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投資の心理学 その1)


こんにちは、カン・チュンド です。

わたしは日頃、合理的な思考、
効率的な投資手法 などと申していますが、

私たちは(私たちが思っているほど)
合理的 ではありません(笑)
(まあ、ヒト科の 生き物 ですから・・)

特に マネー・投資 のこととなると、
人は とても奇妙な行動を取ります。

わたしが信奉している
「モダン・ポートフォリオ理論」では、

運用者は「合理的に振舞う」ということになっていますが、
(現実は)もちろん違います(笑)

この「合理的」という言葉、
(ひと言で言うと)

得にならないことを、
無駄な時間をかけてしないこと。
となりますが、

(実は)ヒトは得にならないことを、
無駄な時間をかけて 極力してしまう
「生き物」なのです(笑)

投資の「行動心理学」では、
人の【感情】が 投資プロセスの決定 に
どのような影響を及ぼすかを研究しています。

今回はその一端を覗いてみましょう。

【私たちは(当然)リスク回避的 です】
私たちは 不確実なリターン よりも
確実なリターン の方を望みます。

私たちが余分なリスクを引き受ける場合は、
(当然)余分な「対価」を求めていることになります。

また私たちは 利益 と 損失 に対して、
まったく違った「反応」を見せます。
(当たり前だろ!と思われるかもしれませんが)

一例 を挙げてみますと・・。

人は20%の利益よりも、
20%の損失の方に「過剰な反応」を見せます。
(20% という「振れ幅」は同じなのに・・)

(例えば・・)

あなたが「投資アドバイザー」を職業としていて、
お客様のポートフォリオが
その価値を20%増やしたとしましょう。

「やったあー。わたしの資産運用、
 今儲かっているのね・・」と

わざわざ電話してくる
お客様はまず居ません(笑)

しかし、お客様のポートフォリオが
その価値を20%減らしてしまったら、
あなたのオフィスの電話は
ひんぱんに鳴り続けるかも・・。

「どうしてくれるの・・!」

【あなたは塩漬けになった株式を眺めて、
 何度ため息をついているのですか・・?】

人は「損失」が出ている場面で、
(なかなか)資産を売却することができません。

(損失 が明らかになるのを避けることで、
より大きなリスクを背負うことになるのに・・)

あなたは自分にこう言い聞かせます。
「株価はいつか必ず元の値に戻るわ。
 そうしたらきれいさっぱり売ってしまうの・・」

(ホント?)

運用者は「損失」を認識することを避けて、
リスクを積み重ねていくのです。
(もうあなたはおわかりでしょう・・)

ヒトは自分が保有しているモノに、
「より高い価値」を見出したがるのです。

(エゴというか、欲というか・・)

 続きは次回に!



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