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60歳、85歳と、2回もポートフォリオを保守化するなんて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

とある日曜日、
普段はしないスポーツをして

(月曜日ではなく)
火曜日に足腰が痛くなったら、
あなたはワタシの仲間です(笑)

と・こ・ろ・で、
あなたは
リタイアメントまであと「何年」ですか?


今の資産配分【ポートフォリオ】を
定年退職時までに
保守化」することを考えていますか?

<これを【第一回目の保守化】と名付けましょう>


〇 あなたの定年退職は決まっており、
〇 でも、マーケットの動向は読めない

わけですから、

(たとえ、
潜在的なリターンを犠牲にしてでも)

たとえば、
60歳を迎える少し前あたりから、
定年退職の65歳に向けて、

機械的、かつ継続的に
【ポートフォリオの保守化を図る】ことは、
とても理に適っていると思います。

(※ ポートフォリオの保守化とは
株式の保有割合を
規則的に減らしていくこと。)


あなたもワタシも、
定年退職後は、

今積み上がっている資産を、
【引き出しながら、運用を続ける】
『管理人』となります。

(もはや、
資金の追加投入は出来ませんよ。)


なので、
自分の資産状況を『保守化』する
必要があるわけです。


では、
そのあとは、
ずっと同じポートフォリオでよいのか?


この問いに対して、
ワタシはずっとYESと思っていました。

ただ、
年を重ねるにつれ、

ワタシの年齢と、
老後の生活という実態が
少しずつ近づいてくる中で、

頭の中で
「???」が
よぎるようになったのです・・。


人の一生は
どんどん長くなっています。

老後、という、
現役時代の付け足しのような
時間ではなく、

文字通り、
「セカンドライフ」という名の
人生時間と
向き合う必要に迫られることになります。

もしかすると、
(定年退職後も)
ポートフォリオの見直しが必要になるのでは?

と最近思うようになってきたのです。


(話はガラリと変わりますが、)

米国の
チャールズ・シュワブ・
インベストメント・マネジメントが

新たな
『ターゲット・イヤー型バランスファンド』の
運用を開始するようです。

こちらの記事を参照。
Charles Schwab launches ETF-based target date retirement funds

この新しい
「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」は、

米国で運用される
ターゲット・イヤー型ファンドの中でも
もっとも年間経費率が低いものになるそう。

(企業向けの
リタイアメントメントプラン用ではなく、
一般の個人投資家向けでも
年間経費率はナント 0.13%!)


asset-allocation.jpg


しかもこのバランスファンドは
その内部に、
チャールズ・シュワブが運用を行うETFを
組み入れています。

(日本の
SBIアセットマネジメントが運用を行う
『セレブライフ・ストーリー』と
同じタイプですね・・)


今日注目したいのは、
(実は)継続コストの低さではなく、

「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」の
資産配分の変遷プロセスです。

??

「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」は
いくつもタイプが存在するのですが、

「Schwab Target 2060 インデックスファンド
を例に取ってみると、

資産の中身は最初、

株式ETF 95%
債券ETF、短期金融資産等 5%


で「スタート」します。


もちろん、
「ターゲット・イヤー型」なので、

毎年規則的に、少しずつ、
資産配分を『保守化』させます。

(すなわち、株式の割合を下げつつ、
債券等の割合を上げていくイメージ。)


そして、『ターゲット・イヤー

つまり、
リタイアメントの時点になると、

どのタイプの
ターゲット・インデックスファンドも、

株式ETF 40%
債券ETF、短期金融資産等 60%


の【資産配分】とするのだそう。


what is indices


そして
(ココからが重要なのですが、)

さらにそこから20年をかけて、
資産配分を【保守化】させていき



すべてのタイプの
ターゲット・インデックスファンドで
ファイナル・ポートフォリオが、

株式ETF 25%
債券ETF、短期金融資産等 75%


となるように設計されています。


これって、
日本人のライフプランの
イメージに直すと、

65歳
『ターゲット・イヤー』!

株式ETF 40%
債券ETF、短期金融資産等 60%

85歳
『ファイナル・ポートフォリオ』!

株式ETF 25%
債券ETF、短期金融資産等 75%


というふうになりますね。


そう、この85歳時点こそ、
(定年退職後の)
ポートフォリオの見直し、

ポートフォリオの
第二回目の保守化】に当てはまります。

80~85歳で
ポートフォリオの見直しを行うとは、

『80代で人生が終わるなんて
考えないほうがいいよ・・。』

というメッセージそのものだと思います。


CreativeDestruction4.png


(わたしは時々、
愕然とすることがあります。

自分が80歳になるまでの32年間に、
いったいどの程度、
医学の進歩があるのだろうと・・)



<現役時代>
積極的なポートフォリオ

<60歳時>
ポートフォリオの保守化・開始

65歳(定年退職)
ポートフォリオの保守化(第一回目)

<80~85歳時>
ポートフォリオの保守化(第二回目)



上記、あくまで
教科書的なひとつの『ひな形』ですが、

長い人生の中で、
何度かポートフォリオを
変遷させることが、
これからの時代、当たり前になってくるでしょう。

しかし、
それもこれも、

若い時から資産運用に親しみ、
現役時代は
積極的なポートフォリオで
資産形成に励んで・・・、

という【前提条件】があって
成り立つことなのです。

(ここ、伝わっていますね?)

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55歳時からポートフォリオの保守化は図れるのか?


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