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自分の判断に任せない投資ってやっぱりヘン?

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

もう3年以上前の話ですが、

 

どちらかというと、

自分でいろいろと調べ、

自分でいろいろと選びたいタイプのお客様が、

 

ご自身の娘さんの資産運用については、

「こういうのを持ってきたんですけど。」

と言われ、

 

わたしに

セゾン・バンガードグローバルバランスファンドの

パンフレットを示されたことがあります。

 

「娘には、こういうのが良いと思うんですよ。」

 

 

ご本人は、

アメリカ在住のご経験もあり、

 

米国の個別株や外貨や、

さまざまなアクティブ型ファンドを

志向されていたにも関わらず、

 

お子様には、

シンプルなバランスファンドがよいと思われている。

(しかもインデックス型の・・)

 

この【違い】は一体どこから来るのでしょうか?

 

 

ひとつには『距離感』の違いがあります。

 

自分 ⇒ 投資という対象

 

自分 ⇒ 他者 ⇒ 投資という対象

 

これは投資に限りませんが、

人は他者の【ニーズ】に関しては、

わりと客観的になれます。

 

 

それは

適度な『距離感』があるため、

 

その人の「ニーズ」と、

その人にふさわしい「モノ」が、

冷めた目で、

見えてくるからでしょう。

 

そう、

距離感ゆえに

余計なノイズや感情が、

入って来にくいのです。

 

より正確に言うと、

 

自分 ⇒ 他者 ⇒ 投資という対象

 

という『プロセス』の過程で、

健全なそぎ落としが為されるのかもしれません。

 
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無駄なモノ、

ちょっとした雑音、

気持ちのヘンな浮き沈み、

 

本質的に大事なことではないのに、

インパクトだけがある事柄・・、

 

そんなものたちを

(無意識に)よく切れる刀で

さっとそぎ落として、

 

投資のやり方を

自然に【最大公約数化】

したものだけが眼前に現れる・・。

 

そんなイメージでしょうか。

 

 

この、

そぎ落とし、

『引き算』の感覚を

投資の実践で身に付けるには、

 

ズバリ、

【選ばないことの鍛錬】が必要です。

 

選ばないこと?

 

はい、

はっきり言いますと、

あなたの日常生活とは

【真逆のこと】をすることになります。

 

 

たとえば、

ちょっとこの1週間を振り返ってみましょう。

 

あなたの日々の生活の中で、

 

なにかを選んだり、

「いつ」という判断に迫られたり、

一方を捨て、他方をチョイスしたり、

 

たとえば・・、

毎日毎日のランチをどこで取るか。


何を食べるかだけでも、

もう、行動、行動、

選択、選択の連続、ですね。

 

(まあ当たり前なのですが・・)

 

 

投資では、

【こういう当たり前を、

できるだけしないようにする。】

という心構えなのです。

 

 

選ばないし、

動かないし、

判断というものをしない。

 

(自分が主人公になって)

「わぁー、今日は

いったいどんな美味しいランチが

あるんだろう??」と

ときめかない・・。

 

 

どちらかというと、

意識的に、

自分の判断に任せるスペースを、

小さくしていく・・、

 

それが

『選ばないことの鍛錬』の本質です。

(たとえば、
バランスファンドとはその鍛錬の結果、
辿り着くひとつのカタチなのでしょう・・)

 
もちろん上記は

私たちの生活の規範とは反するので、

 

『ほったらかし投資が

(カンタンそうに見えて)

実は難しいんだよ。』という
事実に帰結するのです。

 

参照記事

投資への初恋はいつか冷めるもの(でも、それでよいのです)】

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