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インカム(定期収入)が必要だからといって、インカム型(定期収入型)の商品を持つ必要はありません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

当オフィスのセミナー
マネ缶スクール『スタンダードコース』を
受講された方は覚えていると思いますが、

毎回、婚約指輪
(エンゲージリング)の話をします。

??


【婚約指輪】って、
『○○ の ○ヶ月分』が相場ってご存じですか?

(んー、年代によって反応が違うかも・・)


そう、

給料の、3ヶ月分。


あれって、
いったい誰が決めているのでしょう?

○ ゲーム業界の人?
○ 建設業界の人?

いいえ、
宝飾業界の人たち」です。


実は、
【婚約指輪は、給料の3ヶ月分】という目安に、
科学的な根拠はいっさいありません。

(それはそうです。)

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でも(わたしも含めて)
世の男性諸氏はけっこう繊細なので(笑)

多くの人が、
『給料の3ヶ月分』を目安に、
エンゲージリングを買ってしまったりするわけです。

(あぁ・・。)

これを世の中では
思い込み】と呼んでいます。


実は、資産運用の現場でも、
このような【思い込み】がはびこっています。

ひとつご紹介しておきますと、

★ インカム(定期収入)が必要なので、
インカム型(定期収入型)の金融商品を
持っておかないといけない。

という【思い込み】です。


フム・・。
一見、理に適っているような・・。


なぜなら、
あなたもわたしも、必ず年を取ります。

そして、仕事を退職して、
給与所得がなくなって、

橘玲ふうにいえば、
誰もが一介の投資家になる。

公的年金と合わせて、
今まで積み上げてきた金融資産を
『取り崩す』生活になるわけです・・。


これ、↑ 誰でも同じ、ですね。


「毎月15万円必要になるな」とか、
「年に200万円は欲しいな」とか思いながら、
セカンドライフを過ごすわけです。

私たちは誰しも、
ある一定の年齢を超えると、
【定期収入】(インカム)が必要になってきます。


なので、
「インカム型(定期収入型)の金融商品を持たないと!」
と思ってしまう・・。

まあ、
あなたが68歳、わたしも68歳なら、
分からない話でもありません・・。


(※ ひと言注記しておきますと、
キャピタルゲイン型の金融商品を持っていても、
【定期収入】(インカム)を得ることは可能です。

投資信託であれば、
『部分解約』をしていけばよいのです。)


仮にですよ、
わたしがすでに71歳になっていて、
【定期収入】(インカム)が必要で、

手持ちの8500万円を、
債券とか、不動産とかの
インカム型(定期収入型)の金融商品に変えて、

資産運用で云うところの
「あがり」を迎えているというのも、
あり得ない話ではありません。


ここでのポイントは、
わたしが71歳時点で

8500万円という、
まとまった資産を持っている点であり、

まとまったお金があるから、
相応のインカムを生み出す『資産』が買える、

ということなのです。

(伝わっていますね?)


では、30代の人が
インカム型(定期収入型)の金融商品を
求めてしまうというのは、

一体どういうことなのでしょう。

あるFPの方に伺ったのですが、
都内の『不動産投資セミナー』に行った際、
(そのFPの方は40代なのですが)

自分より年下の人たちばかりで、
非常に驚かれたのだそう・・。

そう、若い人が
『不動産投資』に走っているのですね。



インカム型(定期収入型)の
金融商品を持っていないと!

で、まず思い当たるのは
『不動産』です。

また、
『毎月分配型ファンド』もそうですね。

この人たちがやっていることは、
インカム(定期収入)を求めて
【資産】を購入する、
という行為です。


でも、若い人は
手持ちのお金はそんなに多くないですから、
借金をして、【資産】を買ったりします。


たとえば、
今年、36歳の田中一郎さんが、

インカム型(定期収入型)の金融商品を取得し、
今、インカム(定期収入)を得ることに
どれほどの意味があるのでしょうか?


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もう一度、
頭の中を整理しておきますと・・。

⇒ あなたやわたしの
【最大の関心事】。

それは、
自分が「老後の生活」に入ったとき、

そこそこ潤沢な
『インカム(定期収入)』を
得られるような状態にしておきたい・・、


ということですね。


今(いま)、そこそこの
『インカム(定期収入)』を得る
ということではないはず・・。

(ですよね?)


どうも、真面目で
将来のことを過剰に心配している人ほど、

若いうちから
インカム型(定期収入型)の金融商品に
魅かれる傾向があるようです。


将来的に、
そこそこ潤沢な
『インカム(定期収入)』を得るためには、

今、何をしないといけないのか?

(一緒に考えてください。)


それは、
今【インカム】を得ることではなく、

定期収入は(今は)もらわないで、
できるだけ
【持っている資産】を太らせることです。

このことに、専念すべきだと思いませんか?


今ある資産を
時間をかけて太らせていけば、

あなたが本当に
「インカム」が必要になったときに、

大きく育った資産が、
その希望を叶えてくれるはずです・・。


田中一郎さんが

【不動産】や、
【毎月分配型ファンド】を保有することで、

36歳の今から
『インカム(定期収入)』を得てしまうと、


田中さんが
ほんとうに【インカム】が必要になる頃、

つまり、今から29年後には、
不動産も、
毎月分配型ファンドも、

その大きさ(元本)そのものが、
痩せて、小さくなっていることでしょう・・。
これこそ、本末転倒


当オフィスでは、
田中一郎さんのようなお客様が
相談に来られるケースがたくさんあります。

その際、
「今、インカム(定期収入)を得ておられますが、
それはどうしているのですか?」

とお聞きすると、

「預金で積み上がっています」
と答える方のなんと多いことか・・。

(えっ、インカム要らない?)


ちなみに
わたしは71歳になっても、
たとえ8500万円があっても、

インカム型(定期収入型)の金融商品を
買おうとは思いません。

【インカム型(定期収入型)】の
金融商品のみを保有することで、

元本が増える機会を
逸している可能性があるためです。

それに、ですね、

わたしが71歳になるのは
24年後であり、

そのとき、
(今と比較して)
どれだけ『医療技術』が
発達しているか分かりません。

【長く生きるリスク】というのは、
私たちが今考えている以上に、
深遠で普遍的なリスクになり得ると思うのです。

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