託』という
言葉を聞かれた方は、

投資信託 = 毎月分配金が出る金融商品、
と思っておられるかもしれません・・。

確かに、
多くの人は毎月【お小遣い】がもらえることに、
隠し切れない喜びを感じます。

ただし、この【お小遣い】の
本当の中身を知ってしまうと、

ちょっとうまく乗せられて、
梯子を外されたような、
後味の悪さだけが残ってしまいます。

(月並みですが、
『美味しい話』は転がってはいないのです・・)


毎月分配金が出る金融商品については、
当ブログでも、

童話「ニワトリとタマゴ」から毎月分配型ファンドを一考する
みたいな記事を書かせていただいて
啓蒙には努めているつもり、です。


(ところで)、
わたしは個人的に最近、
思っていることがあります。

それは、金融庁がけっこう本気で
「毎月分配型ファンド」に対して、
【規制】を敷いてくるのではないか、
という『予想』です。


investment.jpg

より、正確に云うと、
【分配金】の概念そのものを、
狭めてくるのではないか
と考えています。

そもそも、
米国の投資信託(ミューチュアルファンド)では、
投資家の元本を取り崩して
【分配金】を出すことが認められていません。

米国の投信が云う【分配金】とは、
ファンド内で発生した配当や利息収入、
それに値上がり益の中から、

ファンド保有者に
「利益相当」を【還元するお金】のことなのです。
(伝わっていますね?)

また、イギリスの投資信託では、
値上がり益の中から【分配金】を出すことが
そもそも認められていません。
(配当、利息収入からのみ・・)


★ つまり、
日本の投資信託の【弊害】の根っこには、
『分配金の概念が広すぎる』
というルール上の問題があります。


follow-the-rules.jpg

これって、
一見深刻そうに聞こえますが、
実は話は単純で、
ルールを敷き直してしまえばよいのです。

??

わたしは個人的に、

「普通分配金」のみを
【分配金】として認識し、


「元本払戻金」(ちょっと前まで
特別分配金と呼ばれた)は、
そもそも【分配金】ではなく、

このようなお金を
ファンド内から出すことを
禁止してしまえばよいと思っています。


もちろん、業界内では
一時的に大混乱が起こるでしょうが、

投資信託という商品が、
フツーの人が住む、フツーの世界】に
戻っていくだけのことです。

長く続いた
【毎月分配型ファンドのバブル】は終焉を迎え、

【お小遣い】と勘違いされていた多くの方が、
リスク資産の運用の、
『ゼロ地点』に立つことになります。

そこから見える景色は、
(風は少々冷たいですが)
見渡す限り澄みきっているはずです・・。

似顔絵




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