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セカンドライフで守るべき、5つの資産運用ルールとは? その2)

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

50代の半ばくらい】というのは、

セカンドライフの方向性を決定するうえで

とても重要な時期だと思います。

 

たとえば弊所では、

『早期希望退職制度』や

『選択定年制』をきっかけに、

 

「早めに今の会社を退職して、

セカンドライフの準備をしておきたい。」

 

というニーズを持ったお客様が、

しばしばお見えになられます。

 

その際に大切なことは、

運用スタイル構築の前に、

【身辺の整理】をしておくことです。

 

 

たとえば、

お仕事】については、

(無理のない範囲で)

第二のキャリアを目指される方もいるでしょう。

 

お住まい】についても、

『ゼロベース』で再考してみる必要が

あるかもしれません。

 

特に、郊外で

「一戸建ての家」をお持ちなら、

(かつ、部屋が余っているようなら)、

 

郊外一戸建て(大きい)から、

マンションへ(中くらい)

という【買い替え】をお勧めします。

 

 

日本の住宅地の『不動産価格』は

人口減少・超少子高齢化の進展で、

今後、下落していく可能性がきわめて高いです。

 

この【買い替え】を通じて、

不動産という資産をスリム化し、

金融資産のほうを増やしておくことをお勧めします。

 

 

続いて【終身保険】です。

 

はっきり申しまして、

あなたが死んでから出るお金

(死亡保険金)に、

いったいどれほどの意味があるでしょうか?

 

あなたが元気なうちに

終身保険を【解約】して、

 

今あるまとまったご資産にプラスして、

そのお金を(元気なうちに)

【生かしてあげる】という発想が必要です。

 

 

さて、前回の続きですよ。

 

今、65歳のあなたに、

5,000万円の資産があるとしましょう。

 

あなたは、

この5,000万円の資産について、

自分がこの世からサヨナラするときに、

 

【B】 

同じ5,000万円くらいでいいのだ!

 

(つまり、その間の物価上昇分の

実質的な目減りは許容する)

 

と考えているとします。


crisis-management.png

 


あなたのふたりのお子さんは

すでに独立していて、

 

あなたと配偶者の

「公的年金」を合わせて、

 

毎月収入 ⇒  20万円程度

があるとしましょう。

 

でも、

セカンドライフを楽しく過ごすためには、

 

「あーあ、

あと、毎月10万円は欲しいな・・」

と考えています。

 

毎月プラスアルファ あと10万円

ということは、

年間で120万円ですね。

 

 

あなたは5,000万円の資産のうち、

まさかの時も安心な

緊急避難用の資金』として、

 

1,000万円は

別途キープしておくことにしました。

(=運用には回さない・・)

  

つまり、

⇒【ポートフォリオ】を組むのは

4,000万円のみです。

 

仮に、

あなたの【ポートフォリオ】を、

 

安全資産 30

先進国債券20

日本株式10

全世界株式(除く日本)40 としましょう。

 

あなたは

4,000万円のポートフォリオ】を

運用しながら、

 

【年間120万円】を

部分解約していくお人になるのです。

 

 

「えっ、でも、

どんなふうに解約するの?」

 

ハイ、

⇒【保有している資産の配分通りに】です。

 

安全資産 30

先進国債券20

 

日本株式10

全世界株式40

 

の「割合」通り、


すべての投資信託を、
1年に1回、
部分解約して、
【つまみ食い】するのです・・。

 

 

<5つの資産運用ルール その4

 

ポートフォリオからの『解約』は、

資産の配分通りに行う。

 

これを↑堅持することが、

すなわち、

「ポートフォリオを適切に管理する」

ということ・・。

 

 

(ところで、)

「年間120万円を部分解約する!」

というポリシーでもよいのですが、

 

さらなる【高み】を目指すなら、

 

(できれば)

【パーセンテージで資産を管理する】

ようにしましょう。

 

4,000万円のポートフォリオから

年間120万円を部分解約する!

