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J-REITの用途別指数って?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本にはじめて
REIT(不動産投資信託)が登場したのは、
2001年のことでした。

今ではREITの銘柄数は
51本となっています。

また、オフィスビル型、住宅型、
商業施設型、物流倉庫型、

ヘルスケア、ホテル・旅館型など、
その形態もさまざまですね。


すごーく地味で
あまり知られていないのですが、

日本のREITには
REITの「業種別指数」と云うべき、
【東証REIT用途別指数】なるものが存在します。

(はじめて聞かれました?)

上記は東証REIT指数の
傘下の指数であり、

日本のREITを
『オフィス』、『住宅』、『商業・物流等』の
3種類に分け、

それぞれについて、

【東証REITオフィス指数
【東証REIT住宅指数
【東証REIT商業・物流等指数

という指数を構成しているのです。
(2010年2月に算出開始)

詳しくは
東証REIT指数・東証REIT用途別指数】(PDFファイル)
をご覧ください。


今年の2月末現在、
すべてのREITを
『用途別指数』で区分けすると、

オフィス系が20本
住宅系が12本
商業・物流等が18本となっています。


reits1-269x300.jpg


もちろん、
REITとは
「上場したアクティブファンド」
ことですから、

REITというファンド内では、
不動産の入れ替えが行われます。

ということは?

ファンドの中身、
つまり、
不動産の種類が変わることもある
ということ・・。


従いまして、
【東証REIT用途別指数】では、
毎年1回(7月)、
用途区分の見直し機会を設けています。

(※ 実際、14年7月には、
「ユナイテッド・アーバン投資法人」の
用途見直しが行われ、

オフィスから商業・物流等に
用途が変更されました・・)


このブログ読者の方はよくご存じのように、
REITへの投資の仕方は3種類あります。

1.REITへ直接投資
2.REITを組み込んだ投資信託へ投資
(ア・ファンドと、イ・ファンドに分かれます)
3.REITを組み込んだETFに投資

そのうちの3.の選択肢では、
東証REIT指数との連動を目指すETFは、
すでにありますね。
(たとえば、銘柄コード1343


しかし、
【東証REIT用途別指数】、
すなわち、

オフィス指数、住宅指数、
商業・物流等指数との
連動を目指すETFはまだありません・・。

今後もREITの上場本数は増え続け、
かつ、その形態も
多様化を続けるのではあれば、

用途別指数に連動するETFのニーズは、
一定程度あるとわたしは考えます。


ちなみに上記、
東証REIT指数・東証REIT用途別指数】(PDFファイル)

には、
興味深いデータがありまして、

2014年末時点の
直近12ヶ月の
『投資収益率』を比較してみますと、

東証REIT指数自体は+29.68%でした。

それに対して、
【東証REITオフィス指数】は
+22.52%、

【東証REIT住宅指数】は
+49.63%となっているのです。

(意外にも?)住宅指数のほうが
オフィス指数より高いリターンを残しているのですね。

(ちなみに、【東証REIT商業・物流等指数】は
+32.33%でした・・)


最後に、
米国のETFを調べてみますと、
レジデンス(住宅)系のREITが存在します。
i シェアーズ Residential Real Estate Capped ETF』(REZ)

似顔絵




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