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DC向けのインデックス・ファンド4本が、楽天証券で取扱い開始!(やがてETFの優位性は失われる?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

久々に【大きなニュース】ですね。

三井住友アセットマネジメントが運用する
確定拠出年金(DC)向けのインデックス・ファンド4本が、
9月18日(金)より楽天証券で取り扱われるようです。
【詳細はコチラへ】

わたしは竹川美奈子さんの
以下のブログ記事で知りました。
楽天証券がDC向けインデックスファンド4本の取り扱いを開始


確定拠出年金(DC)向けに
販売されている投資信託は、

保険商品でいうところの、
『団体保険』のイメージで捉えると
分かりやすいと思います。

(DC向け投資信託の中で)
運用管理費用が
とても安いファンドがあるのは、
要するに【団体割引】をしてくれているからなのです

(「会社型・確定拠出年金」を
想像してみてください。

たとえば、従業員5万人規模の複数の会社で
投資信託をラインナップしてくれるインパクトって
とっても大きいですよね・・)


投資信託とは
『規模のビジネス』ですから、

(ほんらい)運用会社さんにとっては、
販売のルート(チャネル)は
多ければ多いほどよいわけです。


すなわち、
運用会社さんの本音としては、

○ 確定拠出年金(DC)向けでも、
○ 一般の投資家向けでも、

どうぞどうぞ卸してください。
こちらとしてはウェルカムですよ!
のはず・・。

<だって、
運用するモノはひとつなのですから。>


以下、今回楽天証券で販売される
インデックス・ファンド4本のラインナップです。

○ 三井住友・日本債券
インデックスファンド

NOMURA-BPI(総合)と連動する
投資成果を目指す。
運用管理費用 年0.1728%


○ 三井住友・DC外国債券
インデックスファンド

シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
と連動する投資成果を目指す。
運用管理費用 年0.2268%


○ 三井住友・DC全海外株式
インデックスファンド

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
(除く日本、円ベース)と連動する投資成果を目指す。
運用管理費用 年0.2700%


○ 三井住友・DC
新興国株式インデックスファンド

MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(配当込み、円ベース)と連動する投資成果を目指す。
運用管理費用 年0.6048%

(※ いずれも信託財産留保額はなし。)


わたしがもっとも注目するのは、
「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」です。

国内ETFの
上場MSCI世界株ETF(1554)の
運用管理費用が 年0.324%ですから、
もう、立派に逆転していますね

(新興国株式インデックスファンドに関しては、
継続コストの割安感はちょっと乏しいですが・・)


【2015.9.19 追記】

以下の皆さんのブログ記事
たいへん参考になります。

「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」の
新興国株式部分が先物を用いた運用になっていることに
言及されています。

○ WATANKOさんの記事
【(続)ラストリゾートがついに開放されはじめた-三井住友のDC専用投信の一般販売化がすすむ】

○ とよぴ~さんの記事
【三井住友・DC全海外株式インデックスファンドに投資する前に知るべき注意点】

○ 森村ヒロさんの記事
【三井住友アセットマネジメントの「超」低コスト全世界株式インデックス投資信託が一般向けに解禁!さてどうするか…】


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実は、
三井住友アセットマネジメントでは、
DC向けのインデックス・ファンドがまだあります。

三井住友・DC外国株式インデックスファンドS
です。

当該ファンドは、
運用管理費用(信託報酬)の引き下げを行い、
10月1日から(ナント)年0.1728%になる予定です。
リリースはこちらです(PDFファイル)

上記インデックス・ファンドについても、
一般向けにぜひ取り扱っていただきたいですね。

(「三井住友・DC外国株式インデックスファンドS」
については、
kenzさんのこちらの記事が詳しいですよ)


【閑話休題・・】


インデックスファンドの小史を振り返ると、
誰かが風穴を開けた、
という意味では、


日興アセットマネジメントが運用していた
『年金積立インデックスファンドシリーズ』を
思い出します。

当該シリーズは
当初DC向けのみのファンドでしたが、
2007年頃から、
一般向けにも販売されるようになりました。

最近では、
ニッセイアセットマネジメントが運用する
「ニッセイ日経225インデックスファンド」が有名ですね。


【確定拠出年金向けのファンドが、
一般投資家にも販売される】
という流れは、
もう、止めることが出来ないと思います。

今後は、
三井住友アセットマネジメント以外にも、

DC用のインデックス・ファンドを
一般投資家向けに卸そうとする
運用会社が出てくるでしょうし、

楽天証券以外にも、
継続コストが安い
DC向けインデックス・ファンドを扱う
ネット証券が出てくると思われます。


★ 今回のニュースは、
『SMTインデックスファンドシリーズ』が
切り開いた、

インデックスファンド市場の大衆化が、
その【第二幕】を迎えるきっかけになると
わたしは考えます。


そして、
長期投資家にとっての
【ETFの優位性】は、

(長い目で見て)
失われる可能性が増したと
云えるのではないでしょうか・・。


また、
『リレー投資』の有用性も減じていくと
わたしは考えます。

そもそも、
『リレー投資』の効用の前提は、
インデックス・ファンドとETFの間に、
継続コストの違いが存在し続けるというものですから・・。

似顔絵




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