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えっ、つみたて投資の『第2ステージ』ってなに? その1)

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

意外に思われるかもしれませんが、

 

コンサルティングをさせていただく中で、

『一度もお会いしていないお客様』が

けっこうおられます。

 

「えっ、一度も会っていない?」

 

はい、

ずっとお電話で

コンサルティングをしているお客様とは

一度もお会いしていないのです。

 

 

最初はよちよち歩きで

投資を始めたお客様が、

 

3年、5年・・、

7年、8年・・と、

年月を重ねるごとに、

 

少しずつ、

【オトナの投資家】になっていく様は、

(一度もお会いしていなくても)

わたしのほうで十分実感できます。

 

特に「つみたて投資」では、

投資元本が積み上がっていく様と、

 

お客様が投資家として成熟していく様が、

重なって見えたりするものです。

 

 

今ここに、

玉川さん(仮名)という

『お客様』がおられるとしましょう。

 

玉川さんはすでに【8年間】、

つみたて投資を続けています。

 

毎月5万円、

そしてボーナス時には

10万円(年20万円)の

積立てを行っています。

 

そして、運用当初、

まとまったお金 1,000万円からも、

投資の実行を行ったとします。

 

【こういう場合、↑

どうやって資金投入をするかというと、

 

『自動引き落としによる積立て』

を採用し、たとえば、

20万円×50ヶ月』というふうに、

投資の時期を分散させるのです。】

 

 

つまり、玉川さんは、

当初50ヶ月は、


25
万円
20万円+5万円)の、

【毎月の積立て】を
実践されたことになります。

 

さて、

玉川さんはすでに丸8年、

96ヶ月間、投資を行っていますが、

 

これまでの【投資元本】は、

一体いくらになっているのでしょう?

 

 

毎月5万円 480万円

ボーナス時 20万円 160万円

 

そして、

20万円×50ヶ月による 1,000万円

 

合計すると・・、

1,640万円 になります。

 

 

この8年間を振り返ると、

紆余曲折はありましたが、

 

運用そのものは概ね順調で、

20159月現在の玉川さんの

運用資産残高はナント、

 

1,860万円に増えているのです!

はい、1860万円です。

 

けっこう、

まとまったご資産ですね。

 

 

ところで、

玉川さんは最近、

人には言いにくい『悩み』を抱えています。

 

今年の7月から始まった、

「チャイナ・ショック」に端を発する

【世界同時株安】で、

 

玉川さんの

運用資産の評価額の「ブレかた」が、

半端なく、

大きくなっているのです・・。

 

 

夏真っ盛りのときのことです。

玉川さんはネット証券の

「資産管理画面」を見ていました。

 

8月中旬の

わずか2、3日で、

なんと200万円近く、

 

自分の資産が減った『現実』を

目の当たりにしたのです。

 

「え”っーーーーーー!

200万円近いマイナスだ。」

 

玉川さんは心の中で叫びました。

もちろん、

こんな経験は初めてです。

 

 

この数年で

『つみたて投資』を始めた人には

分かりにくいかもしれませんが、

 

つみたて投資を続ける中で、

資産が

1860万円も積み上がると、

 

つみたて投資を始めた頃の

最初の『気持ち』とは、

ビミョ―に異なる『心持ち』が、

芽生えてきたりするのです・・。

 

??

 
crisis-management.png



<いったん、つみたて投資の

説明に行っていいですか?>

 

実は当オフィスでは、

投資信託による

「つみたて投資」を、

 

長い長い道のりになるため、

【3つのステージ】に分けています。

 

 

【つみたて投資 3つのステージ!】

 

「第1ステージ」


シンプルに、毎月定額で

投資信託を買っていくことに専念できる時期。

 

運用資産残高は、

おおむね数百万円までのイメージです。

 

(私たちがふだんイメージする、

純粋なつみたてに限りなく近いですね)

 

 

「第2ステージ」

 

つみたては続けているが、

これまで積み上がった

【資産の大きさ】も意識するようになる時期です。

 

(おおむね1,000万円超~ になっている)

 

 

毎月定額で積み立てる行為より、

どうしても、

 

これまで積み上がった
『運用資産』の増減を

気にしてしまう自分がいる・・。

 

ワタシは積立てをしてるんだ、

という意識と共に、

 

ワタシは、

まとまった資金を運用している・・、

という「気持ち」も宿っているのです。

 

第3ステージについては、後日お話しします。

 

 

さてさて、

先ほどの玉川さんの話に戻りましょう。

 

玉川さんは

すでにつみたて投資の

【第2ステージ】に入っています。

 

 

そして、

今回の「チャイナ・ショック」による、

 

ご自分の『気持ちの揺れ』に

(正直)驚いておられるのです。

 

「なんでボクは、

こんなにビクビクしてしまうのだろう」と。

 

なぜなら、

玉川さんは、

つみたて投資を始めたごく初期の頃に、

 

「リーマンショック」による、

【グローバル金融危機】を経験されていて、

 

玉川さん曰く、

「今回のチャイナ・ショックは、

リーマンに比べれば、

 

その下落幅(%)は

全然大したことないのに、

どうしてこんなに動揺するんだ・・?」

 

 

あなたは、

どうしてだと思われますか?

 

これはもう、

シンプルに、

 

―玉川さんの運用資産が

大きくなってしまったからですね。―

 

 

仮に、

『リーマンショック』のとき、

 

玉川さんの運用資産が

180万円ほどであったとしましょう。

  

そのとき、

運用資産がたとえ、

35%マイナス】になっても、

 

  金額ベースでは、

63万円のマイナス】です・・。

 

 

それに、

 

180万円が

117万円になっても、

 

積み上がった資産(117万円)と、

毎月積み立てていく金額を比べると、

 

―玉川さんの場合、

毎月積み立てる金額は

当初25万円だったわけですから、―

 

この積立て金額の【インパクト】が

けっこう大きく、

 

資産ベースの『マイナス』も、

(それほど)気にならなかったわけです。

 

次回に続く・・。

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