 

これを

パーセンテージ【引き出し率】に直すと、

年3% になります。

 

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(あくまで長~い時間軸

イメージして欲しいのですが、)

 

たとえば「ポートフォリオそのもの」を

3.5 で【運用】できたとして、

 

毎年3%

資金の【引き出し】を行えば、

 

<ポートフォリオの名目価値は、

0.5%ずつ増えていきます。>

 

(仮に、向こう30年のインフレ率が

 0.5%だったとしたら、

ポートフォリオの実質価値は

30年後も同じ】ということですね)

 

<伝わっていますか?>

 

(※ もちろん、毎年の結果リターンは

バラバラです。

20年、30年という長期で均して考えています)

 

 

あなたのポーフォリオが膨らんだ年、

すなわち儲かった年には、


同じ【3%の引き出し】でも、

引き出しの『金額ベース』は増えますね。

 

逆に、

 

ポートフォリオが縮んでしまった年、

すなわちマイナスになった年は、

 

同じ【3%の引き出し】でも、

引き出しの『金額ベース』は減ります。

 

ココ、想像力が必要です。

 

 

ポートフォリオが縮んだ年に、

前の年と同じ【金額ベース】で

引き出しを行ってしまうと、

 

ポートフォリオの【毀損率】が

高くなってしまうのです・・。

 

わたしは、

【長生きするリスク】に対応するために、

 ポートフォリオを「%」で管理する。


これが鉄則であると考えます。

 

 

その代わり、

ポートフォリオがマイナスの年も、

必ず【引き出し】は行ってくださいね。

 

なぜなら、

この「%」による【ポートフォリオ管理】は、

 

あくまで、

あなたが・楽しく・お金を

使うために行うものだからです!

 
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わたしは
15年半の相談業務の中で

たくさんのシニアのお客様と
相対してきましたが、

そこから学んだことがひとつあります。

 

それは・・・、

 

【人がお金を

積極的に使えるのは60代まで!

ということです。】

 

わたしが見た限り、

70代の半ばを過ぎると、

人はもう、
なかなかお金を使えません・・。

 

<5つの資産運用ルール その5

 

利益が出た年も、

損失が出た年も、

堂々と投資信託を一部解約し、

お金を使うこと!

 

 

もし、ですよ、

あなたが

この世からサヨナラするときに、

 

65歳時点の【資産残高】より

減っていてもよい、
と割り切れるなら、

 

ポートフォリオを

3.5%で【運用】しながら、

 

60代は毎年4.5 資金の【引き出し】を行い、

70代は毎年3.5 資金の【引き出し】を行い、

80代は毎年3 資金の【引き出し】を行い、

 

という【アレンジ型のプラン】があって

ぜんぜんOKだとわたしは思います・・。

 

 

また、『定年退職後も、資産運用は続く。』

ということは、

 

セカンドライフでも、

ポートフォリオの
【リ・バランス】は続けます。

 

リ・バランスのことを考えると

億劫になりがちですが、

 

ポートフォリオからの

【引き出し】のついでに、


「リ・バランスもやってしまおう!」

とお考えください。

 

<5つの資産運用ルール その6

 

ポートフォリオからの

『引き出し』と、

『リ・バランス』は同時に!

 

 

もちろん、72歳になって、

もう【リ・バランス】のことなんて

考えたくないという人は、

 

たとえば、

「世界経済インデックスファンド」のような

【バランスファンド】に

資産をシフトしておけばよいのです。

 

 

定年退職を機に、

膨大な「自由時間」を手に入れる。

 

これはまさに、

人生からの『贈り物』です・・。

 

これから60代を迎えるあなたは、

人類史上もっともエネルギッシュな

シニアとなるはずです。

 

『セカンドライフ』という舞台で、

大いに自身を演じて、

エンジョイするべきだと思いませんか?

 

(そのための、資産管理に過ぎないのですよ。)

 

似顔絵



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