どうして『時間サービス料金』のみにしているの?(弊所コンサルティングのこと)
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
世の中には実にたくさんの
資産運用アドバイザーが存在します。
それぞれの人が
サービスの体系や
サービス料金について
独自のお考えをお持ちだと思います。
弊所の考え方はというと、
(もう)いたってシンプルで、
あなたが必要なときに、
必要なだけご利用ください。
というもの・・。
家の近所にある、
小さなビストロみたいな感じでしょうか。
あなたが、
『食べたいと思ったときに、
ふらっと予約して、
食べたいだけ注文する。』
もちろん、
再訪するかどうかは、
『あなた自身が決める』わけです。
〇 必要なときに、
〇 必要なだけ
〇 ご利用いただく・・。
これを突き詰めて、
今のシンプルな
【時間ベースのコンサルティング料金】と
なりました。
ファイナンシャルプランナーの中には
『顧問契約』という形で、
月額いくら、
年額でいくらというふうに、
サービス料金を
設定しているところもあります。
実は当オフィスも
導入していた時期があったのですが、
途中で止めました・・。
やっぱり、
『顧問契約』という形には
抵抗があるのです・・。
<継続的に、料金がかかるという点で。>
たとえば、
利用する人の立場に立つと、
「今月(今年)は何も相談していないのに、
なんで料金払ってるんだろう?」
という違和感が、
起こり得るじゃないですか。
わたしの経験上、
ファイナンシャルプランに関する相談ごとって、
1年、2年の中で、
判を押したように
規則的に発生するものではありません。
★ 『相談ニーズ』の頻度は不規則ですし、
かつ、突発的である場合が多いのです。

特にわたしは
インデックス投資。
放ったらかし。
コツコツ続けるだけ。
を【標榜】しているので、
毎月「相談ごと」が発生しないといけない?
という状況は、
やっぱりおかしいですよね。
過去には、
お客様の運用資産額に応じて、
【パーセンテージ】で
サービス料金を請求させていただく、
ということも試みました。
これは
『顧問契約』よりは
理に適っていると云えます。
(お客様の資産が殖える。
弊所の報酬も増える。
という点で、悪くはないと思います)
ただ、
運用資産額の【パーセンテージ】で
サービス料金を請求すれば、
頭のどこかで、
お客様の「リスク許容度」を超えて、
よりアグレッシブなポートフォリオを提案し、
お客様の資産額が
より増えてほしいと
(= わたしの報酬がより増えてほしいと)、
願ってしまう可能性も
ゼロではないと思うのです・・。
まして、
お客様の資産が増えた分に対して、
一定のパーセンテージで
料金を請求する
『成功報酬制』となると、
無意識のうちに、
<お客様はリスクテイクすべきだ。>
と、思い込んでしまう
可能性すらあります・・。

当オフィス
コンサルティング専科の中で
もっとも大切にしているのが、
【フリーハンド】(=自由さ)の確保です。
コンサルティングの途上
解決策を模索する中、
その【答え】を、
できるだけ「広く・公平な状態」から
導き出すことをモットーにしています。
わたしは金融商品の
販売・斡旋には一切タッチしておらず、
時間ベースの『コンサルティング料金』を
頂戴するのみですから、
「海外ETFを用いた運用」のご提案も、
「熟慮の結果、
○○さんに投資は必要ないと思いますよ。」
というアドバイスも、
どちらも、
『解決策の提示』として
同程度の重みを持つのです。
そういう、
【間口の広さ】を確保しておきたいのです。
たとえば、
あるお客様と30年くらい
関わりが続く中で、
1年目と7年目と、
16年目と 28年目と30年目に
「時間相談サービス」をご利用いただいた、
というような
【細く・長い】お付き合いを目指します。
そして、2020年代には、
日本語がペラペラの
インド人のファイナンシャルプランナーが、
(スカイプで)1時間2,000円程度で
資産運用のコンサルティングを行っていると、
本気で夢想しています。
「そのとき、カンくん、君はどうするんだ?」
というのが、
わたしのモチベーションになっているのです。

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