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バランスファンドの『混ぜご飯』 その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

確定拠出年金法の改正法案が可決成立し、
2017年1月から、
個人型DCの裾野が一挙に広がります。

これはいったい何を意味するのでしょうか?

ハイ、
『あなたの【つみたて窓口】が複数化する。』
ということです。

極端な例ですが、
会社員の人の中には、

A 通常つみたて(自分で行うつみたて投資)
B 企業型DC
C 個人型DC というふうに、


【つみたての窓口】が、
3つになることもあり得るわけです。


(さあ、突然ですが、)
あなたは今、
A、B、C、3つの『窓口』で、

それぞれ【おかず】を物色しています。
どれも美味しそうですよ・・。


bounenkai003.jpg


具体的には、

 プチトマト
ローストビーフ

 焼き椎茸
豆腐と鶏ひき肉のハンバーグ

 春巻き
豚肉とセロリの炒め物


それぞれ、
野菜系もあれば
肉系の【おかず】もありますが、

これだけの【おかず】を
目の前にすると、
(また、実際に食べようとすると)

トータルで見て、
いったいどんな栄養を、
どれくらい摂るのかが

ちょっと分からなくなってしまうかも・・。



つまり?

あなたの投資においても、

⇒【複数の窓口】で、
たくさんの
『単品の投資信託』を選んでいくと、

トータルで見て、
いったいどの「投資対象」を
どのくらいの「割合」で持っているのか、


把握しにくくなる可能性があります。


また、『リ・バランス』という名の管理作業が、
ひどく億劫になってしまう恐れも出てくるのでは?


・・これって、良くないことですね。

以下は、
あくまでひとつの【考え方】ですが、

 通常つみたて(自分で行うつみたて投資)
 企業型DC
 個人型DC 

の『窓口』で、

それぞれ、

A バランスファンド
B バランスファンド
C バランスファンド

という形で投資信託を保有してしまう、
というのもアリではないでしょうか?



balanced-mutual-fund.jpg


もちろん『理想形』は、

複数の窓口で、
「まったく同じバランスファンド」を
複数持つことですが、


【確定拠出年金の商品ラインナップ】って、
限られていますよね・・。

ここは現実的に、

Aでは、
「○○バランスファンド」

Bでは、
「△△バランスファンド」
というように、


複数のバランスファンドの
『組み合わせ』でも良いとわたしは考えます。



具体例」を挙げてみましょう。
(とりあえず窓口は2つにしますね。)

たとえば
あなたが【公務員】だとしましょう。

2017年から『個人型DC』に加入し、
その拠出限度額は 1.2万円/月 です。


あなたは
SBI証券「個人型DC・商品ラインナップ」を
見て、そこから運用管理費用が低い
バランスファンド、

DCインデックスバランス(株式60)』を
選ぶことにしました。

当該ファンドの中身、
つまり『基本アセット比率』は、

国内株式45%
国内債券25%
外国株式15%
外国債券10%
短期資産5%


となっています。


9547.png


ところで、
個人型DCと併せ、

あなたがトータルで
毎月のつみたて投資に
充てられるお金は5万円とします。

そうすると、
『通常つみたて』は
3.8万円/月 になりますね。。


あなたは同じくSBI証券で、
世界経済インデックスファンド』を
積み立てることにしました。

当該ファンドの
『基本アセット比率』は、

国内株式  5%
国内債券  5%
外国株式  30%
外国債券  30%
新興国債券 15%
新興国株式 15%


となっています。

ところで・・、

A 通常つみたて と
B 個人型DC の、

毎月の積み立て金額の【比率】は?

A DCインデックスバランス(株式60)24%
B 世界経済インデックスファンド 76%


となります。

A + B の、
トータルの「アセット比率」は

おおよそ、

国内株式  14.6%
国内債券  9.8%
外国株式  26.4%
外国債券  25.2%
新興国株式 11.4%
新興国債券 11.4%
短期資産  1.2%


となるわけです。

(伝わっていますね?)

(※注 世界経済インデックスファンドの
基本アセット比率は日本・先進国・
新興国のGDP比率に基づくため、
経年によりその比率は変遷します。
ただし、株式:債券= 50:50は変わりません)


taiiku_sakaagari.jpg


つまり、
〇 複数のバランスファンドを組み合わせる。
〇 トータルの「アセット比率」を
  定期的にチェックする。

という【資産管理法】も、
立派に存在するわけです。


(あっ、『リ・バランス』も要りませんし・・)


ただし、
A、Bそれぞれの
「つみたて金額」が変わると、

トータルの【アセット比率】も
変動することに留意しましょう・・。

また、そもそも
トータルの【アセット比率】が、

あなたのリスク許容度、
リスク選好度に合致しているかどうかを、
よーく吟味する必要がありますよ・・。

◆ 参照記事
個人型DC(確定拠出年金)が日本語になる日・・】

(上記記事では、
eMAXIS バランス(8資産均等型)+
SBI資産設計オープン(資産成長型)の
シミュレーションをしています・・)

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