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無リスク資産とリスク資産の比率について


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはこう見えても慎重派で、
物事を始めるときに、
けっこう『悪いこと』を考えます。

『おーい。
こんなに悪いことが起こっても、きみ大丈夫?』


みたいに・・。


資産運用においては、
悪いことの起こり方は、
(残念ながら)コントロールできませんね。

それに、
もし悪いことが(実際)起こると、
人は普段の3倍くらい慌ててしまうもの・・(-_-;)。


こう、
なんと云いますか、

あなたが内包する【感情リスク】が
火山のように爆発しないよう、

(悪いことに対しては)
なにがしかの『工夫』をしておく必要があります。


そのひとつが、
『無リスク資産』と『リスク資産』の
比率を決めておくことだと思います。

より正確にいうと、

「投資に回すお金」と
「投資に回さないお金」の
割合決定作業】ですね。

negosyo-seminars.jpg


まずは【ひとつ目】の
例をご覧ください。

○ 生活防衛資金
○ それ以外はすべて投資に回す


んー、
もちろん、アリだとは思いますよ。


上記については、

「カンさん。
ワタシは毎月の支出の2年分を
生活防衛資金に充てているから、

投資に回す部分
(=ポートフォリオ)には、

別に無リスク資産(安全資産)は
入れなくてもいいですよね?」


と聞かれることがあります。

(あなたはどう思いますか?)


わたしは、

ポートフォリオにも、
無リスク資産(安全資産)を
入れておくべきだと思います。


なぜなら、

ポートフォリオの
無リスク資産(安全資産)とは、
リ・バランスの、原資でもあるからです。

(つまり、売ったり買ったり、
使う用事がある。)


一方、生活防衛資金とは、
トータル資産の中でも
特殊な存在』であり、

普段はないもの。
まったく意識していないもの。として、
認識すべきでしょう。


ふたつ目】の例

○ 生活防衛資金(支出1年分)

○ 無リスク資産(500万円)
○ それ以外はすべてポートフォリオ


(生活防衛資金については、
前述した通りですね)

上記の「無リスク資産」とは、
文字通り、
投資に回さない安全資産です。


あっ、また、
さっきと同じ【質問】が・・。

「カンさん。ワタシは
投資に回さないお金500万円が
あるから、

投資に回す部分
(=ポートフォリオ)には、

別に無リスク資産(安全資産)は
入れなくてもいいですよね?」



what is indices


んー、もちろん、
ひとつの考え方として
(これは)アリだと思います。


しかし、
真の問題は、

投資に回さないお金500万円の増え方と、
ポートフォリオそのものの
増え方の『違い』でしょう。


??


私たちは投資を行う際、
ふたつのポケット』を持っています。

○ 毎月の収支からの投資
○ まとまったお金からの投資


仮に、
毎月6万円のお金が残っている山田さんが、

毎月の収支からの投資は
まったく行わないとすると、

上記の例で云えば、

投資に回さないお金500万円は
どんどん増えていくわけです・・。


その増え方に比べて、
投資に回すお金(ポートフォリオ)の
増え方が小さければ、

(トータルで見て、)

無リスク資産の割合が
(リスク資産と比して)
少しずつ高くなっていくわけですね。

※ ここでは、
ポートフォリオに
無リスク資産(安全資産)を入れていない、
という前提です。


逆に、
毎月6万円のお金が残っている山田さんが、
毎月6万円すべてを投資に回していると

投資に回さないお金500万円は
変わらず、

ポートフォリオの部分のみが増えていって、
その結果、

無リスク資産の割合が
(リスク資産と比して)
少しずつ小さくなっていきます。

上記はまさしく、
あなたが背中に背負うリスク量が違ってくる、
ということです。


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つまり、
無リスク資産があるよ。

で、ポートフォリオは
リスク資産のみでいいのかな?

の【答え】は、
毎月ベースのお金をどうするかに
かかっている、と云えるのです。


わたしはコンサルティングの中で、
基本的に、

1.無リスク資産、
すなわち、
投資に回さないお金を持つ。

さらに、
2.投資に回すお金(ポートフォリオ)の中でも
無リスク資産(安全資産)を持つ。


という【アドバイス】を行っています。


 ★ なぜなら私たちは、
『いくら儲けた、いくら損した』
という感覚を、

投資を行っている資金の中で
持つ傾向があるためです。


仮に、
安全資産を30%組み入れている
ポートフォリオで、

2018年、暴落が起こってしまい、
その資産価値が37%減ってしまったとしましょう・・。

しかし、
あなたには、

投資に回していない『無リスク資産』があり、
また、『生活防衛資金』があります。


この【存在感】って、

暴落が起こったあとに、
まるで普段は忘れかけている、
目立たないクラスメートのことを想い出すように、
ひしひしと蘇ってくるものなのです。

「ああ、そうだ。このお金もあったんだ・・。」
みたいに。


お金の管理の『基本形』としては、

○ 生活防衛資金
○ 無リスク資産

○ それ以外はすべてポートフォリオ
 (ただし、無リスク資産も組み入れる)


をお勧めします。


4Feet-300x121.jpg


上記の、
○ 無リスク資産 と
○ ポートフォリオの【割合】
が、

たとえば、
40:60 とすると、

毎月の収支の中で、

○ 貯蓄する(無リスク資産)
○ 投資する(ポートフォリオ)

の【割合】も、
40:60 とするべきでしょう。

(ココ、重要!)


そうすることではじめて、
中長期的に、

トータル資産の中で、

○ 無リスク資産 と
○ ポートフォリオ の【割合】が、
40:60 に保たれるわけですから・・。



また、
投資という長丁場のマラソンの中で、

あなたがより重め
リスクを背負う気持ちになれば、

その時は、
毎月の収支の中で、

○ 貯蓄する(無リスク資産)
○ 投資する(ポートフォリオ)
の【割合】を、

たとえば
30:70 とし、

まとまった資産の中でも、

○ 無リスク資産
○ ポートフォリオの【割合】を、
30:70 としていけばよいのです・・。

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