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ユーロ・ストックス50との連動を目指すETF


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

国内のETF市場においては、
ふたつの【空白アセット】がありました。

ひとつは、国内債券ETFであり、
もうひとつはヨーロッパ株式ETFです。

去る3月18日に、
UBSファンド・マネジメントが
10本のETFを国内市場に上場させました。

そのメインは『ヨーロッパ株式ETF』です。
(やった~)

以下、代表的な3本のETFを
ご紹介しておきましょう。
(構成国の数が少ない順に列挙します・・)

1387 : UBS ETF 欧州通貨圏株(MSCI EMU)
連動を目指すのは、
MSCI EMU指数です。
信託報酬 : 0.23%
構成国:10ヵ国


1385 : UBS ETF ユーロ圏大型株50
(ユーロ・ストックス50)
連動を目指すのは、
ユーロ・ストックス50指数です。
信託報酬 : 0.15%
構成国:12ヵ国

12ヵ国の内訳は・・、

オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、
ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、
ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スペインです。


1386 : UBS ETF 欧州株(MSCIヨーロッパ)
連動を目指すのは、
MSCIヨーロッパ指数です。
信託報酬 : 0.20%
構成国:15ヵ国

15ヵ国の内訳は・・、

上記12ヵ国のうち、ルクセンブルクを除き、
イギリス、デンマーク、スイス、スウェーデンを
加えたものです。


(上記いずれも信託報酬は税抜です。
分配金は年2回。売買単位は1口単位。)

europe.gif


たとえばあなたが、
米国株 + 欧州株という図式で
先進国株式】というアセットを
保有されるのであれば、

イギリス、スイスを含む
15ヵ国を網羅する
『UBS ETF 欧州株』(1386)が
投資対象としてはベストでしょう・・。


しかし、
指数】というのは不思議なものです。

もっとも包括的に網羅されたもの、
もっとも合理的なものが
もっとも人気があるわけではありません。

たとえば、
米国株の指数で云えば、

ウィルシャー5000指数と
ダウ平均は
まったく『コンセプト』が違います。


市場全体の温度を示すのが
指数の役割とすれば、
ウィルシャー5000指数ほど、
それに適った道具はないと思うのですが、

実際に知名度があり、
人気が高いのは
ダウ平均のほうですね。

ダウ平均の分かりやすさは、
たった30社の会社が構成銘柄である点でしょう。


それに呼応して申し上げると、
ヨーロッパ株式の指数でもっとも知名度があり、

人気が高いのは、
ユーロ・ストックス50指数』です。

英語で書くと、
EURO STOXX 50 INDEX となります。

そう、
この、STOXXは
STOCK(株式)ではなく、

STOXX Limited という
指数提供会社の名前なのです。
(1997年設立。)

EURO STOXX(ユーロ・ストックス)50指数は
1998年に算出が始まりました。
構成銘柄はユーロ圏を代表する50社です。

skynews_img_1200_745.jpg

指数普及のカギを握るのは、
ある種の、単純明快さなのですね・・。


UBS ETF ユーロ圏大型株50(1385)は、
この『ユーロ・ストックス50指数』との
連動を目指します。

ユーロ・ストックス50指数の
ファクトシートはこちら(PDFファイル)

3月31日現在の、
当該指数の
【上位組み入れ企業10社】は、
以下のようになっています。

1位 BAYER(バイエル)ドイツ 4.92%
化学・製薬会社
2位 SANOFI(サノフィ)フランス 4.72%
製薬・バイオテクノロジー

3位 TOTAL(トタル)フランス 4.68%
石油エネルギー

4位 BCO SANTANDER Banks
(バンコ サンタンデール)スペイン 4.19%
銀行

5位 DAIMLER(ダイムラー)ドイツ 3.80%
自動車

6位 ANHEUSER-BUSCH INBEV
(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)ベルギー 3.72%
酒類・食品

7位 BASF(ビーエーエスエフ)ドイツ 3.61%
化学
8位 SIEMENS(シーメンス)ドイツ 3.37%
製造業

9位 ALLIANZ(アリアンツ)ドイツ 3.14%
保険
10位 SAP(エスエイピー)ドイツ 2.73%
ソフトウェア


いかがですか?
あなたがご存じの会社も入っているのでは?
(こうして見るとドイツ企業が多いですね)


なお、既存の投資信託でも
ユーロ・ストックス50指数との連動を目指す
インデックス・ファンドが存在します。

三井住友アセットマネジメントが運用を行う
欧州株式指数ファンド』です。

信託報酬は 0.7128%(税込)となっています。
(運用期間が2020年までなのが残念・・)

いずれにしても、
国内ETF市場において、
複数の「ヨーロッパ株式ETF」が登場するのは
喜ばしいことですね・・。

似顔絵




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